ペイオフと郵便振替口座

っていうか、結構な人数は持ってるのよ。たぶんね。

ペイオフがらみで名前が一挙に有名になりました。
表題の「郵便振替口座」でございます。

一般で認識されているのはどういったことか?と言うと、恐らくは2つでしょう。
ん〜。ペイオフ対策でライムライトを浴びるようになったのだから、当然でしょうが。
んで、お金持ちはみんな口座を作ろうと郵便局に走ったそうな。
おいらみたいな小市民には関係ありませんが。
この1年で郵便振替口座の金額がどれぐらい増えたのか、っていうと、信じられないぐらい増えています。
1年で倍増ですから(2003年1月7日 日本経済新聞)。
おいらは、なんか変だよなぁ、と思いました。


いま、郵便局の貯金業務では新・総合通帳の「ぱ・る・る」がメインのサービスになっています。
切り替えをしていない人でも「ぱ・る・る」の表紙のついた通帳を渡されるから、ややこしいといえばややこしいですが。

「ぱ・る・る」の表紙をあけてみてください。
印影の下にご利用欄、っていうのがあって、何個か○がついていると思います。
大抵の人は「郵便振替口座開設」に○がついていると思います。
○がついてなければ、「ぱ・る・る」の表紙であっても、実は切り替えをしていません。
「ぱ・る・る」特有の140円全国送金サービスなどは利用できない、ってことですね。

そうなんです。大抵の人は意識していないうちに「郵便振替口座」を持っているのです。
じゃ、「ぱ・る・る」って何なんだ?ってことになりますね。

備考欄に「通常貯金ご利用の上限額」っていう欄があったり、あるいは通帳繰越のときに「移替基準額」っていうのが書かれると思います。
普通の人は1000万円になっていると思います。
違う金額にしたければ、郵便局で申し出れば金額を下げてもらえます(上げてもらうことはできません!法律違反です!)。
でも、実は1000万円以上預けても、エラーにはなりません。
郵便局から「ご利用限度額を超えています」という案内は来ると思いますが、全然かまわないのです。

「ぱ・る・る」っていうのは、
(1)1000万円までの通常貯金を受け入れられる総合口座、と、
(2)無尽蔵の貯金を入れられる郵便振替口座(電信扱いのみ)
この2つがセットになったものなのです。



通例、お金はみんな総合口座のほうに入っています。
移替基準額を超えた分は、自動的にもうひとつの「郵便振替口座」に入ります。
出費などで移替基準額に余裕ができると、郵便振替口座から自動的に総合口座にお金が移ります。
利子の点で一番有利なように、自動的に移し変えてくれるのです。


「ぱ・る・る」は送金全国一律140円っていうのがウリです。
(使っていない人も多いとは思いますが)
これは、「ぱ・る・る」に組み込まれている郵便振替口座のほうを使います。
通常貯金に10万円入れている人が2万円を送金しようとした場合、2万円が総合口座から郵便振替口座に移し変えられ、送金されます。
(厳密には送金ではなく口座振替と言います)


貯金・定期貯金などを使いながら、送金などのサービスも使える。
新・総合通帳の「ぱ・る・る」っていうのは、2つの口座をミックスしたものなんです。
その上、利子面で有利なように、また、送受金などが滞りなくできるように、自動的にお金の移し変えまでしてくれます。
スグレモノですね。
当たり前のように使っている人はかなりを占めると思いますが、こういうことって結構知られていないような気がします。
だから、ペイオフでも安心(爆笑)

※もちろん、小市民のおいらには関係ありません(o_ _)o


移替基準額(1000万円)以上預けられないという風に一般では認識されている面があるようですが、そうだとするとまずいことになります。
たとえば第三者が自分の口座にお金を送金しようとした場合、送金を完了する前に「その送金をしても受け入れ側が移替基準額(1000万円)に達しないこと」を確認しなきゃいけなくなります。
もし、それでオーバーするとなると、その送金は受け付けられないことになります。
そうなると、その送金しようとした人間に口座残高を推測されてしまう、なんてことになりかねません。
実際には、送金を受けた場合、移替基準額(1000万円)に空きがあれば全部そっちに送り、もし移替基準額を越えてしまう場合、超えてしまう金額についてはそのまま郵便振替口座に残ることになります。

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