人工血液

輸血のストックが足りないと言われていますが・・・


血液不足が深刻化しています。
とはいえ自分のように欧州に行ったことがある人間は献血できないのでどうしようもないですね・・・
国内で需要が賄えるよう、献血へ協力願うしか有りません。

輸血には制限があって、O型の人はO型の人からしか血液をもらえないが、O型の血液はすべての型の人に受け入れられます。
血液でもこうした拒絶反応はあるものの、臓器ほどではありません。
臓器移植は拒絶反応が強く、なかなか進みません。
人工のものなど腎臓ぐらいですものね。
それでも透析などが必要で、まだまだ心もとない。


現在人口血液として開発されているのは、ペルフルオロ化合物。
人の血液の3倍もの酸素溶解度を有し、逆に一酸化炭素などの影響を受けることもない。
その上拒絶反応などもないため、希少血液型の人に対して役立つ。
日本でいると実感がないですが、宗教上の理由で輸血を受けない人たちにも用いることが出来ます。
実際に1960年代に開発されて以来、世界で多くの人命を救ってきました。
血液不足で重症の際にこれらの人工血液を輸血しても、基礎代謝(骨・筋肉・血液)は日々体内で作られます。
数ヶ月もすればこれらの人工血液はきれいさっぱりなくなり、新しく作られた正常な血液が体内を巡るようになる。

また、輸血に使う以外にも用途がある。
例えばウイルス性の病気で血管にウイルスが繁殖したとき、薬物の過剰投与などで血管に過剰な異物が入ったときなどに「ろ過」をする目的でこれらの化合物を使うことができる。


このペルフルオロ化合物、実はフロンの親戚だったりします。
炭化水素ということばがありますが、その水素をすべてフッ素に置き換えたもの、それがペルフルオロ化合物です。
フッ素(ハロゲン)は高価なためペルフルオロ人工血液はそれほど広範な利用はされていませんが、人工血液の技術も年とともに新たな代替物が発見されたり開発されたりしていくのでしょうね。

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