塩ビの現在

ダイオキシンと無関係とは言わないが・・・


少し前のことになりますが、ダイオキシンが大問題になりました。
なにしろ毒性の強さに加えて、その安定性がとんでもない。
もう出来てしまえばどうしようもない、まさにそんな存在です。
まるで核燃料廃棄物のような扱いをされていました。

ダイオキシンに含まれるのはハロゲン元素。
変なねーちゃんある日狂ってセッ●ス乱発。
じゃないや。それは希ガスだった。He,Ne,Ar,Kr,Xe,Rn。
ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン、ラドンの覚え方です。
ハロゲンは「ふっくらブラジャー愛の後」でしたね。
F,Cl,Br,I,At。
フッ素、塩素、臭素、沃素、アスタチン。
その中でもフッ素、塩素がダイオキシン源として問題となりました。

我々の生活で一番身近な塩素源は食塩ですね。
その次に石鹸(洗剤)、壁タイルでしょうか。
タイルや包装容器などに塩化ビニル(以下塩ビ)がふんだんに使われており、これらがダイオキシンの源だ!とまるで悪の根源であるかのごとく、塩ビは総すかん状態を食らいました。

しかし現在、環境庁によって「ダイオキシン問題における塩ビの影響は軽微にとどまる」とされています。
O157問題の際のカイワレ大根などのときもそうだけど、批判するときだけ火をつけて、あとは知らん顔。
大臣やお役人など、そんなものなのです。

塩ビはリサイクル法も確立され、塩ビとして再利用あるいは食塩へと転換される目処が立ちました。
再び塩ビにライムライトが当たる日が来るのかもしれない。
しかしそのころ、いったいどれぐらいの人が塩ビダイオキシン騒動を覚えているだろうか。

p.s. まさに同じことが地球温暖化だと、自分は思うわけです。
炭酸ガスに温室ガス効果がある、などと言ってみたところで、実は何年か経てば窒素や酸素やアルゴンのほうが地球温暖化への影響は大きかった、そんな結果が出るかも知れない。
資源を浪費しないという意味でマイナス6%運動には賛同しますが、それが地球温暖化を防ぐとは自分は全く思っていないのです。
This page is written in HTML 4.0