研究の奥底

もしおいらが卒業できなかったらどうなるんだろう?ってちょっとまじめに先輩に聞くと、

「いいじゃないか君はなにやったって食っていけるんだから」

との返事。
うーん。確かにいままで食いつないできた仕事業種は結構あるけどさ・・・悪い言い方をすると結局どれをやっても頓挫したってことなんだよね。
理系人間なんて大学・大学院って進むにつれてどんどん奥深く研究しているように見えるけど、実際は視野が狭くなっていってるだけだ。
狭く、深く。と、広く、浅く。どちらかしかないのです。
広く、深くやれればいいけど、そんなことできっこありません。

おいらが大学(あるいは大学院)を出たって、専門外の職種につけば結局は「高学歴プー」なのである。
はっきり言えば金と時間のかかったフリーターだろう。

何をやって生きていってもいいと思ってるけど、折角だからいままでのものを何とか生かしていきたい。
面白いところまでなかなか到達しないから億劫になりがちだけど、深いから価値がある。
最近の子供はゲームに飛びつく傾向が強いらしいけど、それはちょっとやっただけで面白い面が拾えるからだろうね。
実際奥は浅い。すぐに飽きる。
そうして別のゲームをやって、また繰り返し・・・

将棋や囲碁なんて、ルールがややこしくていまいちぱっとしないから入門者にはすごく敬遠されるが、実際やりはじめたら奥の深さじゃ全然ゲームなんかと違うね。
底が見えないものね。

まあ、おいらがゲームの本当の奥底をみていないだけかもしれないけど、とりあえずとっつきやすい=奥が浅い、とっつきにくい=奥が深い と思っている。
そういう意味じゃ、今やってる研究なんて奥深すぎていまだに面白い面すら出てこない。
いままでこんなに掘っても掘ってもチンプンカンプンさっぱりわけわからなかったものなんて他に例がないだろう。
自分の頭がすっかり悪くなったなぁ、なんて思ったりしたけどたぶん研究なんてそんなものだろう。
このままずっとやっていけば、いつかはそういう面白い面を拾えるかも知れないなぁ。
そう思っているからまだ大学をやめずに済んでいるんだろう。
就職してからもこういう思いを忘れずに居たいものです。
とにかくあとは、悪い頭を駆使して鉱脈にたどり着けるかどうかがすべてだね。
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