忌まわしき発表経営の再来

ライブドアが近鉄を買収したいとか発表した。
正気の沙汰とは思えない。
ライブドアの決算をみると、前期の利益は13億円(※)。
近鉄の赤字は40億円。
このまま球団を抱え込むと、宣伝効果がでるどころか倒産です。

その昔、ITバブルに沸いたころ、ソフトバンクが同じようなことをやっていた。
連日のように「○○をする」って発表するのである。
中身は全然たいしたことはなくても、それでも株価はストップ高を続けた。
それでバブルが去ったらどうなったか?はもう皆さんご存知でしょう。
長い目でみたら、結局元に戻るんです。

星野前阪神監督は、ライブドアウェルカム、なんて発言をしてましたけど、全く賛同できない。
なぜなら、財務状態からみればどうみても本気の発言ではないからである。
買えなくても、発表しただけで連日新聞とかでとりあげられ宣伝効果は抜群。
買収したあとどうするのか、と堀江社長が記者団に東京証券取引場で質問されたときも、「球団の株式公開」とか「選手に自社株購入権の付与」とか、意味不明な発言ばかりでてきて耳を疑った。
赤字の球団が単独で株式を公開できるわけがないし、そんな株の購入権を選手に付与したところで、経営になんのプラスももたらさない。
それに日本では親子上場が蔓延しているので麻痺しがちですが、親子上場なんて資本主義の原理原則から考えて、ありえないことです。
はっきり言って意味不明。
お前いい加減にしろよ!ってテレビとかみて思いました。はい。




(※)ライブドアの決算書を精査すると、資産の部が過剰計上されているように感じます。
棚卸資産の多いこともさることながら、金融関係の資産が理解できないぐらい多い。
恐らくは粉○決算と思われます。
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