新生銀、再上場

売り出し価格は525円。初値は飛ばして872円!
引値は827円。
にしても、約1.6倍になっているわけで。かつてのNTTを彷彿させるものがある。

新生銀からみの話題が最近豊富である割に、意外と知られていないことがある。
それは、厳密に、税金がいくら投入されたのか、ってこと。
国会答弁資料では4兆337億円とされている。
しかし、各新聞社、雑誌社の報道では、7兆〜8兆円という水準になっている。

金銭贈与 35880億円(債務過剰分の処理に使われた。もう帰ってこない税金)
資産買収 30628億円(旧長銀が持っていた株式や不動産などを買い受けた)
瑕疵担保  8630億円
資本注入  3700億円(返納済みの466億円は除いてある)

これを合計すると、7兆8738億円になり、財務省発表の数値と全然かけ離れてしまう。
資産買収など、今後どうなるかわからん数字の部分もあるんだけど、少なくとも現時点でいくら注入したか、って問われたら、1円単位で答えられるのが普通ではないのだろうか?
厳密にはわからない、などと言い訳を言って数字を公表しないのではなく、現時点ではいくらで、将来的には●兆▽▽億円まで増加、あるいは減少する可能性がある、とすべき。
財務省の人間に限ったことじゃないけど、税金使っておきながらその使途・額はわからんとか、なめたことしすぎ!

新生銀には、税法上のメリットもある。
旧長銀が前身となっているから、長銀時代の欠損額を現在、および将来の法人税の支払いに宛てることができる。
今後五年間、新生銀の法人税額はほぼ0だろう。
似たような現象は日産などでもみられるのではあるが、今回はさすがに事情が異なると思う。
8兆円も公的資金があれば真新しい銀行を作れたはずで、そうすれば新生銀と同様に真っ白な銀行ができ、それには繰り延べ欠損金なんてないからである。
新生銀の時価総額は1兆円を超えた。
リップルウッドが投資した10億円の企業は、3年そこらで1000倍になったわけだ。
その投資手腕には素直に脱帽ですわ。
ただ、税金を外資に売った当時の金融監督庁、柳沢伯夫大臣は許せないが。


久々に柳沢ネタ。

国会答弁で柳沢は、長銀売却の折にリップルと日本国との間に結んだ契約条件を開示するように民主党側(浅尾慶一郎)から求められた。
当時の金融担当大臣、柳沢は「我々としては国民のために、クリアにしたいところだが、リップルとは守秘契約を結んでいるから無理。」と答弁。
浅尾は日債銀(現あおぞら銀)の件について同様に契約条件を開示するように要求、柳沢は同様に拒否しようとしたが、浅尾は先方の取締役と電話を済ませており、公開しても構わないとの返答を取り付けていた。
柳沢は顔色が変わって、「我々の都合というものもありますので、答えられない」と逃げた。

ありえんよ。。。。マジで。
我々の都合ってなんなんだよ!お前は国民の代表者だろ!
そんな元大臣の柳沢さんはいまごろどうしてるんだろか?
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