変わり身の早さに驚く

一昔前まで、デフレデフレと謳われ続け、構造デフレ問題を解決しない限り好景気は訪れない、というのが経済評論家の総意みたいなものであった。
しかし何か構造デフレを解決するようなことが起きたのだろうか?
自分の思いつくところでは全く何もないのだけど、好景気は訪れかけている。
株は最安値から70%ほども上げている。賃金もあがってしまったし地価は底を打った動きを見せている。
いまの経済評論家は「景気が上向いている」なんてのんきに謳っているけど、あんたらつい1年前までなにをいっとんたんじゃ!と突っ込みたくなるねぇ。

デフレを抜けたら抜けたで、また日本経済には問題が山ほど起こる。
まずは国債問題がそうである。
いっときの国債バブルは、まじで目を疑うものだった。
そりゃーデフレになるやろ・・・って感じの銀行・生保からの採算割れの買いオペが相次いだ。
いまやそのころと比べて、国債の利率は倍ほどになっている。
景気が回復したら国債に投資するより企業融資とかのほうが収益があがるから、どんどん国債離れが続く。
大量発行が続き、いっこうに減る様相をみせない国債は、いつまで市場としての形態を保てるのだろう?

年金問題もそうである。
高齢者が増え続ける日本で、さらにデフレがとまったとなると、給付総額はうなぎのぼりに増えることになる。
年金財政は実質的に破綻しているのにこんなことが起こったら、その事実を国民の目からそらし続けることができなくなる。
政府与党に妙案はあるのかねぇ?
いや、目を背けさせ続けることの妙案じゃなくて・・・・・ね。
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