OPALカードの考察(続)

以下に記載の内容は、2016年9月5日の運賃改定により、利用不可になりました。



変更点
・1利用が、電車・バス・フェリーを乗り継いだ最終地点まで(90分以内は1旅行):従前は違う乗り物に乗りかえた時点で2利用目
・同じ乗り物の乗継では運賃は通算され、違う乗り物を乗り継ぐと2ドル引きになる:従前は、乗継割引なし
・月曜日午前4時から通算して9回目以降の利用は半額:従前は9回目以降無料


以下、従前の記載内容


 1日15ドルが上限であることと、8回利用すればそれ以降は無料というものを組み合わせると、どのようにするのが最も安いのか。この8回の利用には当然ながら運賃を払わないものは含まれません。8回運賃を払えばOK。しかし、初乗りが2.1ドルですから、7回利用して14.7ドル。もし、オンピークの鉄道(3.4ドル)や、2区のバス(3.5ドル)が絡んだ場合、8回目の乗車が有料乗車になりませんから、次の日にまたがることになります。なんとか1日15ドル上限と8回利用特典を併せて獲得できないだろうか。そのように思い、知恵を絞ってみました。
 日本航空を利用すると朝の6時30分前後に着陸するはずです。その後、税関、手荷物検査等があり、早い人でも7時40分ごろ、遅い人だと8時20分ごろの出場になるでしょうか。その空港から400番のバスに乗り、バンクシアに向かいます。バンクシアで降りるのはかなり難しいですが、知っていれば問題ありません。ざっくり言うと、鉄道の高架下をくぐってぐるーんと急カーブを曲がったらSTOPボタンを押せばよいです。オフピークは9時からなので、8時51分の電車はオンピークなので見送り、9時になったら改札を入場し、9時1分発の電車に飛び乗ります。まあ、これを逃してもまだ9時11分に各駅停車は来るので、それほど致命的ではないかもしれません。バンクシアでは、9時41分発までは10分ごとに来ます。その後は本格的な快速運転が開始され、30分に1本しか停車しません。逆に言えば、急行と各駅停車しかない時間帯であれば、バンクシアで降りてもロックデールで降りても同じということになります。両者の違いは、ロックデールでは他の客もぞろぞろ降りるけれど、バンクシアではほとんど誰も降りないということと、バスで国際線からロックデールまでは2区になってしまうため、1日で8本有料乗車するということが不可能なことにあります。
 バンクシアからセントラルで降ります。これは、バンクシア=セントラルが鉄道1区ぎりぎり(10km)であることも影響しています。隣の駅のタウンホールまで行くと2区のため運賃があがり(2.94ドル)、この構想は使えません。セントラルで降りて、ライトレールに乗ります。セントラルからグリーブまでは1区(2.1ドル)ですが、敢えて隣の駅、キャピトルスクエアで降ります。3分です。そこからはバスに乗り、セントラルに戻ります。こちらは1分。しかし、同じ乗り物ではないため、運賃は通算されないことになります。
 それを繰り返していくと8回目の乗車の際、0.04ドルを支払って15ドルの1日上限に達することになります。4セントに過ぎませんが、有料乗車であることがミソ。公式ページにはpaid tripが8回乗車積算の対象となると書かれているため、4セント払えば問題ないと思われます(full fareとは書いていない)。これにより、8回規定を満たすためこの週はそれ以降、どれだけ乗っても無料ということになります。空港からの利用を含めつつ、わずか2時間で乗り放題オーパルの完成。インチキ!などと言わないように。貧乏人の知恵というやつですよ。もしこれが、バンクシアで8:51の電車に乗っていたら、あるいはバンクシアで不覚にも9時より前に改札を通っていたらどうなるでしょうか。オフピーク割引の適用外になるため、3.4ドルの支払いになります。そうすると7回目の乗車で15ドルの上限に達するため、翌日の1本目は有料になります。4.5ドルの違いですが、これが大きいのですよね。この場合、たとえば翌日、1停留所だけ乗ってバスを降りて、別のバスに乗り継げば2.1ドルで済むじゃないかと言われそうですが、60分以内の乗り継ぎは1乗車としてカウントされるため、乗り継ぎの停留所で60分以上待たない限り4.5ドル取られてしまいます。北東部にはバスしかないため、電車やライトレールに乗り換えるという手段も使えません。念のため。

【要点】


※空港アクセスでこのルートの逆は不可能です。ロックデールで通勤客でいっぱいになり、バンクシアからは400番に乗車できないため。お昼なら可能ですが、朝夕の飛行機の時間帯にはできない。ロックデール乗り継ぎならば可能です。


2015.10.20記