ダイエットと健康(その62)

見慣れない単位ですが

日本に住んでいるとほとんどの食品のカロリー表示はKcal表示です。
たまにCalと書いているものもありますが、これはKcalと同じ意味です。
Kはキロで、1000倍を表す言葉です。
1km=1000m、といった風に。
Calという表示はカロリーのCを大文字にすることで1000倍の代用としているのです。

しかし海外では、キロジュール表示などというのもあります。
kJと書かれています。
見慣れない日本人からすると「は?」という感じです。
関係ないですがほかにも海外では賞味期限などを見間違える人が多いようです。
17.6.5などと書かれているのを見ると17年6月5日のことだと思いがちですが、そうではありません。
2005年6月17日という意味なのです。(6.17.5という表示のときもあります)
表示が逆になっています。年が一番最後に来ているのです。
知らないということは怖いことですよね。
気をつけましょう。

それはさておき。
KJ=4.2×kcal、です。
つまり100kcalの食品は、KJ表示では420kJと表示されるということになります。
630kJと表示されている食品ですと、逆に4.2で割って150kcalということになります。

いきなり数字が増えたなぁ、なんて驚かないように。
2200kcal=9240kJ(男子のだいたいの摂取カロリーの目安)
1700kcal=7140kJ(女子のだいたいの摂取カロリーの目安)
になります。
併記してくれているものは便利でいいんですけどね。


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