せっきーの世紀末

/(^o^)\日本ヲワタ/(^o^)\

2008/07/31(木)   燃費競争

ガソリンが高騰しているせいか、燃費のよい走行を心がけるようになってきた。
なんか、まるでゲームみたいで(笑)
平均でリッター12.5km前後。
まあまあなのかなぁ。

エコ運転に協力したい。ただだしね。

2008/07/30(水)   マラソン練習

今日から11.2km/hにスピードアップ。
走るのも慣れたもので、筋肉痛にはならんかった。
最初はもう、すごいことになってたからなぁ^^;

2008/07/29(火)   日本の借金も0を10個ぐらい取らないとね。

ジンバブエ、ゼロ10個のデノミ実施 8月から
 【ロンドン=岐部秀光】AP通信によると、ジンバブエ中央銀行は30日、100億ジンバブエドルを1ジンバブエドルとするデノミ(通貨呼称単位の変更)を8月1日から実施すると発表した。経済混乱が続く同国のインフレは200万%を超しており、ゼロを10個取るという異例の措置に踏み切った。ゴノ中銀総裁は「紙幣のケタ数が大きすぎてコンピューターシステムの運営に支障が出ている」と述べた。

 同国では先週1000億ジンバブエドルの新紙幣が発行されたばかり。世界最高額面とみられるが、それでもパン一塊を買うことができないという。 (20:38)

ジンバブエワロスwww
1兆ジンバブエドルでも食事もできないとか、朝の1兆ジンバブエドルと夜の1兆ジンバブエドルで価値が違うとも聞いたけどね。
そのうち日本でも通貨の信認が落ちれば、1000億円紙幣では飽き足らず1兆円紙幣とかまで発行されるのかな?
1兆円持って吉野家に行っても、並も食べられずに「トッピングのお新香か卵いずれかのみになります」なんて言われたりしてね(笑エネー

2008/07/28(月)   運動しすぎなのか、さぼりすぎなのか

ジムですごい運動した。
まず450m泳ぐ。
で、ステップマシンを30分。
最後は、11.0km/hでランニングを42分。

合計1555kcalの消費。ふー。
まあ、自己ベストは今年ですら2450kcalなんで、全然足りないんだけど(笑)
生涯自己ベストは4年前の京都でかな?3900kcal。
この日のことは書いたことがあるけど、はっきり言って病気でした(笑)
この日の日記のオチは、自分のトータル運動量はこの日のランキングでそこで2位だったこと(笑)
モデルのおねーちゃんの運動量、1日で6500kcal。
そんな職業には就きたくないですな。。。男には無理ですが(笑)

で、天然温泉に入って帰るか〜と思ったら、着替えを持ってきてないことに気づいた(^^;
仕方なく濡れたまま自転車15分漕いで帰り、内風呂へ。
ったって、内風呂も天然温泉なんだけど(笑)

2008/07/27(日)   文楽へ行く

14時から大阪は日本橋の国立文楽劇場へ。
第二部の観劇。
名作劇場と銘打った、近松門左衛門特集。

五十年忌歌念仏、そして鑓の権三重帷子。

前半のは単発モノですな。でも面白かった。

後半のは、いわゆる妻敵討を下敷きに、妻の不倫、姦通をテーマとしたもの。

っていうか、この話の主人公であるおさゐと権三の2人は本当は姦通なんてしてないんだけど、弁解が難しい状況だったため、甘んじて積極的に討たれることを決心したんだね。
家のため、なのかな。
そこだけちと分からないというか、想像を膨らませてほしいと近松が想像したのか、わからないのだけど。

妻敵討に遭う権三は美男で茶に通じていて、槍の名手。
討つほうはぶ男なのだけどね(笑)
江戸川柳を思い出させる。

「女敵は 討つほうが 憎体の面」

いい男は、いつもやられる運命なのだ(爆笑)

2008/07/26(土)   自信の根拠

自信に根拠なんていらないと思っている。

人間って劣等感の塊なので(たまに優越感の塊みたいな人もいらっしゃるが)、ことあるごとに他人と比較して、他人のいいところ、自分のだめなところばかり目に付いて、憂鬱になってしまう。
もう、他人と比べるということをやめたらいいと思う。
それだけで、どれだけ楽になれるか、わからないから。

他人にいいところがあるのはわかる。
でも、自分にもいいところは、負けず劣らずあるはず。
それらのどちらが優れているとか、そういう問題じゃないからね。
自分の長所も認めて、相手の長所も認める。
それだけでいいんだよ。

誰になんと言われようと、自分にとんでもない自信を持てばいい。
それが支えになって、自信に見合うだけの力量がついてくる。
根拠があるから、自信をもてるんじゃない。逆なんだ。
自信を持つことで、それに見合う根拠がついてくるんだ。

いちいち人と比べる必要なんてない。自信を持てばいい。

2008/07/25(金)   最強の呪文

人生はやりすぎたことと、やりそこなったことの積み重ね。
人によってはやりすぎたことのほうが多いだろうし、人によってはやりそこなったことのほうが多いだろう。
でも、自分はどっちかに偏っているという感じではないんだよね。
半々という感じ。
レアキャラなのだろうか?

今日は、やりそこないをしないために、ど真ん中に直球を投げちゃった。
失敗したって、もう悔いはない。

2008/07/24(木)   カラオケへ行く

歌う機会がない自分が歌うのは珍しい。
音痴の自分には普通の曲を歌うのでも苦痛だものね。
こんな自分も、中学校の音楽会のときは、いつもリーダー役だったものだから恐ろしい(笑)

にしても、本当に声が出なくなった。
とくに高い声。
喉かすれまくり、しかも声が出ない、ときたもんだ。
参ったね(苦笑)

2008/07/23(水)   振り込め詐欺対策

掛川信金が振込みできないキャッシュカードを発行するとか。

大阪人は振り込め詐欺の被害率が全国でも相当低かったのだけど、新たに登場した還付金詐欺にはとてもかかりやすいという。
結局、欲の面が張っているってことに、変わりないのね(笑)
大阪人らしい調査結果に、なんと言ってよいのか、複雑な心境でした。

2008/07/22(火)   英検合格

合格点を上回ること6点。
前回は1点足りなくて落ちたんだけど(苦笑)
インターネットで確認できる時代になってしまったので、はがきが何回も送られてくるのが無意味にも感じる。
無通帳口座とかもある時代だし、ネット申し込みもある時代なのだから、書店申し込みより割引が受けられてもよさそうに思えるんだけど。
はがき3枚(一次・二次・合否)送らなければ、事務手数料を引いても150円は安くなるはず。

まあ、そんなことはいいや。
英検からも無事に卒業できて、うれしいよ。

2008/07/21(月)   海の日支援。

080721.jpg 717×538 191K
締めは、やはりこの画像。

132系統のSeaforth行きバスは一日1本か2本とめったにないはずなのに、何十回も撮っているよね。
何枚あるかわからないのに、まだ撮るとは(おバカ?)
海の、前のほうへ。
大海へ漕ぎだすときは、今なのさ。



おっと、社長が拉致しにきたぞ。
南の島まで拉致しにくるとは意外だった。
出発前に撲殺しておくべきだったか・・・(^^;
あれ?撲殺するのって宝の地図をくれたジジイだったっけ?

もうすっかり忘れちゃったよ。



(現実逃避シリーズ 終わり)

2008/07/20(日)   地産地消

080720.jpg 528×704 189K
野菜、果物、なにもかもそうだけど、産地で消費することが、CO2排出減に役立つ。
農林王国のオーストラリアは、将来的にはとても強い国だということ。
そして、食糧輸入大国の日本は、将来的にはとても弱い国だということ。

食糧が足らんと言われている時期に減反減反なんだもの。
意味がわからんね。

2008/07/19(土)   雨にも負けず、風にも負けず、FTD(Facial Tumor Disease)にもめげず・・・

080719.jpg 704×528 224K
閉鎖された島環境でありながら、突発的な疫病が起こり、貴重な種が危機に立たされている。
破壊された自然は元には戻らないのに、そんなことを省みることもなく、どんどんと開発が進んでいる。
怖い世の中だね。

生態系の危機が進むということは、とりわけ人類の危機が近付いているということに他ならないのだ。

2008/07/18(金)   ペンギンのお散歩

080718.jpg 704×528 186K
ペンギンって思ったより小さいのよな。
これはフェアリーペンギンだから、なおさらなのかもしれないが。
JR東日本のSuicaの宣伝とか見てたら、もっと大きく感じるものね。

ちゅーか、夜は寒い。

2008/07/17(木)   16人乗り飛行機

080717.jpg 704×528 159K
いつぞやも書いたことがあるけれど、小さすぎてなんとやら。
搭乗率は100%でした(笑)
ちゅーか、写真みても分かるとおり、手荷物のほうが先に出されているし!
15kg制限はきつかった・・・
原油高騰のせいか、航空会社も厳しくてまいったね。

2008/07/16(水)   どこの山でしょう?

080716.jpg 704×528 198K
なんか、光栄の三国志のエンディングにでも出そうな絵だなぁ。

♪ちゃららら〜〜〜〜ららら〜〜〜
国破れて山河あり、城春にして草青みたり(ん?

≪中華統一・完≫

みたいな?(笑)



それはともかく、ロッククライミングは、もうきついかも・・・
足がパンパンだわ!
歳なんじゃろか(^^;

2008/07/15(火)   勢いのみ!!

080714.jpg 717×538 169K
とあるバーで熱く語ってた(笑)
「おいらは絶対●●●してやるー!!」
「ほう。すごい。そのときは音頭を取って祝ってやる。もしできなかったらどうするんだ?」
「一生農夫してやるわー!!」

地球の人口がここ10年ほどで20億人近く、3割も増えたのに、食糧生産は同期間で1.0%しか上昇していない。
そりゃ食糧の値段はあがるよね・・・
農夫ってのも、悪くない選択肢だよね。

っていうか、第一打がとっても怖い。
真ん中に穴があるとは、どういう趣向なのかと。

2008/07/14(月)   違和感のない光景?

080715.jpg 704×528 208K
ぱっと見、日本みたいに見える?(笑)
気のせいか・・・(トゥームレイダー風に)

2008/07/13(日)   Cronulla beach

080713.jpg 528×704 221K
こりゃまた、ずいぶん旧式の行き先案内板ですなぁ。
13:44発。
っていうかホームひとつしかないのに、なぜ2つあるんだろ?(笑)

2008/07/12(土)   Balmain to Circular Quay

080712.jpg 704×528 182K
今日はマーケットの日。
Balmainからインナーフェリーに乗ってサーキュラーキーに戻ってくると、豪華客船(飛鳥2)が泊まっていた。
ある日を思い出して、センセーショナルだった。

2008/07/11(金)   ガソリン200円時代?

050807.jpg 360×480 25K
(2005年8月7日 香川県丸亀市)

ガソリン200円台、灯油2000円台が表示できない?。
改修費に店舗当たり1億円以上かかるという。
何を今さら(笑)
3年前には軽油を表示できなかった店もあった。
どっどうみてもレギュラーの色が軽油に、ハイオクの色がレギュラーに。

っちゅーか!!
ガソリンの上昇より、燃油サーチャージの上がりぶりのほうが異常だっつーの!(笑エネー

2008/07/10(木)   就労を考えるーー(6)格差社会を考える

グッドウィルが廃業することになり、平均年収を取り上げた記事を見た。
それによると、フルタイム勤務で年260万円(税引き前)という数字だった。
計算してみると、年金、健康保険、所得税住民税などを引いた可処分所得は、年に210万円前後になる。
月平均で18万円前後か。
ここから家賃を引き、食費や光熱費などの生活費を引き、携帯電話代を引き、インターネット代を引き、となる。
自分の場合は先月で79068円。
それをそのままあてはめると、残るは10万円前後。
でも東京などだともっと家賃がかかるだろうし、手元に残るのはもっと少ないだろうね。

自分の場合はここから交通費とか、スポーツ活動の費用、医療保険、資格試験・学会費などの費用を引いたあと、残りは全額貯金か投資である。
それでも、心もとないと思うときがある。
賞与もなく、基本給も低く、となれば、どれほど不安になるか、想像に難くない。


労働者が老後の健康とか、年金のこととかを考えないと生活できないのが、現在の社会。
少子化も進んでいる。
なぜなら、子育てのコストが莫大になりそうだから。
この社会に自分の子供を託そうとは、思えない世の中だから。
こういうご時世にあって、消費が拡大することなど、期待薄だろう。
アメリカ人みたいな二階建て三階建ての価値観ではないのだ。
この国の政府は、いざというときに全く役に立たないということを、日本国民は嫌というほど理解しているのだから。

派遣労働者が増え、労働分配率は下がり・・・
そのくせ、マージンをとる仲介業者は増える一方なのである。
いい加減に、企業が潤えば政治家も潤って満足、という視点から、日本の政治は脱却しなければなるまい。

2008/07/09(水)   就労を考えるーー(5)ポスドクの現状と制度

博士課程というと、選ばれた秀才が進むような印象がある。
確かに一昔前まではそうだった。
博士課程に進むと同時にたいていは助手になり、博士を得た後には講師になり、助教授、教授というレールが出来上がっていたから。

しかし、いつごろからだろう。
バブル崩壊後の就職難の時代から、情勢が変わったように思う。

学士から修士に進む時点で、大学院入試がある。
だいたいは夏ごろに行われる。
いまやほとんどのものが修士課程に進む。
試験に落ちたら、その後就職を探すという感じである。
はじめから学士でいいと割り切っている学生など、いまやほとんど居ない。
確かに研究者として生きるためには修士は必須のものとなっているからその判断もわからぬではないが、別に人生は研究者以外でもやっていける。
別の方向に進むためなら、修士で2年間も費やすのは無駄である。
同窓に明確に意思を持った人がいて、その人は学士を得ると同時にペンションの経営をし始めた。
その人が言うには、人脈を広げたいから大学にきただけで、大学院に行く必要など自分には全くない、と。
この不況にあって、そのペンションはいまでも大盛況。
目標を明確にもっているからこそ、成功したのだと思っている。

かたや、自身が修士生だったとき、ある研究室において、就職したくないという理由だけで博士を希望する1年上の先輩がいた。
今では珍しくない理由なのだそうだが当時は大変に不純な動機で、大いに叩かれた。
しかしそれでも、緩くて甘い試験に受かってしまえば進学を認めざるを得ない。
社交性もない人で、博士を取ったらどうなるのかと思っていたら、結局は取れずに年度いっぱい使って中退。
その人は今なにをしているのかというと、あいも変わらず親の脛をかじって生活しているという噂である。

もちろんこれは、極端な例である。
しかし、掛け声だけで大学重視、博士重視といって人数を増やしたせいで、このような例も現れたのである。
厳格に審査していれば、到底進学など出来なかったはず。

ポスドクが増えすぎたのには明確に理由があるだろう。
就職難。現実逃避。ポスト(職場数)減。
自身は主に、上記の3つを思っているが、ほかにもあるかもしれない。

自身が院生だったころ、物理学科と数学科だけは避けろと言われたものだった。
自分は数学が好きで、高校時代にはオープンキャンパスに毎週行くほど好きだったもので、数学科に進むことも本気で考えていたりしたものだった。
なぜこの二つが辞めろといわれたのかというと、企業が取りたがらないせいでみんな博士に進み、研究室のポストも押さえられているため研究室に残って研究を続けるなど到底無理だと言われていたからである。
助言どおりしてよかったのか悪かったのか、解らない。
しかしいまや、上記二つだけではない。
医学部医学科を除くほぼすべての専攻において、研究室では人員は余っている。
それが現実である。

政治家の掛け声で、博士を得た人が増えた。
しかし実態はといえば、得た人が余っていて4千人以上もが働けない状態である。
3人に1人が就業できない。
恐ろしい状態である。
確かに上述のように、個々の素養の問題もあるかもしれない。
しかしそれでも、博士を増やして科学技術立国を目指そうというのなら、博士を得た人が速やかにそれを研究生活に生かせるべく、政策を打っておくものではないだろうか。
博士を得ても、働き場がないまま知識も知恵も退蔵していっては、何の意味もないではないか。

どうしても日本では政策が一貫していないのである。

2008/07/08(火)   就労を考えるーー(4)意思を押し通しづらい時代

先に述べたように、研究者を取り巻く環境は悪くなった。
札束でほっぺたを引っ叩くようになったのだ。
嫌といえば待遇は下げられ、下手をすれば研究者そのものを辞めさせられる。
重視されるのは論文、特許、そして学会などの発表回数である。
ポスドクの10人に一人がそうした環境に辟易するのか、消息不明になったり自殺するとも述べた。

自分も、体調を壊した一人。
心的に病んだせいで身体に出ちゃったタイプである。
自分はゆがんだことにはNo!としか言えない性格なので、致し方なかったのかもしれない。
頑固な研究者ほど、自分と同じような憂き目に合う。
研究者だけではない。教官などもそうである。
教育方針の変化の暴走についていけなかったり、明確に反対の人に限って、病気になったり、職を退いたりする。
残るのは、政治力の強い教官だけなのである。
そうした環境が学生などにとっていいことなのかどうか。
答えは言わずと知れている。

近年の改革(改悪)が、病気を作っていることはいまや常識である。
メンタルヘルスの重要性が叫ばれているが、いま、それが叫ばれている本当の理由は、個々の良心を大切にしようなどという理由などでは断じてない。
辞められると欠員補充に困る。死なれると賠償などで困る。
ただ、それだけである。
本当に個々人のメンタルヘルスを大切にするのなら、もっと大枠の改革に取り組まなければいけないし、そんなことにすら気づけない人などいないだろう。


言うまでもなく、教育を変えてきたのは政治である。政治家である。
教育再生に熱心だった安倍前首相は、政権が行き詰ると胃腸の病気になり、辞任した。
同じく安倍内閣の閣僚だった松岡農相(当時)は、自刎した。
権力者は責任をつつかれると、辞任する。ときには入院し、ときには自刎する。
マスコミなどからの追及から、逃れるのである。
そうしてほとぼりがさめればまた病院から出てくる。さすがにゾンビでもあるまいし、お墓からは出てこれないが。
本当に病気なのかどうかすらわからない。
そして、入院前の問題はきれいさっぱり、つつかれなくなっているのである。
不思議である。

こういう権力者の責任逃れが定着したのは戦後になってから。
そういう意味では、松岡や安倍が取った行動は、戦後レジームそのものである。
戦後レジームからの脱却という抽象的な表現を連呼した内閣は、脱却どころか、戦後レジームに頼りっぱなしであった。

権力者はいくらでも戦後レジームに逃げ込める。
しかし研究者は、押し付けられた枠組みに抵抗して身体に支障をきたしても、いくらでも代わりがいるといわれるのである。
我々にも戦後レジームが欲しいものだと毒づきたくなる日々である。

2008/07/07(月)   就労を考えるーー(3)研究者と取り巻く環境

自身が大学の研究者だったとき、同僚はデータを捏造して一流雑誌に掲載されていた。
あれには驚いたね。
しかも当初、自分の名前も連名になっていたのである。
頼み込んで名前をはずしてもらったのは言うまでもない。

しかし、その自分に対する反応は冷ややかなものであった。
なぜ一流誌に載る機会をわざわざ減らすのか、というものである。
読めば捏造だなんてすぐにわかる。
いや、部外者ならわからないかもしれないが、追実験すればすぐにおかしいことはわかる。
そんなことになったら、一流誌に載ったことが逆に汚名になってしまう。
自身の考えはこうである。

それでも、それに同調する人はほとんどおらず、いま東工大で働いている先輩一人だけであった。
とてもむなしさを覚えたことを思い出す。
この事件が契機となり、自身は大学から去ることを決意したのである。



研究費に関する不正がとても目に付く。
黄禹錫の研究がもっとも有名だろうか。
世界最先端とも言われたクローン研究が大嘘だったのだ。
国内では松本和子の研究が有名。
どちらも、大量に研究費をひっぱってきていたものだった。

研究者のあり方や評価の仕方が、ここ最近でずいぶんと変わった。
むかしは研究者といえば、評価を気にすることもなく、ただただ研究に没頭していたものだった。
それこそ島津の田中さんみたいに。
しかしいまや、論文をどれだけ書いたか、特許をどれだけとったか、そういう時代になっている。
そのせいで論文の中身がとても薄く、数だけべらぼうに多くなった。
特許も同様である。
1つの特許としてまとめて出せるものでも、わざわざ10や20の特許に分割されることも少なくない。
研究者を業績で評価するのはよいとしても、結局、評価する仕組みが確立されていないのが問題なのである。
ただ、数だけの評価になってしまったせいで、現在のような構図が出来上がってしまったのだろう。

いっぱい論文を出し、特許を出せば報酬があがる。いいポストに就ける。
報奨金がでることも少なくない。研究費も大量に割り当てられる。
ところが地道に研究していても、評価されることは少ない。資金も出ない。待遇もあがらない。
それだけではない。
スペースが限られているため、大量の研究費を持った研究室に追い出されるところも出てくる。
政治力の被害に遭うのである。

いっぱい論文を出すにはどうしたらいいか。
うそでもいい、業績をあげないとどうしようもない。
うそのデータでも、まるっきりのうそは少ないわけで、そういうこともありえるか?というデータを示す。
そして論文や特許を大量生産する。
名前が売れるまでにそれらの論文が逐一精査されることは、残念ながらほとんどない。
なぜなら、論文が増えまくっているという背景があるからである。
ある程度名前が売れ、論文も多くなってくると、整合性が問題になってくる。
いずれ、取れなくなる。
狡猾な研究者はそのころには別のテーマに逃げるのだが、そういうことができない人の場合、ただごまかし続けるだけなのである。
学会などでも質疑を聞いていれば、大体わかる。
嘘で糊塗された人間は、いずれそれを剥ぎ取られる日、裁かれる日が来るのだろう。
そうでなければ、自身のような愚直な研究者は報われない。

2008/07/06(日)   就労を考えるーー(2)甘い法整備を強いる甘い経営者たち

2006年10月、人材派遣会社「ザ・アール」の奥谷礼子社長が「本人の自己管理ですよ」「労働者を甘やかしすぎ」と述べた。
自己管理や自己責任ですべてが片がつくなら、さぞやりやすいだろう。
不払い残業をしても、自己管理。
どんな詐欺に遭っても、自己責任。

好きでしているのではない。させられているのだ。
それは人員が極端に減らされていたりするのと無縁ではない。
はっきり言って現在の労働者を取り巻く環境は「経営者を甘やかしすぎ」るためのものでしかない。

自身も一時、気の狂ったような研究機関で働いていたことがあった。
時間外給与はなし。昼の休憩時間は10分。それ以上になると、キックが飛んでくる。
パワハラなど日常茶飯。
4ヶ月で辞めた(笑)

研究室なんてのは、人材の回転がとても速いところ。
優秀な人ほどいいところに行き、環境の劣悪な研究室はたえず人材が足りなくなる。
人材を確保するために賃金をあげざるを得なくなり、さらに研究にまわせるお金が足りなくなる。
しかしそれでも、容赦なく人は去っていく。
ポスドクが増えすぎで問題になっていると書いたが、34%の人が就業できないだけではなく、さらに9%ほどの人が消息不明になったり、自殺したりしているのである。
一度は職を得ても、環境や待遇に絶望する人が少なくないのだろう。


仕事や研究に一途にいそしむのも、いいかもしれない。
仕事が唯一の趣味という人もいる。
しかしながら、そういうわけではなくても、仕事に忙殺される人というのはとても多い。

オーストラリアで働くと、仕事のON、OFFが明瞭に分かれている。
今は仕事。今は余暇。
はっきりと線引きがなされている。
残業など志願制なので、残業があるときに志願すればいくらでももらえる。
用があるなら、志願しなければいいだけ。
就業時間内に終わらないような仕事量を割り振られることなど、まずない。
なぜならそんなことをすると、経営者が厳しく罰せられるからである。
無能の烙印を押され、そんな営業所・事務所はたちどころにつぶれてしまうだろう。

日本には、余暇の過ごし方の概念がない。
自分は今は、仕事後にプールに行って泳ぐ時間がほしいと思っている。
定休日でない限り、必ず行く。
いきたいイベントがあれば、やはり絶対いく。
海外生活が長かったから、こうなってるのだろうか。
その要望が通る職場に移った。
それほど、余暇の過ごし方が大切だと思うから。

人生は、仕事だけじゃない。お金だけでもない。
日本の文化が罪悪に思えるときが、少なくない。
なぜこんな日本になったのか、と考えると、政治家が経営者と迎合した結果なのだろうという結論にしか、いつも達せない。
気のせいだろうか。

2008/07/05(土)   就労を考えるーー(1)過労死と格差社会

日本の雇用環境はずいぶん様変わりしたとはいえ、依然、終身雇用制である。
一方で、景況感はよくなったり悪くなったりするもの。
最近は原油や食品をはじめとする物価高に押され、株価が低迷している。
バブル崩壊以降、庶民にはずっと不景気のような印象さえ持たせる時代が続いているが、そういう中にあっても景気は多少は波を打っている。
当然、好景気なら仕事は多くなり、不景気なら少なくなる。
しかし終身雇用制においては、好景気になったから社員を増やし、不景気が来たから減らす、ということをやりづらい。
人員は不景気の状態をベースに配置され、好景気なら社員一人当たりの仕事は増えて過酷になる。
月平均80時間を越えると過労死認定されると言われているが、人によっては200時間は超えるものね。
かつての自分もそうだった。

そういう状態を改善するために、採用・解雇しやすい派遣社員制度が各社で使われている。
制度を悪用する派遣会社も少なくないけれど、フレキシブルな雇用を求める企業側にとっては福音でもあるのだろう。
労働者側にもそういうところはあるかもしれないね。
しかし、やはり待遇が悪かったり、不安定だったり、問題は少なくない。
待遇が悪いのは、本当はピンはねによるところが大きいのだけどね。
経済原理で言えば、不安定な分、待遇はよくなるはずだから。
原理的にはそうでも、就労者側と派遣先企業側の双方の弱みに付け込んだ派遣会社側がそうと悟らせないよう搾り取っているのが現状である。

派遣社員について、マージン率を公開するよう義務付けるよう法案整備をすると報じられた。
歓迎したい。

2008/07/04(金)   無敵の人

2ちゃんねるの管理人のひろゆき氏の分析は興味深いものだった。
ネットの匿名性を生かして、悪いことをする人が増えている。
自分が文章を書いていることも悪いことのひとつかもしれないが(笑)
でも、基本的にいろんな人には社会的な地位というものがあって、それを失うわけにはいかない。
でも、いまは格差社会になって、失うものがない人が増えてきている。
そういう人たちが、社会をある程度混乱させることが可能な時代になっちゃった、というわけです。
そういう人が、無敵の人。

でも、人間みんな、いっしょだと思うよ。
ゴミ捨ての話に戻ると、知らないことにして、見てみぬ振りをする。
許されざることだけど、社会的な地位のある人でも、平気でやるわけだ。
何の罪悪感も持たずにね。
結局、モラルの低下がひどすぎて、どこもかしこも「自分さえよければいい」になってるんだよね。
どんなに財政が悪化しても、議員報酬や無駄な予算は一向に減らない。
そういうことを筆頭にね。

決して、無敵なんじゃない。
無反省な人、不見識な人が増えているのだろう。

2008/07/03(木)   マネーゲーム論議

資本主義というのは、効率的な生活のために、貨幣というものを生み出した社会のこと。

魚をとって生活している人でも、毎日魚ばっかり食べるのは嫌だろう。
たまにお肉が食べたいと思っても不思議ではない。
そういうとき、どうするか。
毎日肉を食べてる人を探してきて、肉と魚を交換すればよい。
そうすれば、毎日肉を食べてる人もたまに魚を食べられるし、逆もしかりで、双方満足。
昔はなにをとっても物々交換社会だったんだね。
しかし、ものは腐りやすかったり、換算が面倒で困る。
そこで、お金というものを作って、あらゆるものをお金で交換できるようにした。
お金は腐らないから、いろいろと融通が利く。
農夫のように収穫の時期が限られている人でも、一年を安心して過ごすことが出来る。
もし、物々交換だったら大変だろう。
収穫の時期には同業者の影響もあり買い叩かれ、収穫前は品薄にはなるものの商品の価値も長期の保存で下がっているわけだから、また交渉に困る。

お金というのは、ある労働者が、社会に対して貢献した価値を示したもの。


しかし、いま増えているのは、オイルマネーなど不労所得者である。
お金に利息がつくことをいいことに、大量に溜めて利子だけで生活する。
そういう人もいる。
社会に対して何の貢献もしない人でも、労働者以上の生活を送ることが出来る。
そういうことも、当たり前のように起こっているのである。
それどころか、いまはもっとひどくなっている。
社会に対して何の貢献もしない人がその座を安泰にするためだけに、多くの労働者の生活を圧迫させている。
実態はこうである。

自分の快楽のために他者を犠牲にするようなことは、自分はしたくない。
もちろん、できるための資産もありませんが(苦笑)

2008/07/02(水)   消費税増税論議に見る不誠実な態度

福田首相が消費税を上げるべく、コメントを出した。
しかしながら相変わらずの煮え切らないコメントに、もういいよ・・・と思ったのは自分だけだろうか。

年金の国庫負担を2分の1に上げないといけないから、消費税を増税しなければいけない。
来年度から上げるためには今秋からの国会で話を決めないとしょうがないから、声を上げた。
しかし与党内も一枚岩ではなく、成長重視の人たちは増税に反対するし、選挙への影響を恐れる議員たちからはタバコ増税でごまかそうという話も出る。
そうして、煮詰める時間も少ないまま、結局最初の筋書きが採用されるのである。
日銀総裁人事でも道路特定財源の再可決でもそうだ。
煮詰める時間は充分にあるのに、わざわざ時間を浪費して「もう時間がないからこの案を呑め」というのである。
今秋の臨時国会は8月から始まると言われており、それはなぜかというとイラクへの自衛隊派遣を再議決で決めるためには早く開幕しないといけないためである。
つまり、すべては逆算。逆算。
自民の国会運営というのは、全く変わらないのである。

収入が厳しいから増税する。
しかし、やはり歳出もチェックしなければ、おいそれと「はいそうですか」とは言えない。
与党のやり方は、理解を求めようなどとは思っていないのである。
頭ごなしなのである。
消費者庁という無駄な省庁を作ってポストを増やしたり、道路財源でマッサージチェアを買ったり、グリーンピアみたいな無駄な保養施設を乱立させたり、議員が答弁でぼろを出さないように深夜まで残業して答弁書を作ってタクシーで帰ったかと思ったら運転手から接待を受けていたり・・・

財政が危機と言うなら、なぜ危機になったかを説明しないといけない。
身を削る側が削らず、相手に自分の意見をただ強要する姿勢には賛同できない。

2008/07/01(火)   無差別殺人を解く

土浦で無差別殺人が起こったと思ったら、秋葉原ではもっと酷い惨劇。
誰でもよかった、死刑になりたかった、という理由で他者を傷つけることは言語道断の行為である。

人生なんてつらいもの。
うまく行くときのほうが稀である。
自分なんかはそう思い込んでいて、辛いときには耐えるか、知人を頼るかしかない。
そうしてそれらを解消して、また新しい日々に向かっていく。

ところが、解消するために必要なものを持たない人がいたら、どうなるだろう。
やり場のない怒りを、自分ひとりで処理しなければいけない。
隣人を頼っても厳しいことがあるのに、ひとりでなんてとても無理だ。
処理できない怒りが蓄積していき、配偶者を刺す。父親を刺す。同僚や上司を刺す。
たまに起こるこういう事件は、怒りの対象が明確なときに起こるのだろう。

それでは怒りの対象が不明確なときは、どうなるのか。
例えば、社会全体から阻害されているというように思いつめた人は、どうするか。
そうなれば、社会全体に危害を加えるしかないだろう。
危害を加えたいと思う相手の存在を否定したいという構図に、変わりはない。


増えつつある無差別殺人というのは、社会全体への不信が募りつつある兆候ではないだろうか。

過去ログ 2007年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2008年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 
2009年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2010年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2011年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2012年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2013年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2014年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2015年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2016年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2017年01月 02月 03月 04月 05月 06月