遺伝子組み換え食品

遺伝子組み替えて、結局ど〜なの??


現在、主な遺伝子組み換え食品といえば、コメ、とうもろこし、大豆、綿花、菜種、ジャガイモなどですね。
いくつかは日本でも公認されていますが、研究段階にあるものでも南京豆、イチジク、みかんなど、様々なものが取り上げられている。

食品の品種改良は、近代農業史の上でも重要な位置を占める。
かつて沖縄や九州などでコメが作られていたけど、そのころは北陸や東北などでコメを作るなど夢物語とされていた。
しかし、品種改良を重ねに重ね、新潟や山形、秋田などは日本でも有数のコメ産地となった。


品種改良と、遺伝子組み換えはどう違うのか。

簡単に言えば、遺伝子組み換えは品種改良の一種です。
品種改良のための手段の一つとして、コメなどがもつ遺伝子を組み替える。
そうしたことで耐寒性・対害虫性などを高めることで生産性があがる。
副次的には農薬の散布減少につながり、農家の健康を損ねることも少なくなる。
それが遺伝子組み換えという技術です。

例えばBT10、BT11という遺伝子組み換えのコメがあります。
従来のものと比べて生産量は6〜9%向上した。
農薬の使用は8割も減った。
農薬は従来の品種であれば季節ごとに4回撒かなければいけませんでした。
BT11などは植えてから収穫までに2回程度で済む。
農家の健康被害などは減りますね。


現在、盛んに指摘されていることは健康問題、そして安全問題。
現在では目だった報告はないとはいえ、なにしろ人体や環境に対してどのような影響があるのかわからないからです。
摂取してからでは手遅れになるようなケースも出てくるかもしれない。
まるで現在のアスベストなどのように。
そのせいか、現在商用で使われているのは綿花ぐらいです。
飼料用という但し書きつきで、とうもろこしやコメなどにも使われています。


しかし、中国では輸出用の食用コメに遺伝子組み換え食品が含まれていたことが発覚したりしました。
あるいは、路地で不正に遺伝子組み換えコメが売られる例もある。
一般人が遺伝子組み換え食品とそうでない食品を見分けることは不可能であるうえ、一度混じってしまえばもう分離することは不可能である。
従来品と遺伝子組み換え食品の交種によって、大きな影響を及ぼしうる健康被害が起きないともいえないだろう。


将来の安全を取るのか、それとも生産性を取るのか。
農産物市況の逼迫が誤った道へと世界を導くことがないよう願うばかりです。
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