今週の市場サマリー

<猛毒は蜜の香り>
新聞には、新聞社に不都合な記事は掲載されない。それにしても、最近の割引率は異常ではなかろうか?

2012/6/2より、規模を縮小してお送りしています。
2015/11/10より、土曜日のみ定期、その他は不定期に政治ネタをお届けします。

2017/06/15連載を終了させていただきました。ありがとうございました。

2015/08/29(土)   今週の市場サマリー

今日の社説。

信毎:新国立競技場・維新の党
中日:新国立競技場・軍縮会議

(参考)商品相場=前週末比
純金 1134.00(▼25.60)
原油   45.22(△ 4.77)

(参考)週末相場 週初相場 二週間前相場
対米ドル:121.32 122.02 124.48
対ユーロ:135.79 138.93 138.10
対豪ドル: 86.90  89.29  91.69
日経平均:19136.32 19435.83 20519.45
債券10年:0.37% 0.36% 0.37%
債券20年:1.14% 1.12% 1.15%

2015/08/22(土)   今週の市場サマリー

今日の社説。

信毎:自民総裁選・年金情報流出
中日:朝鮮半島有事・株価大暴落

 今週頭に発表された4−6月期のGDPがマイナス1.6%という結果だった。
当然、株価は下がることが想定されたが、そこで登場したのは前場の公的年金の買い、後場の日銀の買いであった。
 よほど株価を下げられない事情があるのだろう。とりわけ、日銀の買いは最近は金額も増やしている(324億円→337億円)わけだしね。

 そもそも、株価が高い=内閣支持率が高い、という着想に無理がある。
いまの政策は株価があがってもメリットを受けない層を増やし続けているわけだから。
 安倍自民(初代)、麻生自民になって思ったことは、彼らが進める国策でメリットを受けるどころかデメリットばかり被る層が、なぜか必死になって自民万歳!ばりの声をあげるのか、違和感がありすぎるということだった。

 現在もそうだけど、そういう、いわゆるネトウヨというのは半分は官房機密費など国費から雇われた存在で、情報傾倒に走っている。大手広告代理店なども接収していてね。

 カネでなんでも解決できる、というと元ライブドア社長、堀江貴文を思い出させるのだけど、内閣支持率もカネで買える、と思っているのだと思う。

 しかし、国策で株価を維持するというのも、外部環境が良くて、出来高(取引額)が少ないからこそできること。
 4−6月期に買いいれた結果、年金が新規に株を買う余力がほとんどなくなったと公表された7月初頭、さっそく外資が仕掛ける。7月9日、日本の景気悪化(というよりは、日本の国策の株高の維持不可能)を見た外資が、1000億円単位で日本株を売りに来たのである。
 300億円程度の日銀の買いではまるで歯が立たない。日経平均は2日で1600円あまり下げ、株高の基盤のもろさを露呈した。

 そもそも、日銀の株式買いという構想には無理があった。実際、昨年10月にも相場は崩れた。日銀の買いペースでは株価は維持できないと市場が判断したからである。
 そこでどうなったか。日銀の黒田総裁は、株式の買い入れを3倍に増やす追加緩和(通称黒田バズーカ2)を発表する。人為的に株価をあげると公言した瞬間で、インフレ率も国民の生活も関係ない、中央銀行は政府の犬なのだと公言した瞬間であった。
 その後、株価は上昇を続け、21000円台をうかがう勢いになるが、日銀会見のたびに出てくる黒田はやつれたように見えた。質疑への問いに対しても歯切れが悪く、やりたくもない政策をやらされているような、そんな印象を抱いた。
 3倍に増やしたその買い入れペースでも、年内の維持は不可能と見られた8月初頭。年金の買い余力もなく、下落を続ける海外株では含み損を抱えている状態である。やはり日本株は脆いとみたヘッジファンドが、日本株を売りに来る。そうして日本株のボラティリティは高くなり、市場基盤は脆くなった。株をささえられない状態なので円を売り、円安だから買え買えなどと煽る。中国の昨年来の失敗を、全く見ていないんだよね。追加緩和の失敗も、アメリカから何も学んでいない。出口とか、全く考えていないわけでしょ。現状でも日銀と年金でユニクロ(ファーストリテイリング)の5%の株主。これ以上取得することには問題があるでしょ。日経平均225銘柄とTOPIX銘柄の全部国営にするのか、という話になる。

 日本市場は追加緩和期待とか、円安とか、意味不明なものを好感して、都合の悪いGDPや実質賃金(3%低下)などを無視して上げ続けてきたけれど、外資が2000億円も売り浴びせてくると、もう耐えられない。日銀は3日連続で337億円の買いを入れたが、焼け石に水。今までの投入額が2兆1675億円(概算、出典:ttp://www3.boj.or.jp/market/jp/menu_etf.htm)、このペースだとあと20回。営業日が約85日あり、その半分で日銀が出没している(午前中に0.13%低下すると、日銀の買いが入る)ことを考えると、どう考えてもささえきれないことは明白になる。日経平均は20800円から、2日あまりで一気に18800円台にまで下げた。

 首相のメンツのため、年金と税金をどぶに捨てたのだ。もっと日本国民は激怒してよいと思う。

(参考)商品相場=前週末比
純金 1159.60(△46.90)
原油   40.45(▼ 1.95)

(参考)週末相場 週初相場 二週間前相場
対米ドル:122.02 124.48 124.40
対ユーロ:138.93 138.10 136.14
対豪ドル: 89.29  91.69  92.09
日経平均:19435.83 20519.45 20724.56
債券10年:0.36% 0.37% 0.41%
債券20年:1.12% 1.15% 1.18%

2015/08/15(土)   今週の市場サマリー

今日の社説。

信毎:70年談話
中日:70年談話

70年談話って必要なん?ただの世界中の恥じゃない?

(参考)商品相場=前週末比
純金 1112.70(△18.60)
原油   42.50(▼ 1.37)

(参考)週末相場 週初相場 二週間前相場
対米ドル:124.48 124.40 123.93
対ユーロ:138.10 136.14 136.12
対豪ドル: 91.69 92.09  90.48
日経平均:20519.45 20724.56 20585.24
債券10年:0.37% 0.41% 0.40%
債券20年:1.15% 1.18% 1.16%

2015/08/08(土)   今週の市場サマリー


今日の社説。

信毎:食糧自給率・御嶽山捜索
中日:辺野古基地移設・原発再稼働

 世界の相場は年初来から横ばいあるいは若干安値になっているんだけど、その中にあって日本の株式市場は上昇を続けてきた。年初来から20%もの上昇をもたらした主因は日銀と年金の買いに他ならない。
 今年の年金の買い入れ額は約6兆円で、平均数%だった構成割合を25%に増やしたがその上限に近付いた。日銀は年間3兆円を買うことにしているが、昨日までで1兆9990億円を買いつけ。残額は1兆円となっている。もっとも、日銀はロールオーバーをするといっており、来年の買い付け枠(3兆円)で今年買うこともあるかもしれないなどと嘯く。

 日本の市場の1日の売買取引額が2〜3兆円だから、合計8兆円の買い付けがいかに大きなものか、分かるだろう。ありえない水準を購入していることが今までの株高の原因であり、日本市場ならぬ日本支障と揶揄される原因ともなっている。

 今後はどうなるのか。年金は目標買い付け額の上限にほぼ達しており、これ以上買うことは難しい。日銀は3兆円のうち2兆円を使ったが、12分の7の時点で金額は12分の8となっていて、余力は乏しい。一日の買い付け額は300億円ほどだが、あと30回ほどしか残していない計算。

 どうなれば日銀が買い付けるのかと言うと、午前の取引で株式指標が0.13%以上下がった場合、午後にまとめて買いつけているようだ。そのため、日本の市場は午前の寄りつきに売り、前引けで買い戻して後場中ほどで売ればかなり儲かる計算になる。

 そのルールはさておき、昨日のような日銀の政策決定会合の日は、必ず日銀が株式を購入している。昨日は337億円で、いつもより多い金額だった。15時半から日銀総裁の会見があったのだけど、冴えない表情だったね。やりたくもないことをやらされているという感じだった。政府から「株価を何とかしろ!」とでも、言われているんだろうか。そんな気になり、ちょっとかわいそうな気分にもなった。すでに一部の銘柄では日銀が5%以上保有する間接的大株主になっており、これ以上の追加緩和はできない。しかし、原油価格が暴落しており、2%のインフレ目標を達成できる見通しは立たない。顔色が悪いのも当然の結果だったかな。

 内閣支持率を株価でなんとかできると思っている総理大臣の存在が愚かな結果になっているんだよなぁ。国富が流出するだけ。大臣も甘利とか菅とか、余りにも小粒な役立たずばかりで。。。安保成立までにひたすら日銀に買わせて株価を維持するかもしれないね。馬鹿のやる政策は想像つかない。


(参考)商品相場=前週末比
純金 1094.10(▼ 1.00)
原油   43.87(▼ 3.25)

(参考)週末相場 週初相場 二週間前相場
対米ドル:124.40 123.93 123.80
対ユーロ:136.14 136.12 135.87
対豪ドル: 92.09  90.48  90.16
日経平均:20724.56 20585.24 20544.53
債券10年:0.41% 0.40% 0.40%
債券20年:1.18% 1.16% 1.16%

2015/08/01(土)   今週の市場サマリー

今日の社説。

信毎:東電強制起訴・中国脅威論
中日:東電強制起訴

 日本史に残る大きな事件なのに、法律に基づいて対処されないのはおかしい。そう思っていたので、当時の東電の経営陣を強制起訴したことは腑に落ちる。法治国家だから法で裁けという話。なぜ検察が「起訴に値しない」となってしまうのか、その背景には検察と政治家はたまた東電との癒着があるからではないか、そう思ってしまうわけである。

中日から。

>  ただし、今回の「強制起訴」議決によって、東電元幹部を有罪視するようなことがあってはならない。白黒をはっきりさせるのは、あくまで裁判の場である。

 そうだね。法律としてどうなのか、をはっきりさせて欲しい。

 もうひとつの安保関係。信毎は安保関係の社説ばかりで正直閉口気味ですが、まあ今日は無理もないかなと思う。

>  衆院通過直後の世論調査で、7割余が採決を「よくなかった」と回答した。法案にも、今国会成立にも「反対」が増えている。内閣支持率は急落し、第2次安倍政権発足以降、最低だ。
>  焦りの表れなのだろう。政府はその後、しきりに日本を取り巻く情勢の厳しさを主張している。とりわけ強く打ち出したのは、中国への警戒感だ。

 今の首相は極めて愚かで論理的思考がほとんどできないので、議席数だけあればなんとでもなると思っている。それは前回首相だったときに参院選で大敗したあともよく感じたけどね。敗戦の弁が「粛々と再議決をする」って、あんたそれ今日の選挙を否定していいのか!と思ったものね。

 集団的自衛権が必要と言っておきながら、首相や首相補佐官の磯崎が持ち出す例は個別的自衛権で対処可能なものでしょ。今まで集団的自衛権がなくて、そのことがどう日本に問題をもたらしたのかを語ってほしいと思っても、「手の内を明かす国のリーダーはいない」って。一般論を聞かれても個論で反対する。反対っていうより、答えられないから逃げているだけなのだけど。本当に馬鹿なのだなと思ったね。。
 まあ、消費税増税がそうだけどね。消費税を8%に増税しても、国全体としての消費税額そのものはほとんど変わらなかった。ということは、それだけ真水の消費が落ち込んでしまったという意味だよね。で、天秤になっている法人税はしっかり減収になっていて、財政基盤の強化といいながら国税を大企業に垂れ流ししているだけになっている。消費増税分は社会福祉にしか使いません、って言ってたけど、消費税額そのものは増えていないから社会福祉にかけるお金は増やされていないって理解でよいのだろうか。法人税を減税しても、実質賃金の増加は消費増税率にはるかに及ばない低空飛行。お題目だけコロコロ変えて増税して、ふたを開けたら大失政だった。
 日本を取り巻く環境がどう変わったのかという話が消費増税のときと同じで、ころころころころ変わる。北朝鮮の核が、イスラム国のテロが、ホルムズ海峡の閉鎖が、そして今度は中国の脅威が。また来週には別のたとえを出すんだろうなあと思いながら、呆れつつ見ている。

>  首相は「東シナ海の境界未画定海域で一方的な資源開発が行われている。南シナ海では埋め立てを一方的に強行している」などと非難した。

 資源開発で他国に攻め込むわけですか?領海が定まっていないなら、定めるようにするのは外務省の仕事でしょう??南シナ海の埋め立てが、日本にどう影響するわけ?一方的ってのは誰に対して一方的なのか。だから相手を攻撃するのですか?って話だよ。そんなことが宣戦布告の大義名分になると思っているのだったら、よっぽど近代史ってのを知らないのだろうね。いつも思うけど、本当におめでたい頭をしているのだなぁ。

 下のほうで金と原油の価格を毎週控えているけど、有事の金と言われる金価格がこんなに値崩れしているのに国際環境が緊迫しているとか、何を言っているのかという感じ。まあ、中国が株価下支えのために米国債などと一緒に売っているのかもしれませんけど。笑。ちなみに一年前はこの価格。

>(参考)商品相場=1年前(1年前と現在の比較)
> 純金 1294.80(▼199.70)
> 原油   97.88(▼ 50.76)

(参考)商品相場=前週末比
純金 1095.10(△ 9.60)
原油   47.12(▼ 1.02)

(参考)週末相場 週初相場 二週間前相場
対米ドル:123.93 123.80 124.04
対ユーロ:136.12 135.87 134.33
対豪ドル: 90.48  90.16  91.54
日経平均:20585.24 20544.53 20650.92
債券10年:0.40% 0.40% 0.42%
債券20年:1.16% 1.16% 1.19%

過去ログ 2000年01月 
2007年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2008年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2009年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2010年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2011年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2012年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2013年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2014年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2015年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2016年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2017年01月 02月 03月 04月 05月 06月