海水再利用技術

海水とはいえ、あらゆる県で水が簡単に手に入る日本はレアな国家なのよ。


自分は生まれたのは阿久根(鹿児島県)ですが、育ったのは香川です。
ここ数年、天候の影響を受けることが多くて気になります。
大雨で浸水することがあったかと思えば今度は記録的な渇水。
地球温暖化の一端であろうか。

地球の温度が上昇すると、水が蒸発しやすくなり積乱雲ができやすくなる。
そして時には洪水、浸水の原因となる。
去年の福井・新潟豪雨、今年も東京で豪雨がありました。
台風・ハリケーンも地球温暖化が遠因と言われています。
地球温暖化が進めば上昇気流はどんどん激しくなる。
それだけ個々の台風・ハリケーンが強くなるということです。
(台風は大型小型・強い弱いの2つの指標で形容する。小型で非常に強い、などもありうる。)

香川はもともと瀬戸内海気候であり、雨が少ないのが特徴です。
だから古来から池が農業用に使われていた。
雨が降らない時期が少々続いても貯水池があれば農業・居住の用は足りたのです。
しかし工業化が進み、水需要が増大するとそれを口実にダム建設が全国で進むようになった。
四国も例外ではなく、早明浦ダムという四国随一のダムがある。
その貯水量は2億8900万トンで全国4位。
四国2位の大渡ダムが2000万トン程度なのでその差は歴然としている。
この早明浦ダム、高知にあって香川と徳島への水供給の源泉となっているのですが、貯水率が下がり水危機が深刻化していました。
貯水池は農業用にこそ利用されるものの、衛生面などの問題から飲用には用いられませんでした。
早明浦ダムの貯水率は台風14号の影響で0%→100%と回復したので一息つきましたが、台風がこなければどうなっていたことかわかりません。


沖縄は昔から川が少なく、水の確保は喫緊の問題として捉えられてきました。
海水の淡水化技術が実用化されているのは日本では沖縄だけですしね。
沖縄では海水が処理され飲用・工業用・農業用、すべての用途に用いられています。
日本では海に面してない県のほうが少ないのだから、これらの技術を全国展開とは言わないまでもある程度広げていくというのは自然な選択肢ではないだろうか。
瀬戸内は雨が少ないのだからよく水不足に悩まされます。
香川や愛媛はもちろん、大阪もよく水不足に陥ります。
こうした地域だけにでもあらかじめ海水処理施設を備えておくことが国益につながると思うのですけれどね。
This page is written in HTML 4.0