主張すること

 キレても、どうにもならない。冷静に言いたいことを主張しなければいけないと思います。とくに日本人は論理的な思考ができないですから、応答が感情的になることが多いです。感情的になることは別に悪くないのですが、その行動の背景にしっかりとした論理がなければ、行き場のない感情を処理できなくなります。海外などでトラブルが起こった際、納得できなくてもあきらめた、という経験のある人は多いと思います。
 しかし、納得できていないのであれば食い下がるのが本筋です。それは相手が日本人だからとか外国人だからとか、上司であるからとか親子であるからとか、そういうことにはまったく関係がないと思っています。食い下がれない原因が語学力であれば、やっぱりそれは残念だなぁと思います。もっとも、もちろん下調べは必要です。主張の論理の裏付けになるものですからね。
 今年のトラブルの1つ目は、空港駅でマイマルチ1より17ドルも高い不必要なマイマルチ3を買わされたことです。結構食い下がったのですが、切符の販売員がうそを言うとはふつう思いません。モナベールはシティだよ!去年は使えたぞ!と言っても、先方に「いや田舎だもん」「いや去年がキセルなんじゃない?」と言われると、確かに自信が持てなくなりました。旅行前にはっきりとチケットの有効範囲について調べなおしておくべきでしたね。結果的には高いチケットを購入させられましたが、久しぶりにカラナラにも行けたし、よかったと思います。
 もう1つはメルボルンからシドニーへの移動です。身体障碍者の方が乗られる関係で、座席が変更になりました。そんな連絡は受けていないからふつうにチェックインしようとしましたが、自動チェックイン機では搭乗券発券済みと表示され、チェックインできません。文句を言って有人窓口で並んでいるうちに、チェックイン時刻を過ぎてしまいました。その後、自身の番が回ってきたとき、係員は「時間が切れているから無効ね」と言いました。そのときにきっぱりと「発券もしていないのに発券済みと出てくる機械がおかしいんじゃない?いったいいつからチェックインしようとしたと思ってるの??」と冷静に言い返しました。キレてるよ。キレてはいるけど、口調はつとめて冷静です。それでも係員は「ジェットスターの間違いじゃないのか」などといい加減なことばかり繰り返したけれど、予約券とパスポートを見せて、やっと発券してもらえました。そうして最後の旅客として搭乗口に10分と9秒前に着くと、搭乗券のバーコードが読み取りエラーになりました。あれ?と思ったら、係員が発券したチケットがそこにおいてありそれと変更になりました。その際にやっと、身体障碍者の方の利用のため座席が変更になったため、搭乗券を発行しておいたと聞いた次第。なんでこの話が自動チェックイン機で表示されないのか、あるいは有人窓口で聞けないのか。ありえない話だと思いましたが、とりあえず乗れてよかった。いやな思いしかしなかったため、もう二度と利用しませんけれども。
 なにはともあれ、主張することが身を守ることにつながります。主張しないということは、相手のいいなりになるということにほかなりません。
2015.10.27記