せっきーの世紀末

/(^o^)\日本ヲワタ/(^o^)\

2012/09/30(日)   管理職のエキスパート

 極度にプラグマティックなので、利益にならないことが大嫌いである。この世でもっとも嫌いなものは拍手と土下座。どちらも、一円にもならないんだもの。それでいて相手に無理を強いたり、あるいは無理をさせられた対価としてなされることが多い。対価としてまったく釣り合わない行為なので、こういう行為を見るにつけ「ふざけるな」と思ってしまう。思いつつ、それを表面に出すことなく拒否してしまう。
 プラグマティックって書くと格好いいけど、日本語にすれば実利的である。もっとも、日本語で書いているのに意味が理解されない言葉も多いけどね。「吝嗇(りんしょく)だねぇ」と言っているのに、なぜか「恐縮です」なんて答えが返ってくることが多い世の中だもの。吝嗇の意味を辞書を引いて確認したほうが絶対に良いと思う。「ドケチだねえ」って言われて嬉しい日本人はいないだろうに。英語圏で過ごしているとどうしても知らない単語だらけだから、「○○ってどういう意味?」と聞くことが多いんだけど、仮に日本語だとしても絶対に聞くよね。「えっ?吝嗇ってどういう意味ですか?」って。
 男女は平等であるなんて言われているけれど、名目上はそうであっても、やっぱり女性にはできない仕事があったり、女性にしかできない仕事だってあるのが普通だよね。そこを無理に法律で平等を強いるってのは非実用的なんじゃないかと思うわけで。女性はやっぱり人に対してソフトだし、丁寧。心配りなんかも男性の比ではないと思う。
 その一方で、やっぱり力強さとか俊敏さって意味では物足りないのは事実である。力は身体の骨格に依存するものだからどうしようもないとしても、いざ忙しい時に女性の動きが緩慢で物足りない。そういう経験のある人は多いと思う。「そうですよねせっきーさん?」なんて久しぶりに会った知人に言われたんだけど、まあ確かに、実際そうだわな。人をよく見て、使っている人はやっぱり正鵠を射ていると思う。その欠点を黙ってカバーすべく、俊敏に動ける彼はやっぱり違うなあ、プロの管理職だなあと感心したものだ。

2012/09/29(土)   名文句

 座右の銘を聞かれることがある。自身の座右の銘は「目に見えるものは皆虚構」であるが、あまりにディープ過ぎるためか、真意が理解されることが少なく困る。もっと言えば、「真実なんてどこにもないのよ」(by スァフィー=アイズリ)ってところなんだろうか。
 そういうわけで、知人の座右の銘を借りることが多い。「1をあげると10になり、10をもらうと100になる」。愛なんて形にならない非常に抽象的なものだけど、ふたりの気持ちはひとつのものを一億倍にも、一兆倍にもできる。それぐらいすごいものなのである。
 自身にひたすら忠実に生きている身としては、今は他の人のことを好きになれない状態である。場に4枚枯れた国士無双でなぜか全ツッパしているようなもの。人生が愚形、だなんてとある麻雀屋のトイレに貼られていたけれど、上がり牌がもうないのに、なんで聴牌形を崩して、七対子にしてでも和了りにいかないんだろう?脇の人たちが自身を見るとこう見えるみたいね。
 とある秀才のそれは「バスと女は去ったら追うものじゃない」。追いかけようがないものはどうすればいいんだろう。ちなみに今年もシドニーでバスを乗り過ごしたことは何度かあったが、そのうちの何度かは別の路線バスを使って、乗り過ごしたバスに追いついて乗車していた。今住んでるわけでもないのに800以上の路線とダイヤをすべて覚えているのはきちがいだなんて言われる(笑)。たぶん、自身は女もひたすら追っかけるタイプなんだろうね。和了目がないのは承知の上なので、あしからず。ただ、親には申し訳なく思っている。

2012/09/28(金)   プラスチックの袋

 山梨でスーパーに行くと、どこでもレジ袋は有料である。最初はそのことを知らなくて「なんて不親切な店なんだ」と思ったが、条例で決まっているんだね。レジ袋削減がどれだけ環境のためになるかどうかはともかくとして、そういう方向性もありなのかな?と思った。
 山梨系列のスーパーでも、長野店内の店に行けばレジ袋がただでもらえる。山梨で5円払うのと同じものが、である。そういうわけか、山梨からきた人がレジ袋の山を見て驚いていた。毎回5円払っていると思ったらしい。そんなわけないって。
 日本のプラスチック袋って丈夫だと思う。香港とか台湾に行けば分かるけど、まあまず袋をくれないものね。しかももらえても超ペラペラで薄い。ゴミにされたときの生分解速度が段違いだから薄くしているということだけど、普通に持っているだけで底に穴が開いたり手で持っている部分が切れたりするのはさすがに困る。
 オーストラリアもマイバッグの国。レジ袋は無料だけれど、ほんととにかく薄いんだよね。そういえばマラソンのときの手荷物預けの袋だって、穴が開いて水とかGUとかがなくなっていたんだった。しかもよくよく考えれば、去年も穴が開いていたんだった(何もなくなってなかったけど)。来年以降オーストラリアのマラソンに出る人は、日本のプラスチック袋を持って行って、それをあの手荷物専用の袋に入れた二重構造にしたほうが絶対に良いと思う。

2012/09/27(木)   京急

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(カジノ行き路面電車。いくらなんでもダイレクト過ぎないかい?正式駅名はStar Cityなんだからさ・・・@シドニーセントラル駅 22時半ごろ撮影)

 首都圏の鉄道に乗る機会がほとんどない。この前はほんと久々に京成に乗った。それも空港第二ビルから日暮里までだから、ほとんど全線と言ってもいい距離だよね。通学で吉祥寺=駒場東大前、通勤で成増=霞が関を使ったけど、ほかの路線ってほとんど乗ったことがない気がする。
 京急なんてほんとその典型例で、泉岳寺から横浜までしか乗ったことがない。南のほうには上大岡とか金沢文庫とかYRP野比とかがあるのは知っていても乗ったことなんてない。それでも京急はいつもすごいものだと思わされる。事故の確率も低いし、復旧も圧倒的に他路線より早いからである。
 京急はいまだに全面機械化を拒んでいて、災害時には人による指示がスムーズに出せるんだよね。先頭車両は動力編成で重い。12両とかなら分かるけど、4両の普通までそうしているし、乗りいれてくるほかの会社の車両にもそれを求める徹底ぶり。こうしているのはもしものときの災害に耐えるためなのだが、そのまさかが残念ながら現実のものとなってしまった。
 怪我をされた方々は大変だろう。大雨なのに電車を止めなかったのはなぜかと責める声もあるだろう。それでもやっぱり、京急だから死者もなく、車体がトンネルと衝突するようなこともなかったのだとは言える。他社みたいにアルミ軽量で非動力車だったら、それこそトンネルの入り口に突き刺さるような格好になっていた確率がかなり高いわけだし。もちろんそういうことは各社とも把握しているから運休あるいは減速運転に切り替えるんだけど、そうすることでほかならぬ乗客が文句を言うんだよね。某都知事も、東日本大震災のときにJR東日本が早々と全電車運休を決めたことに文句をつけ許せないなどと発言していたけれど、人命軽視の都知事と人命重視の鉄道会社ではスタンスが180度違って当たり前というものだろう。
 災害に強い京急だが、復旧にかなり手間取っている様子である。異常気象で局地的な集中豪雨も頻繁に見られるようになったし、なにより山の斜面が自社の所有地ではないのだから対策も大変だろう。それでも京急であれば、今回の惨事を乗り越えてまた力強い運転をしてくれるものと確信している。

2012/09/26(水)   乖離

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(優先座席に貼られているポスター。独特で、なぜか何度も何枚も撮ってしまった。STOP the 官僚社会!)

 自民時代が終わったのは三年前。厳密に言えば、もっと前に終わっていたのだろう。それを象徴するのは細川連立政権の誕生。ただ、自民は社会党を連立与党から引き剥がすことで、選挙を経ることなく与党に復帰した。このことがすべての間違いの始まりだった気がする。自社連立を経て、自自、自公(保)なんて時代もあった。衆参とも単独過半数なんて時代は小泉時代を含めても存在しなかった。
 自民党総裁選が行われた。良くも悪くも日本の縮図だな、と思ったのが正直なところ。党員票で過半数を獲得した石破が同2位の安倍に敗れ、安倍が新総裁になることが決まったからである。過敏性胃腸炎なんて病名は医学的に存在しない。医師もひどいものだが、辞任の原因を野党の小沢代表(当時)の責任にしていたことに言葉を失った。当時はなんでも衆院再議決の時代。野党の意向など聞き入れることが念頭に全くない政治音痴には総理などとても無理だった。
 そもそも決選投票を国会議員だけでやるのなら、国会議員票の上位1・2名、つまり安倍と石原で決選投票にするのが筋というものではないのだろうか。何のための地方票なのかよく分からない。地方は安倍では選挙を戦えないことはよく知っている。緊迫しつつある東アジア情勢を更なる昏迷に陥らせることも目に見えている。首相就任後、戦後レジームからの脱却といいつつ、アメリカによる日本の更なる植民地化へと舵を切った。国内経済は極度に疲弊し、株価は数十年ぶりの安値をつけた。
 地方の意志が明確に示されているにもかかわらず、中央では別の意志決定が行われる。国民の意志も脱原発、反TPPなど明確に示されているにもかかわらず、中央の官僚には全くそこを考慮するつもりなどないのと同じである。野田の再選も結局、民主党内の都合である。内向きな両党が今後、選挙をいずれ戦うことになるのだが、いったいどの面さげて地元に帰ってくるつもりなのだろう。この4年間で与野党が実現したのはたった一つ、消費増税だけだが、「増税を達成しました!」と胸を張る候補は日本のどこかに現れるだろうか。

2012/09/25(火)   似て非なるもの

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(バーズウッド駅の構内踏切。逃げ場がないのですごい怖いです。)

 具合が悪くなってきつい薬を投与されたと書いた。これを飲むと副作用がほんとひどいのよね・・・。そういうわけで付帯薬も服用するものの、抑えきれずひどい下痢に。眠れないほどなので相当である。
 処方薬がビオフェルミンRという名称だった。市販のビオフェルミンとどう違うんだろう?と思う。名前だけだとRがついたらリメイクかなんかかな?と思うものね。タロットマスターとタロットマスターRの違い?なんて思うもの(思わないって)。Rがついて簡単になり過ぎ、我々プロは間接的に大損こいたもんだなぁ。
 もうひとつ投与されたものがバファリンA330というものである。これも市販のバファリンとどう違うのか、いまいち判然としない。ビオフェルミンもそうだけど、名前が同じで効能が同じだから、何のために高い処方薬を使う必要があるのか、分からないんだよね。どういう違いがあるのか、さっぱりわからん。
 そう思い詳しく調べてみると、やっぱり処方薬のほうが効果が限定的だけど、併用のときのことを考えて作ってあるんだね。全然知らなかった。確かに市販薬を併用して重篤に陥ったら大問題だしなぁ。知人には薬学部を出た人間も多いけれど、その辺のこととかも詳しいんかなぁ?なにはともあれ、早く症状が治まってほしいと願っている。

2012/09/24(月)   堅い信念?

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(アーマデール線で使われるマンジュラ線の車両。2両か2+2の4両編成が基本のところに3両の電車が入ってきたからびっくりした。2両じゃ積み残しが発生するからということらしいけど、それにしても・・・。丸い顔つきが独特である。)

 信念が堅いと言われる。ストイックすぎると言われる。言われるぐらいなんだからそうなんだろうけど、別に自身としてはそうありたいと思ってしているわけではないのである。単純に、自身にとって合理的、人道的な行動を採ろうとした結果に過ぎない。
 国や大企業に付く生き方ってのは楽だし、簡単だろうね。実際、自身もそういう立場にいたわけだから。昨日も書いたけれど、全力で国民を騙し、あるいは全力で税金をキックバックさせる。その生き方がその人が定年を迎えるまで、あるいは年金をもらい続けて死ぬまで続くのであればよいけれど、もしそうでないのならどうなのか。自分はよくても、自分の子孫がクーデターで殺されるかもしれない。そういうことを考えている人ってのはほとんど見たことがない。
 サステイナブルケミストリーという言葉がある。持続可能な化学、という意味である。化学は人類に繁栄をもたらした一方で、水俣病やぜんそくなど、社会に大きな爪痕を残してきた。化石燃料もこの100年のうちに地球ができて以来の半数以上を消費してしまった。そんな社会が持続可能なはずはない。今のうちに切り替える準備を進めなければいけない。食糧、エネルギー、その他すべてにおいて、である。
 現在の日本で採られている愚民化政策というのはサステイナブルではないのだ。今の国、あるいは大企業というのは高年齢層にとってみれば最強(最凶)の組織だけれど、間違いなく50年以内には瓦解している。経団連のボンクラこと米倉などはそのことを身にしみてよく知っているはずだからこそ、あんなに毎日必死なのだ。現体制の破綻は必至だからこそ自身はその側に付くことをやめて、ひたすら自身の価値を高め続けることに明け暮れている。自身は別にストイックなのではない。将来の激変、激動に耐えるためには今のうちに必死になってやれるだけのことをやっておかないと生き残ることができないからそうならざるを得ないだけなのである。

2012/09/23(日)   歴史は繰り返す

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(7年前、2両編成×1時間に4本。現在、6両編成×1時間に12本。現在、絶賛10両編成工事中。こんなに混んでる電車だなんて、ほんの数年前からはとても信じられない。)

 水俣病からもう56年以上が経つ。未だに症状に苦しんでいる人たちもいる。年齢的に小児のときに被害を受けたわけだから、充足した人生を送ることができたかと言われると答えに窮してしまう。今でこそ国も責任を認め、補償も受けられるようになったものの、そこまでの道のりは並大抵ではなかった。
 水俣周辺で猫などペットが大量に死に始めた。奇形児が大量に生まれた。奇病も続発した。国やチッソはその原因が有機水銀を含んだ魚類の摂取にあるということを知っていながら、全く責任を認めようとしなかった。必死に安全をPRし、反対派を収監したり、暴行を加えるなどして問題の表面化を遅らせた。対策の遅れが被害を拡大させ、社会的大問題になってしまった。
 いまの原発問題もまた、まさにそうである。首相が収束宣言をしたものの、何の根拠によるものなのかも分からない。4号機には原爆100個分を超える核燃料が置かれている。すぐにでも取り出しを始めないと制御不能の事態になりかねないが、とり出すための装置が完成するのは東電いわく来年の12月だ。当然、もっと遅れることもあるだろう。とり出す前に天災が起こり、建屋が崩壊するなどすれば即座にアウト。日本はおろか、アラスカ辺りまでは人が住めない地域になるかもしれない。
 原発事故のあと、食べて支援などとわけのわからないキャッチフレーズが生まれた。絆、ということばも流行った。食べて支援と言って癌になるのは食べた当人なのだから勝手にすればよいが、東北産の野菜を置かないスーパーに行政指導が入り、経営者は措置改善命令を受け、逮捕までそそのかされたというではないか。復興のために必要なのは汚染されたものを売ることではなく、一刻も早く原発を真の収束状態に持っていくこと。そして、水俣病のときのような被害を最小限にとどめるため、汚染食品の流通を極限にまで抑え込むことである。今から50年経った後、自身は愚かな行政を回顧することができる状態にあるだろうか。

2012/09/22(土)   無意味な選挙

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(トランスパースの電車内の掲示である。おさるかわいい♪)
(反社会的行為は許されません。もしそれらを見かけたり、脅されたりしたときは92209999に電話をしてください。=尖閣領海侵犯ではどこに電話すればいいんだろか?)

 民主党の代表選が行われ、野田が代表に再任した。まもなく自民党総裁選も行われることになっているが、谷垣が出馬を断念する事態に追い込まれている。しかし、誰か別の人間が総裁の座についたからと言って更なる展望があるように思えない。
 韓国の竹島問題、中国や香港、台湾などの尖閣問題。もっと前にはソ連との北方領土問題も抱えていた。島国である日本はいたるところで領土問題を抱えているのである。そもそも、沖縄や小笠原諸島はアメリカの管轄下だった時代もあった。そのころ尖閣はアメリカの管轄下だったのだから、当然尖閣は日本領である、というのが日本の主張である。
 実効的な支配権を持っているだけで十分であるのに、愚かな地方自治体の首長が島を購入するなどと言い出した。地方自治の在り方からすれば考えられない暴挙で、度重なる失言もあり、なんでこんな知事が何選もするのかと呆れてしまう。ともかく、その首長がしたことは実効支配を無意味にする愚挙であった。その息子はまた自民党総裁選で頓珍漢な発言を繰り返している。遺伝というものは確かに存在するのだなと思ったのであった。
 韓国大統領の竹島上陸がまさにそうだけど、国内基盤が脆いとポピュリズムに流されたり、ナショナリズムに頼ろうとする。自民総裁選でもナショナリズムをねちねち語っている候補者ばかりだが、それまで領土問題を何一つ解決できなかった集団が言っていてもまるで説得力がない。どうせ総裁選でどんなことを言っても、いざ総裁、あるいは首相になったとしてもその通りにやることなど考えられないのだから。
 3年前の衆院選。あのときの公約がいったいどれだけ具現化したのだろう。180度方向性の異なる政策も国会を通過したりした。両党の代表・総裁選と同じく、衆院選も参院選も、選挙前後で言うこととやることが全く異なっているんだから、もう選挙なんて無駄じゃないか。そう呆れてしまう毎日でありながら、少しでも国民目線に立った政治家に一票を投じたいと思っている。

2012/09/21(金)   体調不良

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(McIverにて撮影。あれっ??と思った。日本で言う誤幕である。東京発新大阪行きのぞみなのに博多行きと出しているようなもの。)

 四日市にいたころはほんとに3〜4か月に一度は高熱の症状を出していたものだった。今はそれが一年に一度のペースにまで落ち込んで(落ち着いて)いるので有りがたい。転地療養の甲斐があったというものだろうか。
 とはいえ、その一年に一度がまさに来てしまった。具合が悪いなと思って医者に行くと例の薬を処方されたからである。久々に聞く名前ではあっても、やっぱりショックである。ちなみに前回は去年の10月。ほぼ1年ぶりである。
 おとなしくしておけということか。走りに出たい気持ちを抑え、のんびりと屋内で座って過ごすことに。秋が深まってくる毎日で、気持ちの良い日差しがありながらも家事に専念。急がば回れというものだろうね。

2012/09/20(木)   クーポン制度

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(最大手ウールワースでの買い物で、店員が勝手にシールを貼ってくれたのだった。$4→$3に。)

 某コンビニチェーンで使える値引きクーポンが今日が期限だった。そんなわけで1枚だけ使ったが、別にクーポンを持っていなくても買う商品だったので、純粋に得しただけだった。クーポンがなければ買わなかった、って人ももちろんいるだろうけど、そんなに多数派だろうか。ちなみにこの系列では頻繁にこの手のクーポンを配布している。
 オーストラリアでも、ウールワースというスーパーで同じようなサービスをやってたね。商品にクーポンシールを貼れば値引きが受けられるというもの。そんなものを知らない自身は平然と列に並んでいたが、レジの店員がわざわざ貼ってくれたので助かった。でも、これって趣旨に反していないだろうか。客が貼ることでお得感を植え付けるためのものだと思うのに。
 ちなみにオーストラリアではもうひとつの大手スーパーがあり、自身はそのもうひとつのほうが好きである。ウールワースは最大手で、豪州の全雇用の5分の1を占めるという大企業だけれど、なんだか好きになれなくて・・・。コールズは夕方などになると値引かれる生鮮品の値引き率が半端でなく、90%とか80%とか平気で引いてくれるので助かる。3ドルのドーナツ6個入りが50セントとか、ありえない金額になっているものね。ウールワースなんて、5割引きすら滅多にないもの。
 グルーポンなんて企業があったなぁ。ポンパレとか。クーポンを提示すればお得になるというスタンスにどうしても立つことができない。ひねくれているわけではなくて、純粋にそのものの経済価値を数学的に計算すれば、クーポンを使おうと高いものは高いし、クーポンを使わなくても安いものは安いのだ。プリウスが安すぎるのと同様、販売側には値段の適正な付け方というのが理解できていないとしか思えない毎日である。

2012/09/19(水)   王座戦第三局

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(マラソンの受け付け会場のタウンホールを正面から撮影。修復中なんだけど、ご丁寧にフェンスに絵まで描いている)

 王座戦第三局が盛岡で行われた。わざわざニコニコ動画のプレミアム会員に登録してまで見るほど。このカードは期待大なのだから、無理もないことだと思っている。
 しかし対局は羽生が快勝。なんともはっきりしない将棋だったけど、先手の利を常に生かしていたという指し回しだった。渡辺は△3一玉〜△3三桂の構想がどうだったか。角が全く働かなくなってしまったからね。
 これで羽生は2勝1敗とし、王座奪還に王手をかけた。第四局は渡辺の先手。前回は羽生の9手損戦法が炸裂したというか、渡辺が自滅したと言うか、そういう対局だったので、今回はどうなるのかと思っている。
 こう言ってはなんだけど、渡辺は竜王戦の防衛一本に絞っているのかなぁ。王座戦では精彩を欠くことが多いように見えて、ちょっと残念な気持ちもある。まだまだ熱い両者の対局を多く見てみたい。将棋ファンなら誰しもがそう思うことだろうけどね。

2012/09/18(火)   カネまみれの社会

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(キャピトルスクエアホテル。ホテルと言いながら、2階に見えるように段ボールが山積み。ここはいわゆる昔の秋葉原のような、PC関係の部品を扱う店が密集する建物になっている。)

 日本人は投資しない投資家として知られている。しかし、人口比で見れば日本人の投資している割合は相当なもので、アメリカ人やヨーロッパ人よりはるかに高い。総中流社会の名残なのかもしれない。もっとも、株価の下落が著しすぎて売るに売れない状態になり、凍死している人が多いのかもしれないが。
 アメリカの株価が高すぎる。アップルの700ドル越えをはじめとして、全般的になぜあんなに買われるのかが分からない。アメリカの場合はあれだけ貧富の差があるので、株を買うのも売るのもほとんど、ごく一握りのお金持ちだけである。彼らは自分の都合のためだけに政策催促のために株を売ったり、大統領選など政治的な思惑だけのために株を買ったりする。
 一部の金持ちだけに翻弄される市民は悲惨である。そういうアメリカ社会の構図がはっきりと見えているだけに、今までに一度もアメリカには行ったことがないし、今後も行くことは絶対にないと思っている。もともと社会が閉鎖的で個人主義。市場は閉鎖主義、外交は独善主義。アメリカの何が良いのか、さっぱりわからないもの。
 日本では原発ゼロ政策が閣議決定されず、もぬけの殻になりそうである。経団連などをはじめ、独善的な団体が政策決定において主導権を握っている構図には相も変わらず疑念を禁じえない。アメリカに行きたくないと思うのと同様に、日本には二度と住みたくない。帰国したとたんにそう思う国家というのはどれだけ情けないことか。

2012/09/17(月)   【番外編その11】宴の終了

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(グレートバリアリーフ)

 いつもは最寄りのショッピングモールにあるインターネットステーションでネットにつなぐのが常だったが、なんと今年行くとなくなってしまっていた。話を聞くとなくなったのはつい最近ということである。ディレクトリにもまだ記述は残っているが、ないものはしょうがない。他の所で接続するのもいいけれど、面倒くさいのでしなかった。
 飛行機が朝早いため、今日は市内のホテルに泊まることに。レースが終わってから13時にチェックインし、必要ない荷物を置くと同時にシャワーも浴び、ひと段落する。ついでにブレッドトップというパン屋に赴いて、今日の飛行機用のパンも購入しておく。このパン屋はシドニーに数店あるが、味がよく日本人にも合うし、安いのでお勧めである。
 ホテルで無線ランに接続できたので、近況をアップデートしておく。無制限で8ドルのプランしかないため接続しっぱなしだったけれど、おかげであやうく寝過すところだった。なにしろ1時半まで起きていたからね。今日は4時38分に電車に乗る必要があったんだけど、気づいたら4時24分。寝坊である。一瞬蒼くなったが、これぐらいは想定内。想定すんなっちゅーのと言われそうだけど。次の電車は5時4分。これでも十分に間に合うはず。
 そんなこんなで空港についてチェックインしたが、なんと1番目。もう数本後でも何の問題もなかった・・・のかなぁ。窓側か通路側か聞かれたが、珍しく窓側を選択することに(いつもは常に通路側)。8時の飛行機に乗るというのに5時20分にはもうインサイトへ。買いもしない免税店でひたすら徘徊。ぼーっとしていた。
 しかし飛行機がいつものことながら遅れる。恒例行事といえばいいんだろうか。はっきり言えばやってらんないんだけど。だって、定刻通りに帰れてやっと終電だからね。遅延してしまうと家に帰れない。なんとかしてくれと念じたが45分遅れ。あんまりにも遅延が続くので、ジェットスターの利用を考えなおさないとダメかな。かと言って国際線で利用可能なのはと言えばエアアジアぐらいで、豪州国内線だとタイガーかバージンブルーか。タイガーはシドニーには運航していないし、バージンブルーは高い。どうしようもない。
 成田に到着してジェットスターアジアの機体を発見。日本でもピーチとか格安航空が増えてきているけれど、遅延や欠航が常態化するようなことがないように願いたい。そんな願いをよそに、搭乗飛行機の成田到着が大幅に遅れる。終電接続にかなりシビアな予定だったので、空港内の混雑ぶりにすでにげんなりの様相。まずターミナル間輸送の電車が大混雑で、2回待たないと乗れない有様。それが済んでも入国手続きも長蛇の列で、ここで15分あまり喰ってしまう。時間は19時37分。税関を見ると人・人・人で長蛇の列。もうこれはダメだと諦めかけたものの、運よく預けた荷物をすぐに見つけ税関に猛ダッシュ。ちょうど新しくあいたブースになだれ込み、税関は運よくすぐに終了。それでももう残り3分しかない状態だったが、なんとか地下行きのエスカレーターに乗り、京成の改札口に駆け込む。もう19時44分発のスカイライナー46号は入線しているようである。はぁはぁはぁはぁ。なんとか間に合った。こんなにしんどい旅はいつ以来なのかも思い出せない。なんとかなった!遅れないように願うのも利用者として当然かもしれないけど、利用者としてももう少し余裕をもったスケジュールにすべきだったか・・・と思ったのだった(笑)

(番外編おわり)

2012/09/16(日)   【番外編その10】第12回シドニーマラソン

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 フルマラソンに参加した。最近はろくすっぽ練習できていなかったのでとにかく不安だった。7月26日の事故の前までは2日に1回、16kmランを行っていたが、それ以降は2週間に1回のペースでしか走っていない。こんな状態で完走できるのかと不安だった。走らないと脚力は低下する一方だからね。プロの指導者である小出監督によると、平日に10km×3+土日のどちらかに20kmを二カ月続ける、すなわち週に50km走るを二カ月続けてやっと完走できるレベルだというのである。残念ながら自身の練習はその半分にさえ満たない。
 パースで8km走り、シドニーでも毎日5〜8km走ったが、本音を言えばもっと走りたかったというのが実際のところ。ただ、強風だったり雨だったりで走れなかったというのが実情である。正午に走りだして寒いと思うなんて本当に考えられない事態だった。レース当日に着るウエアにしても、初夏のものしか持っていない。去年は暑いぐらいだったのに、今年はウエアにも苦労しそうだと観念した。よっぽど受付のときに長袖を買おうかと思ったけど、なにしろ高い。長袖のランニングシャツが安いもので60ドルで高いものだと100ドルを超えるのである。靴にしても最低100ドルって感じだし、6つ買ってみたエナジードリンク(GU)もあわせて18ドル。何にしろ高いのである。半袖で我慢することにした。
 しかしレース当日は快晴、22度もあった。4:47のベンディバスに乗ったが、途中で満員になりバス停で待っているランナーは乗ることができなかったようだ。通勤時に通過するなら分かるけど、早朝なんてバスは30分に1本しかないからね。さらに言えば、30分待っても乗車できる保証がない。いつもは遠距離利用を恨めしく思うものだが、今日に関しては違った。
 ハーバーブリッジの閉鎖に伴い、終点に切り替えられたノースシドニーから臨時電車に乗り、出発地点のミルソンズポイントへ。まだ6時前であり、寒い。長袖長ズボンをはいたまま、とりあえずトイレを済ませる。しかしハーフマラソンに出る人で長蛇の列。それどころか、6時20分にハーフマラソンの号砲が鳴ってもまだハーフマラソンの参加者がいっぱい並んでるし・・・。これはひどい。いくらファンランだとしても、もう少し余裕をもって行動するもんだろう。
 やっとのことでトイレを済ませ、記念品の無料シャツをもらおうとしたが、サイズがXXLしかないという。こんなことならトイレの前に取りに来ておくべきだった。帽子は無事ゲットできたので、よしとしないとダメかな。日焼け止めをもらい、長袖長ズボンを脱いで荷物を預ける。まだ6時50分だが、Cブロックのスタート地点に並んでおく。ちなみに申告タイム順にA,B,Cのスタートに分かれていて、まずは川内のような招待ランナーがスタート、そしてABCの順にスタートするのである。Cグループだとスタートまでに10分かかることも覚悟していた(去年はそれぐらいだったから)。
 7時20分ごろ、3番のゼッケンをつけた川内が登場。どのゲストよりも大きな拍手で迎えられる。英語と日本語のアナウンスがあるぐらいだし、日本人の参加も相当なもんなんだろうね。スタート地点にいる両隣が日本人だったし。っていうか、そのうちの一人はなぜかハーフ用のゼッケンを着けている。種目を間違っていることにさえ気づけないんだろうか。途中で止められないかと不安になる。
 7時30分にスタート。スタートロスは3分23秒ほど。ばらけない集団にいらつくことはなく、とにかく最初は流すことを徹底する。最後尾スタートなので抜きたい放題で、抜かれることはないだろうし(笑)。去年に次いで二度目となるハーバーブリッジを通る。去年はここらへんですでに辛かったかも。。。今年も練習量は相変わらず足りないが、そういう辛さは全くなかった。もっとも、辛さを感じないスピードで走っているせいだけど(笑)
 高速をぐるーんと回ってサーキュラーキーへ。相変わらずここは絶景である。ハイドパークの狭い道でやや渋滞。去年はこんなところは通らなかった(エリザベス通り沿い)だったのに、今年はコースが変わったんだね。路線バスの運行のためなんだろうけど、あまりに狭すぎてまいった。9km地点で塩飴をひとつ舐める。次いでオックスフォードストリートに出る。道がいっきに広くなり、集団がバラけるので徐々にスピードを出していくことに。タイラースクエアを過ぎて14kmぐらい、1時間20分ぐらいの地点で川内とすれ違う。黒人1人とデッドヒートを繰り広げている。あまりの速さに茫然としただけだった。三人目ははるかに後ろだった。このタイミングでスポーツ羊羹をひとつ食べる(170kcal)。15kmの給水で喉を潤し、ちょうどよいタイミングである。もちろん食べた後のことまで考えている。
 その後、NSW大学に近づくにつれてだんだんと道が狭くなり、4時間のペースランナーを筆頭に起こっている大渋滞に巻き込まれる。ペース的に追い抜きたいのは山々なんだけど、アホみたいに横に広がっていて迷惑なことこの上ない。自身も余力を残すことを優先し、あえて抜かずに集団についていく。もう一度オックスフォードストリートに出るまでは我慢である。それにしても4時間のペースランナーの多いこと。5人はいたんじゃないかな。それについていく集団はだいたい80人ぐらい。それだけの人数が、せいぜい横に6人しか走れないところでわざわざ走行を妨げているのである。迷惑というしかない。18km地点で塩飴をさらに1つ補給する。ハーフ通過時のタイムは2時間0分20秒。スタートロスを考慮すれば、同じペースでいけば4時間ちょうどで完走できる状態である。当然である。渋滞原因のペースランナーはそれが仕事なんだもの。しかし、22km地点で左足に違和感。マメができた。間違いない。見たところで走り続けるのは同じなので、気にせず走り続けることに。
 オックスフォードストリートに再度出て、道が広がったことを受けてこれらの集団を一気に抜かす。再びハイドパークの狭い道を通ったが、もう人は完全にバラけていて、渋滞ということもなかった。31km地点、オペラハウスが見える地点に出る。ここがゴールだったら・・・なんて思ったが、ここからが長いのだ。とはいえ体脂肪が豊富で朝食前ランニングが習慣だった自身にはもうハンガーノックになることはないという確信があった。そういうわけで、スポーツ羊羹をもう一つ補給してからさらにペースを上げ、なんとか4時間以内のゴールを目指すことに。
 だんだんと抜く人数が多くなっていく。もちろん、最初から人に抜かれることはないので、レースが始まって以来抜き続けてばかりなのだけど、これが気持ちいい(笑)。ばてて抜かれる一方になるとどれだけ辛いことか。あとでオフィシャルサイトで知ったが、後半だけで700人も抜いているとは思わなかった。なお、全参加者は2800人ぐらいである。ともかく、どんどんと抜けることが活力になり、足も軽やかになったのは事実である。去年はバテバテだったロックス以降も気持ち良く快走。最大の難関であるアンザックブリッジが目に入る。
 高橋尚子、Qちゃんが金メダルを取ったときにスパートした坂なのである。これがもう想像以上にシビア。高速道路なんだから当たり前だけど、走っててあんなに辛いとは思わなかった。ちなみに去年は平然と歩いていた(笑)。ここではじめて1kmあたり6分を超過(6分4秒)。後ろに4時間のペースランナーの集団はまるで見えないし、このままのペースでも4時間ゴールは可能だけど、可能な限りはタイムも出したいよね。願わくば3時間45分のペースランナーまで抜きたい。その一心でスパート・・・したかったけどやめた。スパートすると肉離れをもたらす危険性が高いと懸念したからである。こういうとき、念入りに調整出来ていればスパートしても問題ない身体になっているんだけど、なんとももどかしい。だが、どうしようもないというもの。練習が足りないのは自身の責任に他ならない。
 38kmを過ぎた補給地点で、昨日1個3ドルで買ったGUが大量に置いてあったので、持って帰るつもりで5個あまりゲット(笑)。それまでの給水所では他のランナーに取られてしまっていておいていなかったのだ。これだけでも、随分人を抜いたんだなぁと思った。一気にスパートは無理だけど、徐々にペースを上げていく。39km地点、サセックスストリートに再び入ればあとは下りと平坦な道である。あとは水さえ取り忘れなければ大丈夫。いや、水を取り忘れても大丈夫。ペースを落としたランナーを拾い続け、オリンピックでいう中本のような走りだった。
 ロックスに再び入り、ハーバーブリッジをくぐる。オペラハウスが見えた。2段ロケットの2段目に突入である。狭い道にもかかわらずほぼフルスパート。っていうか、余力を残しすぎである。もっと前にエンジンをかけることができれば3時間45分も無理ではなかったかもしれないのに。サーキュラーキーの駅が見えてからの最後の1kmで抜いたランナーは50人以上。気持ちのよい爆走だった。最後は手を広げてオペラハウスでフィニッシュ。3時間50分18秒(公式グロスタイム)。タイムが目的ではなかった今回のマラソンだけど、まあそれなりの成果だった。
 ペットボトルの水とエネルギードリンクをもらい、完走メダルをもらう。完走Tシャツ(Mサイズ)とアイスバーももらう。サンデーテレグラフももらう。何もかももらいまくり(笑)。その後、日陰に入り入念にストレッチ。かなり無理をしたから、疲労を低減させておかないと明日以降に響くからね。準備運動も大切だけど整理体操はもっと大切。30分あまりかけて終わらせた後、荷物を受け取りにいくと袋の底に穴があいていて、昨日買ったGUなどいくつかのものがなくなってしまっていたのだった(苦笑)。でも必要なものはちゃんとあったので一安心。無事にレースが終わってホッとしている。


5km 給水
8km 給水
9km 塩飴1つ
10km エナジードリンク
13km 給水
14km スポーツ羊羹1つ
15km エナジードリンク
17km 給水
18km 塩飴1つ
20km エナジードリンク
23km 給水
25km エナジードリンク
27km スポーツ羊羹1つ
28km 給水
31km エナジードリンク
34km 給水
38km エナジードリンク
41km 給水

前日の夕食(19時〜)後: ガスター10(1錠)
21時就寝(トウイーズニュー(ビール)360mL)1缶

3時起床 はちみつトースト4枚、ガスター10(1錠)
両乳首にばんそうこうを貼る(ぎふ清流ハーフマラソンの反省)。
3時半〜4時半 ストレッチ
4:47 バス乗車
5:58 会場到着
6:40 荷物預け
6:50 スタートライン整列
7:30 スタート
11:20 フィニッシュ
12:20 昼食
13:00 シャワー・着替え

<ウエストポーチに入れていたもの>
○スポーツ羊羹4つ(2つ消費)
○塩飴(不二家レモンスカッシュ塩)3つ(2つ消費)
○GU(パワーエイド、1つで100kcal)3つ=(レース中は使用せず)
○ガスター10(1錠)=(レース中は使用せず)
○パスポート(に、以下のものを挟んでいた)
・10ドル札1枚+5ドル札10枚
・ばんそうこう2枚=(レース中は使用せず)
・きずパワーパッド2枚=(レース中は使用せず)
・ウイークリーマイマルチ1(電車・バス・フェリーの一週間パス=販売価格$43)

<預けたもの>
○GU3つ(なくなった)
○長袖上着
○スウェット(下)
○シャンプー・洗顔フォーム・バスタオル
○替えのトランクス、ズボン(短パン)、Tシャツ
○360mLの缶ダイエットコーラ
○水500mLの入ったペットボトル

2012/09/15(土)   【番外編その9】プレゼン

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(フィッシュマーケットでの昼食。シーフードチャーハン13ドルと生ガキ6つ=7ドルであわせて20ドル)

 採用試験?の一環として、今日は大学で行われる学生の発表を聞いて、すべてに対して質問をしろと言われた。すべてってのがまた、こっちの世界だなぁと思う。門外漢であっても何か言え、というのはこちらでは当然の思想だけれど、日本人には馴染みが薄いかもしれない。実際、自身も最初は戸惑ったしね。それでも、これぐらいのことができなければ到底無理な業務なのは間違いないだろう。
 腹をくくったのはよいものの、いきなり最初のプレゼンが会計学のそれである。これが理系の人間に対する仕打ちかよ・・・と絶句しながらも会計資格を持っている自身には何の問題もなかった。専門用語だって、ああ、これって日本語でいう貸借対照表のことなんだな、とか分かったからね。分からなければ質問の内容も低レベルにならざるを得ないけど、分かっていればそれほど問題にはならない。
 次の発表は文化学のもの。これもまた、随分とシビアなものである。さっきの会計のものとは違い、専門用語が全くと言っていいほど分からない。プリカンブリア紀とかカンブリア紀って言ってるんだよなぁ、と思っても、質問のときにはその単語が頭に出てこない。見当違いな質問をし赤っ恥をかいてしまう始末。しょうがないと諦めるしかないか。まあこんなことは日本の大学でも見られる光景なんだけどね。しかし最後まで、決して理系のプレゼンが見られることはなかったのであった。

 
 日本では書店が減っている。書店のない市町村もかなり増えた。もちろん長野とて例外ではない。インターネットで買えるからよいのだ、という向きもあるんだろうけど、やっぱり対面販売のよさはなくなってみないとわからないものである。
 こちらの書店は価格が店によって完全にまちまちである。それどころか、同じ書籍であっても同じ店舗で値段が違うなどザラである。定価という概念がないので、たまに値引き交渉が通じたりもするが、あまり成功しないしいい顔もされないのが事実である。ひとつの本を買うとき、とにかく多くの店で値段をチェックするのがこちらでの流儀である。
 QVBのすぐそばに日本の紀伊国屋書店がある。かなりの大規模店で、3階の一フロアをほとんど占拠するほどの広さなんだけど、ここの収益源は日本語書籍ではないかと思う。2週間遅れの週刊少年ジャンプやサンデーが700円あまり、一般の新書は3000円前後で売られているが、多くの日本人が買い求めていく。日本料理のレシピなどは多くの外国人にも求められていくし、もちろん英語版もかなりの取り揃えぶりである。これだけ繁盛していれば同業者が来ることもあるのかと少し前までは思っていたけれど、今では絶対にないだろうと思うようになった。日本で儲からないのに、海外に出てる余裕なんてないだろうから。紀伊国屋は優良子会社を持って良かったなぁ、と思う。
 その紀伊国屋の前に、一番星という日本料理屋がある。日本料理というよりは、ラーメンやどんぶり物を扱っている店なのだけど。7年前からたまに来ることがあるけれど、やっぱり当時よりは値段が上がったね。当時はカツ丼なんて8ドルぐらいだったのに、今日頼んだら11ドルちょうど。外国人の客もかなりおり、ラーメンが人気のようである。どんぶり物を頼んでいる外国人はかなり珍しいほうで、どんぶり物を頼んだ時点で日本人確定、みたいな処理を店員はしているようである。
 この店も、紀伊国屋と同じように競合店が出来るんじゃないかな?と思っていたんだけど、なかなかできないみたいね。ウィンヤードにはラーメン屋があるけれど、ここまでの規模の店はできない。定食を食べるのであればちょっと歩くけれど入り組んだ道のところにある店(折り紙)のほうがはるかに安く、量も多いんだけど、土日はあいにくお休みなんだよね。紀伊国屋といい一番星といい、競合店ができればかなりの影響を受けることが確実の二店舗が、今でもわがもの顔でニッチの市場を独占しているのを見るとプリカーサー(先駆者)ってのは偉大だなぁ、と思うのであった。

2012/09/14(金)   【番外編その8】仕事のこと

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 日本ではTOEICなんてのが重要視されているみたいだ。はっきり言って何のためにあんなものが必要なのか、さっぱりわからない。ざっくり900点を取れない人を弾くために使うとかならわかるけど、管理職試験で550点以上が必要とか、意味がわからない。自身に言わせれば、TOEIC550点なんてあってもなくても全く同じである。何の差別化にもなっていない。
 今はIELTSにいろいろと心を砕いている。永住権を取るためにはどうしても必要だものね。試験はリスニング・スピーキング・ライティング・リーディングの4つの部門につき、それぞれ1〜9の9段階評価で評価される。亡き親友のようにオール9なんて取れるはずもないけれど(現地人でさえ無理だ)、まあそれなりのスコアはとれるようにはなった。IELTSの結果が1違うと、永住権取得時の費用が100万円以上変わってくるからね。現金に直結するので必死である。
 母校で講師をやると年に800万円、准教授で年1050万円、教授で年1500〜1800万円と言われている。それだけの給料に見合う働きをできればよいのだけれど、働きってのがどういうふうに評価されるのかも確立されていないのだから無茶苦茶である。研究業績もさるものだけれど、教官をはじめ優秀な学生を輩出できたかとか、質の良い講義を行えたとか、多くの点から評価してもらいたいものだと思っているが、どうにも大学側には変えるつもりなど全くないようである。たとえばわいせつで捕まっても減給3000円を1カ月とか、ふざけた処分しか行われない。
 そんなふうに大学に対して疑念を持っている自身が海外の大学で教員探しに応じようというのだからまあ、すごい時代になったもんだなぁと思ってしまう。講師は10カ月契約で年換算580万円というところ。有給は無しでシック(病気休暇)が10日。まあこんなものか?とは思ったが、物価が狂乱状態のシドニーで、はたして暮らしていけるのか。それだけは疑念を禁じ得なかった。
 7年前と比べても、公共交通機関は2割以上上昇。その他のサービスも最低で1割、ものによっては3割以上も上昇している。580万円の価値は物価上昇や税金、年金などを差し引けば260万円前後である。ここから家賃と生活費と定期代を払って、と考えるといったいどうなるだろう。定期が60万円だから、月に7万円の部屋に住んだとして、生活費が116万円。余った分が貯金ということである。って、ほとんどないんだけど・・・。
 関係ないけど母校ではポスドクなどの2カ月契約が盛んである。本当は3カ月契約なんだけど、一か月前に解雇通知を出すかどうか決めるので、実際の研究期間は2カ月しかないということ。って、どんな優秀な学生でも2カ月で成果を出せるほど、この世界は甘くないよ。かくして、使い捨てのような状態になっている。失業対策として国からはみっちりと補助を受けているらしいのだが、育てる間もなく捨てることに対して国からの指導は入らないのかと強く疑問を抱いてしまう。10カ月契約というのはビザの関係でそうなってしまうんだけど、あまり短期間というのも環境的に自身のためにもならないしなぁ。いろいろと現実的なことを考えると困ったものである。

2012/09/13(木)   【番外編その7】荒天

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(今年のマラソン受け付けはタウンホール)

 10マイル走を計画していた当日なのに、強風のうえスピットと来たもんだ。それでも決めてあったスケジュールなので走ったけれど、なんと昼食前(笑)。いつものことを思えば信じられないが、12時だってのに寒いんだからどうしようもない。起きたのが8時ぐらいで、朝食のハニートーストを食べたのが8時半ぐらいだっただろうか。
 とりあえず決めてあったコースを一周、と思ったが、道路工事のため通れない。仕方なく迂回して、別の道を使ったもののここがひどい急こう配。2kmかけてのぼる高さを200mで上っているんだから当然っちゃー当然なんだけど。太平洋沿いに出るとものすごい強風。帽子が飛ばされてしまい、カフェでだべっていたカップルに拾ってもらう始末。で、この道をこのままいけばいいんだっけ?と思っていたら行き止まり。うーん、どうも袋小路にはまってしまったようである。それでもなんとか土地勘に物を言わせて無事に終了。最後は8車線ある道路を無謀にも横断。車がいないのは確認してたんだけど、やっぱり怖かった。車は時速80kmぐらいは平気で出してるからね。

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 「すべての新快速、通勤快速、快速が山中渓に停車します!」

 恩智に住んでいる知人と賭けをしていた。内容は、恩智に停車する区間準急ができるか否か、であった。ちょうど難波・奈良線に区間準急が導入された時期で、知人は自分の利益のためだけに大阪線にも区間準急を導入すべきだと熱く主張した。それに対し、自身は否定した。それは以下のような論拠からである。阪神と相互乗り入れしている難波・奈良線は短編成化が不可能であるから、コスト削減のためには運行距離を縮めるしかない。しかし大阪線にはすでに4両の普通も準急も急行も走っており、節電のためには短編成化をさらに強化すればよいだけの話だからである。もちろん、八尾、山本、高安の3駅連続停車という大阪線の特殊事情も計算に入れていた。八尾で折り返せるならともかく、高安行きじゃ効果も乏しい。折り返しの2駅差で必要乗務員は4人は変わってくるからね。
 しかし結果は御存じのとおり、今春には一杯おごらされる羽目になった。まさか!というほど意外でもなく、3:2ぐらいであるかもな?とは思ってはいたんだけど。かくいう自身は山中渓在住である。山中渓といえばJRで大阪府唯一の無人駅、利用客も最少。桜の時期でもなければ客はいないと言われているところである。
 そんな自身に、衝撃的なニュースが舞い込んできた。だって、全部止まるとか、ありえんでしょ?もちろんこれは事実ではなく、比喩である。自身がオーストラリアにいるとき、山中渓のような場所に住んでいるという意味である。その山中渓に全部のバスが止まると聞き、いやそれはありえん!と思ったのだった。
 日中は1時間4本の紀州路快速が使える。ラッシュアワーは今までずっと通過だった快速、通勤快速、新快速、どれに乗っても帰れる。有効本数は従来の毎時5本から、いまや毎時12本へと激増した。ありえない話ではないか。未だに夢ではないかと疑うほどである。
 試しに今日、乗って帰った。ちょうど目の前で紀州路快速新宮行きが行ってしまったところ。5分待って新快速紀伊田辺行きに乗車。停車駅は西九条、弁天町、天王寺、日根野、山中渓、和歌山、海南、御坊、御坊から先の各駅である。福島、大正、新今宮、堺市、三国ケ丘、鳳、和泉府中、東岸和田、熊取と9駅分も違うのである。いやぁ、書いていてもどう考えても山中渓だけ客の量に違いがありすぎる。本当に止まるのか不安になる。
 天王寺で先発の紀州路快速を抜いてしまった。乗客が多いから、どうしてもそうなっちゃうよね。昨日、まさにそうだったんだし。その次の停車駅は日根野。もちろん、停車駅改正前だって、ここで乗り換えるってのはひとつの手ではあったけど、バスの運賃は降りるたびにかかることもあるし、通学生で満員で乗れないなんて事態もままあることだったので、乗り換えもリスキーだったのである。その日根野で15人あまりが降り、残るは35人ぐらいだろうか。ちなみにベンディバスという、2台連結したバスで運行されている。
 乗客のそれなりにある和泉砂川を通過。和泉鳥取も通過した後、おそるおそる停車ボタンを押す。それでも停車しそうにないスピードだったんで、やっぱりネタなのかと思ったけど、ちゃんと止まったのだった。降りたのは自身の他に1人。あわせて2人だけだった。

 なんでこんなところに全部のバスが・・・。「パークアンドライドの駐車場を整備できるのがそこしかなかったんだよバカヤロー!」NSW政府の声が聞こえてくるようだった。深刻な道路渋滞に対処すべく、大規模な無料駐車場が整備されたのだった。広大な敷地に止まっている車は100台前後。余裕がありすぎスカスカの上、どうみてもサーフィンしに来ているようなキャンピングカーばかり止まっているのでどれほどの効果があったのか疑わしいが、プロジェクトをやってしまった以上、後には引き返せないんだろうねぇ。日本の政治と同じような面を見てしまったのだった。個人的には非常に有難い話で、65分かかるところが45分あまりで済み、2台も紀州路快速バスを抜いていく始末。未だに信じられない思いである。

2012/09/12(水)   【番外編その6】うっかり

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(JQ987はこの日、3時間35分遅れた)

 朝、ぐっすりと寝てしまった。疲れてたんだろうね。パースからの飛行機があれだけ遅れると、もうこれ以上遅れるなとかは思わない。むしろ、「運休には絶対にならないでくれ!」と念じていた。運休になっても払い戻される運賃は雀の涙ほど。もっとも、雀の涙の金額でシドニーに行こうというのがふてぶてしいんだけど(笑)。当日便か翌日便に振り替えると運賃は6〜8倍にもなる。そんなことにはならなくてよかった。
 朝起きたら走りだそうと思っていたけど、超寝坊した。2時間の時差のことを考えると無理もないことかもしれないけど、やっぱり疲れてるんだろうねえ。はちみつをたっぷり塗ったトースト4枚を牛乳で食べる。うーん。日本では考えられないな。そのままモーニングランに出たものの、うっかり日焼け止めを塗るのを忘れてきてしまい、仕方なく3kmでやめることに。このまま続けたらどうなるか分からんからね。
 フィッシュマーケットにいき、鉄分補給のために生ガキを食べることに。半ダース(6個)単位でしか頼めないんだけど、12個頼んだのはやっぱりやりすぎだったかなぁ。店員に「ハーフダズン?」って聞き直される始末だもの。1ダース頼むと値段もさることながら、他の物を食べる気が起こらないね。チャーハンかヌードルスープぐらい食べようかと思っていたけど断念。
 そのままザ・スターへ。また来てしまった(笑)。メンバーズカードを差し出すと「もうこれは無効だよ、新しいのに作り直しておくれ」と言われる。こんなことならコンプを全部出しておいたのに・・・。ルーレットで遊んで10ドル負けた以外はすべてブラックジャック。100ベットのSSでひたすらやりつくして、前代未聞の勝利。調子がいいなぁ、とは思っていたけど、そのせいか500ベットとか800ベットの人間がノッてくるのは勘弁してほしかった。ヒットスタンドはお前が決めろって言われるし(もっとも高額を賭けた人が決めるのが慣例)。一ボックスには3人までしか賭けられないので、最後は場所の取り合いのような感じになってた。これも普通、4人以上が賭けようとしたときはもっとも金額の少ない(つまり自分)が賭け金を積み増すか、やめるかしないといけないんだけどね。

 帰りは紀州路快速で帰宅。新快速と特別快速は別のホームになってたんだねぇ。全く知らなかった。巨大映画館のある鳳、巨大ショッピングモール併設の和泉府中、インドネシア人の集落のある東岸和田と、この3駅で降りる客がほとんどなんだけど、自身はもっと先、山中渓という駅まで行くんだよねぇ。和泉府中や東岸和田なんて、客の乗降だけで3分以上かかるってのに。仕方なくそのまま乗ったら、案の定途中で特別快速に抜かされてしまった。しかも2度も。乗り場の変更ぐらい、知っておくべきだった。

2012/09/11(火)   【番外編その5】変わるものと変わらぬもの

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 昔はオーストラリアにないものがいっぱいあったのだった。今でもウオッシュレットなんてないけれど、そういう機材的なものではなくて、生活必需品という意味で、である。ウエットティッシュがない。洗濯用のネットがない。レンジでチンして食べるようなパックライスがない。とにかくないない尽くしだった。
 パックのライスが売りだされたのは2年前。これで本当に変わったね。昔は小袋のライスを買って自分で焚いて食べていたけれど、やっぱり焚きミスなんてのも多かったし。住んでいたころはレンジ用の専用茶碗なんてものを入手し、持っていってたぐらいだった。しかしパックのライスができて、本当に有難い。長粒種がメインなのはしょうがないんだろうね。これでマラソンのときにも手作りのおにぎりを食べられそうだ。今でもこちらで入手困難なものと言えばシップぐらいだろうか。
 カンガルーの肉なんてのも普通にスーパーで売っている。もちろん食べたことがあるのでわざわざ試そうとは思わないけど。牛乳や野菜やジュースなどがとにかく単身あるいは旅行者には辛い価格設定なので困る。たとえば、600mLのコーラを取ってみても、2つで5ドルちょうどだった。しかし、1.25リットルと1.6リットルのコーラは、2つで4ドルなのである。意味不明としか言いようがない。ちなみに冷やされて売られている1.5リットルのコーラは1本4ドル48セントだった。360g缶のコーラは1缶で3ドルなのに6缶入りのコーラは8ドル、24缶入りのコーラは20ドル余りである。
 減ったものは何か。アジアンフードのコーナーはほとんどどこのスーパーにもあって、コアラのマーチとか歌舞伎揚、エリーゼなどをはじめ多くのお菓子が陳列されていたのに、今やどの店舗でも完全になくなってしまっていた。日本は原発事故後、食品放射能は100ベクレルkgという基準だけど、オーストラリアでは1〜2ベクレルkgなのだから、輸入できないんだね。韓国や中国のお菓子は変わらずあるところが泣けてくる。国民の被ばくがひたすら続く毎日。日本の官僚はいったいいつになったら国民に目を向けた政治を行えるのだろう。

2012/09/10(月)   【番外編その4】ゲイの情事

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(新大阪や江坂を思い出してしまうよ@写真撮影by筆者。Leederville駅自由通路の南側の展望)

 一昨日は機内でほとんど眠れなかったんで、昨日はほんとに早く寝た。旅費を極力安くするために多人数部屋で寝ているんだけど、上段ベッドで寝ているとまさかの展開があったのだった。
 なんか、下のベッドから接吻の音がする。寝ぼけてるんかな・・・?時計を見ると2時。ベッドが揺れている。音も確かだ。下で情事が起こっているのは間違いない。しかし部屋が暗くてよくわからない。真下を見るわけにもいかないし・・・
 ってか、ここって男部屋でしょ?女を連れ込んでうんぬんってのなら分からなくもないけど(単に迷惑なだけで)、男同士ってどうなん?おいらはさっさと寝てたけど、もしかして寝てる間にホラれたとかあったのだろうか?といろいろと不安になってくる。とにかく気になってきたので、下のベッドをちらっと上から覗いてみた。
 しかし、真っ暗でよく見えなかった。しかし声のトーンがどう見ても両方とも男である。男が男に向かってBeautifulとかLovelyとか、本気かよ・・・。布団にこもっていろいろと考えた。いやこれまじで想定外なんだけど。とか考えているうちにベッドが激しく揺れる。どうやらアナル突撃が始まった模様である。うわー、もう後のことは知らん!と思いつつ、やっぱり気になって見ようとしてみる始末(笑)

 そんな昨晩のことがあったせいか、今夕には話しかけられる。"Are you eager to join us?" 見ていたのはばれていたのだった(苦笑)。ここでノーサンキューで断るんだったら普通だけど、それはゲイであることを否定するわけではないので、やっぱり夜が怖い。そういうわけではっきりと断ることにした。

"Unfortunately I'm straight!"(俺はゲイじゃないってば)

 こんな言い回し、知っていても使うことはないと信じていたのに(笑)。



 昨日はそんな夜だったが、6時には起きて電車に乗り2駅、リーダビルの北にあるモンガー湖を2周歩き、2周走ってきた。一周が約3.5kmなので15kmほどである。
 だいたいマンジュラ線がありえん。一時間に4本で2両だったはずなのに、今や一時間に12本で6両(写真参照。撮影はリーダビル駅南側)。輸送力が7年前比で9倍になっている。ほかの路線も2両が鉄板だったのに、今や2+2の4両編成がほとんどで、たまにマンジュラ線の3両も入っているようだ。本数が増えたとは言っても、快速の通過駅に行くのは相変わらず不便だけどね。
 昔のトランスパースと言えば、まずフリーマントルで電車に乗るといきなり検札が来た。今度はスビアコを過ぎるとまた検札。パースを過ぎてまた検札。アーマデール目前でまた検札、ととにかく検札だらけだった印象がある。しかし今や、あの検札が嘘のように来なくなった。まあ、混雑がひどくて無理ってのもあるんだろうけど。さらにパース駅地上ホームは絶賛工事中で、来年末には10両編成が停車可能になるんだとか!!
 宿泊地最寄りのマカイバーから有人駅のパースで乗り換え、リーダビルまで行く。ほかにもバーズウッド駅を使ったけれど、とにかくパースとフリーマントル以外は無人駅なんじゃ?と思ってしまった有様だった。馬鹿正直に切符を全部買ったけれど、なんだかあほらしくなる。
 それはさておき、早朝ランである。いつもの朝食前。レース用の靴を履いて、ウエストポーチとアームポーチ付きである。適当にやったつもりだったけど、思ったよりはるかにハイペースで走ってたみたいだね。レースペースはもっと落とす予定。肩と足に爆弾抱えてこのペース以上で走り切るのは無理ってものである。
 最近のランは3日に1日がいいところで、走行距離もどんどんと短くなる一方。こんな状態では完走すら危ういのではないかと思ってはいるが、なるようにしかならないから心配しないことに(笑)

2012/09/09(日)   【番外編その3】懐かしい街並み

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 空港から路線バスを使おう・・ったって、国際線ターミナルは路線対象外。乗合バスを使おうにも、まだ始発まで40分あまりある。さてどうしたものか。朝食は機内で済ませたし、お金でもおろしておくか。と思ったが、なぜか途中でエラーになり、下ろせない。これは困った。。。国際キャッシュカードだけが頼りなのに。。。マレーシアでは使えたのに・・・。55ドルしか持ってないってのに。。。どうしようもないというものか。
 18ドルの乗合バスを使って7時前にホテルに着いたが、当然チェックインなんてできないわな。荷物を預けて、13時のチェックインまで時間をつぶすために「仕方なく」バーズウッドへ。ここは本数が少ないから・・・と思っていたところにちょうど電車が出発してしまった。次の電車は30分後。まあ長野でJRを待つよりはマシというものか。待ち時間の間にお金をおろしてくることに成功する。睡眠不足でぼーっとしている有様で、しかも早朝で客が少ない。テーブルゲームの稼働はBJ2台、ルーレット4台のみ。そんな中、オーストラリアでは珍しいビデオポーカー(スワンポーカー)を見つけ、1ドルを入れてプレイしてみるといきなり配牌フォーカードでフリーゲームに突入し72倍。ペイアウトボタンを押すと1ドルコインが72枚も降ってきたので驚いてしまう。10円でジャンケンマンをやってた時代を思いだした。味をしめて調子に乗ると全く当たらず、手ひどくやられてしまう。ホイールでちょっと取り戻したけれど御愛嬌程度。
 チェックインしてチキンケバブと卵焼きを昼食に。なんとか落ち着いたかな。それにしても雲ひとつない快晴で、日差しがとにかく暑い。スワン川沿いにジョギングでもしたいのだけれど、ちょっと日中は無理そうである。しばらくはパースの中心街を主に散策。でも、日曜日でやっている店が少ない。。。
 今回は初めてやらかしたのだった。何のことかといえば、コンセントアダプターを持ってくるのを忘れてしまったのである。仕方なくウールワースで買ったが、14ドルという高いお値段で、しかもやたらとでかい。まあしょうがないか。。。電車でフリーマントルに行き散策。その後はスビアコに行き散策。昔のスビアコの雰囲気が好きだったけど、今はなんだかちょっと違う様相である。中東系の人が増えすぎたせいかなぁ。

 バーズウッドのおかげで新しいデザインの1ドルコイン3種類を入手できた。

 それにしても懐かしい街並み。在りし日のことを思えば涙を禁じえない。

(左上:戦友の帰国に続く、まさかの20セントコイン第二弾)
(右上:パースでしか見られないコインなのかなぁ。)
(左下:これもWA限定品なんだろうか)
(右下:ガールスカウトとかボーイスカウトの記念コインって多いよね。。)

2012/09/08(土)   【番外編その2】クアラルンプールからの道のり

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 日本ではJRでよくあることだけど、乗車券ってのを途中で分割したら安くなる。たとえば京都から神戸までいくとき、直接行くと1050円もするというのに、大阪で一度降りると930円で済む。京急の天空橋なんかでもたまにあることだけどね。しかしマレーシアの空港特急ってのは、途中で降りると運賃が少し安くなるどころではなく、半額以下になるのである。もちろん途中下車するためには普通に乗らなければならず、遅いし本数も少ないんだけどね。しかも、仮に普通に乗っても途中で降りなければ全く同じ値段。どうもこのシステムが良く分からない。
 KLIA(クアラルンプール国際空港)のLCCターミナルが狭く、店も少ない。こんな貧乏くさい空港じゃなかったはずなのに・・・。それでもステイ先に納めるジャックダニエルを免税店で探していると見つかった。105RM。これはどんなものかなぁ、と思ったが、店がここにしかないんだからしょうがない。日本から買っていけば没収されちゃうわけだし。で、そこで22RMのハゼルナッツチョコと一緒に買った。どうやらハゼルナッツチョコはサービスしてくれるみたいだ。「もう一品ぐらい持っていってもいいんだぜ」と言われたので"Really?"と聞くと、「ガードマンと警官のおまけつきだがね」と言われて笑ってしまった。
 しかし、このタイミングが大失敗。免税品(酒)を買うと即座に搭乗口にいかなければいけないシステムになっているようで、しかたなく搭乗口に入ったものの、ここにはトイレがないのである。うおー。便所をなんとかさせてくれぇ!!と思ったが、どうやら不可能な模様。がっくりしながらfbに写真を一枚投稿。あんなつまらん写真じゃなくて、もっといいのを載せたかったけど、いろいろあってああなってしまったのだった。焼きより焼売は意味不明だったが、もっと意味不明だったのはとてもおいしかったこと。嬉しい誤算というべきだろうか。
 やっとのことで飛行機に乗り、トイレに行こうと思っていたものの、ベルト着用サインが消えたのが離陸から一時間以上後。機内は最初からすでに真っ暗で、永遠にランプが消えることはないのかとさえ思ったほどだった。この時間が非常に辛かった。まあ揺れていたし、しょうがなかったのかもしれないけど。ランプが消えた瞬間にダッシュでトイレへ。一息つく。搭乗率は80%あるかないかぐらいだろうか。着席は窓側の2列シートの窓側だった。
 機内で出てきた朝食(400円)が写真のパンケーキであった。クアラルンプール行きで頼んだチキンサンドイッチが200円(両者とも紅茶or珈琲付き)であることに比べると、どうにも両者のギャップが理解不能である。なんなのこれ・・・??わくわくしながら箱を開けたらあまりにすかすかだったので非常にショックだった。まあ、こんなこともあるか。パースには35分も早く着く。飛行機から降りるとき、外気に触れかなりの寒気を感じる。そりゃ5時前だものね、寒いわこりゃ。
 たばこのことをすっかり忘れていた。どうすればいいのか・・・と思ったが、オーストラリア入国カードですべて「はい」を選択(良い子はマネしないようにね)。制限以上の酒たばこを持っているの項目はもちろんのこと、違法ドラッグを持っている、禁止された動植物を持っている、犯罪歴がある、結核である、200万円以上持っているなども含めてすべて、である。当然税関では話かけられるものの、英語が分からないふりをして茫然としていると適当に荷物をチェックされ、おとがめなしで"OK, you may go."で済んだ。ちゃんと申告したのに、税金は取られなかったということである。パスポートが新しいやつじゃなきゃ、通用しないやり口だろうね。前のパスポートには国連英検の等級が書いてあったんだし。
 くれぐれも、良い子はマネしないようにね。

2012/09/07(金)   【番外編その1】クアラルンプールへの道のり

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 午後4時55分発のエアアジア便でクアラルンプールへ。午後2時15分に窓口に着くとかなり人が並んでいる。しかも何の前触れもなく10分早発。10分早発しても、2時間前までにチェックインが終わらなかったら問答無用で搭乗券は無効になるわけね・・・。なんともひどいサービスと言えばいいんだろうか。そんなことを言ってもどうしようもないわけだけど・・・。無事にチェックインを終え、食事である。いつもの浪華にしようかと思ったがうどんに食傷気味だったので、別の店。その後、スーツケースベルトなどを買う。しかし使い勝手の悪いもので、到着空港ではほどけてしまっていた。なんてこったい。
 まず第一に失敗したと思ったのはたばこ。今まで、たばこを買ってきてくれという話を受けたことがなくて、確か2カートンだったよなぁ、と思っていた。しかしオーストラリア入国時のカードを見ると50本になってる。50本ってことは2箱と半分であり、とても無理だ。しかしそのことに気づいたのがパース行きの飛行機の中というのだからどうしようもない。諦めることに。関西空港のエアアジアのブースは人がごった返していた。10分早発のはずなのにその時刻になってもまだ機材が到着していない有様。これはひどい・・・。やっとのことで飛行機がついて、ああこりゃ1時間遅れコースだな、と思っていたら信じられない猛スピードで機内整備が終わり、わずか10分たらずで折り返し。それでも関空を飛んだのは30分後だったんで、これはいろいろとしんどそうだ・・・と思った。しかし何のことはなく、クアラルンプールには20分早く到着。いったいどうなってるの??ちなみに搭乗率は6割に満たないぐらいだった。
 LCCターミナルってところに初めて着いたんだけど、ものすごく設備がなく驚く。うわー。何もかも徒歩かよぉ。。。なによりも困ったのはトイレがないこと。トイレぐらいあってしかるべきだろと思っていたけど、これはどうしようもないことなのかなぁ。その後、空港職員が「コンバンワ」と話かけてくるので「Hello!」と返答。「仕事ですか休暇ですか」と聞かれて「Two weeks holidays.」と返答。そんなこんなで日本語と英語のやり取りが反対の状況ですべて終了。マレー系マレー人ということだったけど、すごい日本語うまかったね。率直に驚いて「Amazing! Farely good Japanese!」と言うと「アナタの英語、素晴らしいね。よいキューカを!」と返され、お世辞と分かっていても嬉しくなる。

2012/09/07(金)   お休み

 海外渡航のためしばらくお休みします。

 日本にいれば嫌でも内部被ばくのことを考えなきゃいけない。将来、放射能のせいで白血病やがんなどを患っても、水俣病など他の公害と同じように、日本という国家は絶対に面倒を見てくれないんだから。「因果関係はない」「原告たる資格がない」の一点張りで、ぼろぼろになった身体の足元を見られ、寿命と戦う羽目になる。
 そんなことになるぐらいなら、徹底的に内部被ばくしないように、食糧に細心の注意を払っておいたほうがマシである。後になって「あのとき気をつけてれば良かった」なんて思っても後の祭り。「あのころは神経質すぎたな、ガハハ!!」だったら笑っていられるけれど。
 何も気を使わずに食事を楽しめるというのが素晴らしい。近海魚は海外でしか食べられない。牛乳だって海外でしか飲まない(飲めない)。原発事故でなくしてしまったものはいっぱいあるのだ。中部電力の役員は原発事故では誰も死んでいないと世迷いごとを吐いたけれど、あれが役人の意識というものである。役人の意識はむしろ、あの事故を全力でなかったことにしようとしていることに尽きていて、国民のために日常の生活を取り戻す、なんてことなど全く考えていない。
 食事、療養、フルマラソンと、最愛の人との懐かしい日々を思い出すための旅行である。パースに行くのはほんと、あのとき以来だものね。カジノで3000万円余りも勝ったにもかかわらず顔色一つ変えない相方を見て、何人ものオージーが自身の肩を軽く叩いて「アンタ、大変だな。同情するよ」なんて言ってくれたものだった。あのときの凛とした横顔を見てるとドキンとして魂がなくなりそうな勢いだった。ホテルの部屋に戻ってきたときはしゃぎぶりとのギャップがいまだに焼き付いている。ホテルも何もかも、あのときと全く同じ行程なのである。

2012/09/06(木)   名局の条件

 昨日の王座戦第二局が名局であった、いやそうではなかった、ということがなぜかホットな話題になっているようだ。巷の匿名掲示板で話題になっているとか、そんなレベルではなく、将棋ペンクラブという将棋を題材にしたライター集団の中で物議を醸しているのである。
 名局でないと指摘する方々の主張は、延々と手待ちをするのは将棋とは言えず、情けないものである、というようなもの。なんだか無理筋な主張に思えるが、それに同調する意見も多いようである。個人がどう感じようが勝手だが、別に名局だと思う人が居てもよいと思う。価値観なんて人それぞれなんだから、そもそも押し付けることが理解できない。
 そのあたりの前提を書いた上で私見を述べると、個人的にはとても名局とは言えない対局だったなぁ、と思うのである。なぜなら、渡辺は9手も手得しているのである。プロ間の将棋なんて終盤は1手違いになるのが普通で、2手違えば囲碁で言うところの中押し、所謂完封の将棋である。3手以上違うなんて、プロ間の将棋ではとても考えられない。
 なんで9手も手得をして、実際に守りをガチガチに固めて、攻撃陣も万全の体制に整えて、それでも敗れてしまうのか。プロとアマの駒落ち対局(ハンデ戦)を見ているような気持ちになった。先手が渡辺王座・竜王だと分からなければあの棋譜を見たらボロクソに言われるだろう。それが率直な印象である。昨日の渡辺はいくらなんでも弱すぎた。

2012/09/05(水)   王座戦第二局

 先手必勝という言葉がある。文字通り、先に攻めたほうが勝てるという意味。もちろん実際にはそう簡単ではないが、先手で攻めて悪い気にはならないだろう。
 王座戦第二局。渡辺と羽生のカードで羽生が後手とくれば、順位戦でもなければ羽生は敗れるだろう。そう思っていた。渡辺が得意の穴熊に囲って、後手の羽生がひたすら△8二玉〜△9二玉と待つ展開。後手番の羽生はただでさえ1手遅れているのにもかかわらず、8回も手待ちをしたのだ。都合、9手遅れた構えである。
 9手得した渡辺は王様を堅く守り、遊びゴマのないように万全を期して攻めた。ただでさえ先手の攻めというのは受けにくいものなのに、9手損の後手がいったいどうやって凌げるのか。夕食休憩に入ったとき、「難しい?でもこれは羽生の負けの流れだろう」と思っていた。
 しかし、気づいたら羽生が完勝の流れになっていた。あれ?いつの間に・・・。この流れで思い出すのは両者の最初の竜王戦での対局である。攻められて、飛車を成りこまれて、駒損をして、それでも勝てると見た羽生の大局観は本当にお化けのようなものだった。とにかくすごい対局だった。

2012/09/04(火)   勘違い

 何かトラブルが起きた。解決のために、ネットで調べた。それでも分からないから知ってそうな人に聞いた。仮にそれで解決したところで、それは単なるわがままである。その人自身がやらなければいけないことを、ほかの人の労力のおかげで解決させているに過ぎない。
 物事の本質を見ることなく考えたり論じたりしても意味がないこと。昨日は電気のことだったので今日もそれを引き継ぐことにするけれど、東電の国有化を叫ぶ人たちが多い。あらゆる意見層で主軸を占める考え方のように見えるけれど、とりわけ脱原発を主張している人たちの中には多い印象がある。
 で、国有化したところで、一体何が進むの?という印象しかないのである。結局政府による独占なのは変わらないし、役員報酬や従業員の給与が下がる保障もどこにもない。明確なのは経産省や文科省など多くの省庁が権益拡大のために東電を舞台に暗躍することだけである。道路公団の民営化で、国交省の権益が逆に増大した。東電を国有化したって、同じようなことが起こるのは目に見えている。むしろ、省庁が損をするような変革を現在の腐った官僚たちが実現するはずなどないのである。
 現在の東電の体制の何が不満なのか。電気料金が高いこと・東電としか契約できないことが問題なのだったら、新規参入を促すことが大切。原発の管理体制がなっていないことが問題なのだったら、立法による監視が大切。従業員の数や給与額が問題なのだったら、現在の総括原価方式を見直すために法改正に踏み切らせることが大切。国有化したって、主な論点に関してはすべてゼロ回答なのである。従順な愚民は大嫌いだけれど、ヒステリックに非論理的になるのもいただけない。

2012/09/03(月)   小出道場閉鎖

 インターネット上に小出道場というサイトがある。有森裕子や鈴木博美、高橋尚子と言ったマラソンメダリストを多く輩出した小出義雄監督のサイトである。そのサイトのモニター、いわゆる入門生が4カ月あまりでかなりの成果をあげているのを見るとさすがにプロの指導者ってのはすごいもんだなぁ、と思ったのだった。
 そのモニター制度が、24期続いた今回で打ち切りになり、サイトが閉鎖されることになった。残念と言うつもりは全くない。だって、自身だって、いつこのサイトを閉鎖するか、わからないんだし(笑)。小出さんは世相の変化がありサイトを続ける必要性が薄くなったと書いているけれど、もちろん字面通りに受け取るつもりは全くない。別に性格がねじ曲がっているわけではなくてね。
 自身だって、いざやめるとなれば表向きは違うことを述べるだろうね。そもそも、このサイトは存在意義がすっかり変わってきた。当初は何も考えず、ただ書いていただけだった。次第に文章力向上のための場になり、親友を笑わせるための場になり、いまは天国に逝った親友に文章を綴っている。今後だって、目的が変わることだって普通にあるだろうしね。小出監督は8年もの期間、市民ランナー育成のためというひとつの目的のために続けられたのだから、実にすごいものだと感心している。
 閑話休題。小出道場のトレーニングメニューを真似て、怪我をしたり故障を抱えたりする人たちが随分といた。インターネット上には解答があると勘違いしている人たちが多いのは学問の世界に限ったことではないらしい。実に嘆かわしい傾向だけど、今回はモニター5名中2名が故障してしまったということがサイト閉鎖の裏側にありそうな気がしている。もっとも、それが全部ではないだろうけどね。小出監督、長い間おつかれさまでした。自身はもうちょっと続けて見たいと思います(笑)

2012/09/02(日)   思考放棄

 一昨日。夏休みの宿題を写すかのような電話に参っていると書いた。ネットを見れば答えが分かる世界に住んでいるつもりなんだろうねぇ。知らないことは聞けばいい。ぱっと見、非常に効率的な考え方である。その人の行動が最大限に効率化されるという意味において、である。でも、それは所詮、座標軸の中心に自分が位置している考え方であり、周囲の人間に非効率を強いていることに他ならない。自身なんて普段からそうだし、何度も書いていることだけど、知っていることを聞かれてもちゃんと答えるなんて稀なことである。親しい人たちに対してもそうなのに、傲慢に上から目線で質問ばかり押し付ける人間になんで正しい答えをしなけりゃいけないのか、わけがわからない。
 青眼、白眼と言えば阮籍の故事である。答えを知りたいあまり、白眼を向けられてかえって答えから遠ざかっていることに気づくのはいったいいつごろなんだろう。永遠に気づかないとは思っているけれど。個人的には事態の核心(答え)にはいきついている確信があるけれど、そんなことまず口にしない。言ってあげればどれだけ感謝され・・・るはずの全くない相手にそんなこと言うのは実に馬鹿げた行為である。
 東電の電気料金が値上げされた。表向きは燃料費高騰となっている。愚民化政策で愚民になった人たちが「原発を稼働させないと燃料費があがる」「脱原発運動で電気代があがってなんで文句を言うの?」などとまるで見当違いの記述を書いているのを見ると呆れを通り越してしまい、東電や経産省の人間たちより許せなくなってしまう。こんなことだからタイムスに日本国民は愚かだと書かれるのだ。彼らが知っているつもりの知識というのは新聞やテレビを通じた電力会社と経産省のポジショントークであり、実態とははるかに異なるものである。
 だって、燃料費なんて調べれば高騰しているかどうかわかるじゃない。歴史的に未曾有の円高水準で推移していて、原油高騰とも程遠い。最近、石油備蓄放出を、なんて言われているけれど、あれは大統領選の恒例行事であり、需給とは何の関係もないものである。その、円建て燃料費がほとんど変わらない中でも、電力会社は燃料調達費をあげるということは簡単にできる。商社を通じて購入しているので、商社に値上げをお願いすればいいだけの話である。
 商社は儲かる。その一部分を、役員個人や電力子会社などにキックバックする。本体は念願の赤字になり、値上げの名分も立つ。こんなシナリオになるのは総括原価方式になっているから悪いのである。電力会社には安い価格で原油・天然ガスを調達するメリットなんて全くないもの。むしろ、燃料費が跳ね上がってくれたほうが利幅は大きくなる。そうして、経済実態とかけ離れた調達価格が日本でだけ日の目を見ている。世界のほかのどの国を見てもこんな愚かな政策を採っている国家はない。
 実態をまるで知らずに意見を堂々と述べることができるのが信じられない。それだけならまだしも、反対意見の人たちに好戦的になれるのが信じられない。中韓が反日政策で国家基盤を保っているように、日本というのも本当に愚民化政策で国家基盤を保っているのだなぁ。嘆かわしい実態である。どんな物事でも、自分で手を動かし、見聞きして、調べなければなんだって分からないままだろう。そんな当然のことすら知らない、できない人間がマジョリティ。日本社会は末期的症状である。

2012/09/01(土)   新作花火大会

 9月の第一土曜日は諏訪で新作花火大会が開かれる。しかし、4年連続でその日に出張が入り、いまだかつて見たことがなかった。今年は出張が4〜6日になったため、はじめて新作花火大会を楽しむことができた。
 朝は栂池高原で初となるトレイルラン。足を痛めているので、ウッドチップを敷きつめた道を走ることで少しでも長く運動しようと思っていたのだが、アップダウンが半端なかった。1周1.5kmのコースなのに、高低差が50m。単純計算で平均6%のアップダウン。いつものスピードで走ることなど到底不可能だった。
 そこから電車で下諏訪まで行き、歩いて5km離れた上諏訪を目指すことに。交通規制は8月の大会に比べると少ない。出店の数も少ない。人の数もまばらとは言わないけれどやっぱり少ないと思った。
 それでも花火の中身は本大会とは違って、いろんなものがあって面白いと思った。うおすげー!と思った花火も一つや二つではなかった。結局は発想の問題なんだよね。自身がもし花火師だったらあんなのとかこんなのとか・・・。いろいろと空想が膨らんだ一日だった。

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