今週の市場サマリー

<猛毒は蜜の香り>
新聞には、新聞社に不都合な記事は掲載されない。それにしても、最近の割引率は異常ではなかろうか?

2012/6/2より、規模を縮小してお送りしています。
2015/11/10より、土曜日のみ定期、その他は不定期に政治ネタをお届けします。

2017/06/15連載を終了させていただきました。ありがとうございました。

2010/02/28(日)   第一生命、上場へ

今日の社説。

信濃毎日:全面禁煙・トムラウシ遭難

毎日:職業指導・川端大臣
読売:普天間基地移設問題・ベルリン映画祭
産経:全面禁煙・クロマグロ規制
朝日:社会保障番号・イラン核疑惑
日経:第一生命上場・商品取引所再編

第一生命が相互会社から株式会社に鞍替えし、4月にも東証に上場する。
太陽生命&大同生命(現T&D)が生命保険会社としてはじめて上場したときの衝撃に比べればインパクトはそうでもないかもしれない。
しかし時価総額は1兆円越えが想定され、一時的にでもディフェンシヴ銘柄は換金売りの対象になるかもしれない。

保険会社が利益を目的とした営利会社になるってのは正直、どうなんだろう。
保険金不払いで利益を重ねてきました、ってことなのだろうか。
そんな風に誤解を与えない経営が株式会社への鞍替えによって求められてくるだろう。

2010/02/27(土)   今週の市場サマリー

今日の社説。

信濃毎日:五輪フィギュア・ダルフール和平

毎日:五輪フィギュア・小沢鋭仁大臣
読売:五輪フィギュア・消費者物価下落
産経:五輪フィギュア・高校無償化
朝日:五輪フィギュア・企業献金廃止
日経:もんじゅ再開・規制改革

小沢大臣と言えば言うまでもなく環境大臣の小沢鋭仁氏なのだけど、何もつけなければ小沢一郎氏のことと勘違いされそうなので敢えてフルネームにしてみました。

(参考)商品相場
純金 1118.30(△10.50)
原油   79.66(△ 1.44)

(参考)商品相場=前週末比
純金 1118.30(▼ 3.80)
原油   79.66(▼ 0.15)

(参考)週末相場 週初相場 二週間前相場
対米ドル: 88.90  91.62  90.00
対ユーロ:121.02 124.58 122.48
対豪ドル: 79.62  82.31  79.81
日経平均:10126.03 10123.58 10092.19
債券10年:1.30% 1.34% 1.34%
債券20年:2.15% 2.18% 2.16%

2010/02/26(金)   すべり台社会

今日の社説。

信濃毎日:トヨタ米公聴会・中国の人権

毎日:トヨタ米公聴会・外国人力士制限
読売:トヨタ米公聴会・新卒就職難
産経:トヨタ米公聴会・自民審議拒否
朝日:トヨタ米公聴会・労組と選挙
日経:トヨタ米公聴会・ダルフール和平

読売の就職難の社説から。

先に結論。

>  採用拡大の決め手は、景気の回復だ。政府は景気対策に全力を挙げ、企業を側面支援すべきだ。

いつまでも官需依存の産業構造が日本をダメにしたんだと思うんだけど、どうなのかな。

戻って中盤。

>  いったん高校や大学を出た既卒者は、4月入社の正社員としては採用しない企業が、大手では主流だ。在学中に内定先が決まらなければ、途端に門は狭まる。かつての就職氷河期には、やむなく非正社員になった人が多かった。

ここがおかしいと思うんだよね。
日本のおかしいところと言えば大学は二十歳前後の人たちばかり、新規採用される社員は新卒の人ばかり、ってこと。
ほかの国なんかを見ていると大学に通う年齢層なんて本当に幅広い。家庭の事情で進学できなくても、お金を貯めてから勉強のために進学するなんてことは普通のことだしね。
もちろんそういう人たちが大学を出てからも遅滞なく新たな職をみつけられ、適切な給料をもらえる仕組みが確立されている。

日本の社会はすべり台社会で、本当にどこかで足を踏み外したらどこまで落ちるか分からない恐怖感がある。
それが日本にとってよくないことは明らかなので、国を挙げてなんとか対策を練っていただかないといけない。
大学在学者、そして雇用者の年齢層が幅広くなることは、本当は国にとって大きな利益になるはずなのだから。

(参考)商品相場
純金 1107.80(△10.60)
原油   78.22(▼ 1.78)

2010/02/25(木)   常に国会を無視する自民党

今日の社説。

信濃毎日:インフル収束・JR不採用問題

毎日:一票の格差・長妻大臣
読売:自民審議拒否・地球温暖化
産経:トヨタ米公聴会・卒業式と国旗
朝日:インフル収束・介護対策
日経:税制改革・労働者派遣法

その昔、安倍総理という時代があった。
直近の参議院選挙で敗北していたにもかかわらず法案の中身に対して野党の言い分にまったく聞く耳など持たず、粛々と3分の2を使う(衆院再可決)などと述べ国会は紛糾。
当たり前ですわな。国会は議論の場であるのに、議論などせずに可決のための手続きについてしか述べなかったんだから。
そりゃ野党が揃って審議拒否にもなるでしょ。

しかし今や与野党が変わりどうなったのか。
検察が不起訴とした議員の証人喚問を求めるとか、法治国家にあるまじき論理。
そんな要求が認められないのは当たり前なのに、それを理由付けに審議拒否するなど国政に対する侮辱である。
もちろんそんな理由で審議拒否する野党は世界の先進国を見まわしても自民党だけである。

思い返せば自民政権時代は検察が超法規的な措置を行って金融行政失政の火消しの片棒を担いだんだった。もちろん最高裁で逆転無罪。当たり前だけどね。
それらの返礼としてか、自民は検察内部で巻き起こった裏金疑惑に対してみてみぬ振りをしまたまた超法規的措置で内部告発者を別件逮捕。

与党が自民に対して何の妥協もしていないのに、どのツラさげて審議に復帰するんだろう。
永久に帰ってこなくていいと思う。
「法律など無視です、関係ありません。我々が法律です。」
「与党だったら再議決。野党だったらボイコット。つまり国会なんてどうでもよく、我々の理念が常に正しい。」
「カネにクリーンな自民党です。よろしくお願いします。」
こんな姿勢の自民党に対し、次回の選挙で国民はどういう審判を下すんだろうね。

(参考)商品相場
純金 1097.20(▼ 6.00)
原油   80.00(△ 1.14)

2010/02/24(水)   新聞の論説は劣化していないか

今日の社説。

信濃毎日:もんじゅ再開・クレーン事故

毎日:イラン核問題・前原国交大臣
読売:社会保障番号・北教組ヤミ献金疑惑
産経:もんじゅ再開・夫婦別姓
朝日:トヨタ米公聴会・朝鮮学校
日経:米の価格指標・箇所付け

日経から。

> 社説2 コメの価格指標は必要だ(2/24)

良くも悪くも日本の米取引は相対がほとんどなんだよね。
それをわざわざ収益が下がるのを覚悟してまで取引所取引に変えるなんてこと、農家がわざわざするとは思えない。
そして、必要性がないからコメ価格センターは廃止される意向だというのに。

価格指標があれば確かに日経の言うとおり戸別所得制度の算定がしやすくなったりはするだろうけれど、取引のほとんどを占める相対の実情が分からないまま価格指標を作っても、それこそ現実離れした指標になりかねない危惧がつきまとう。
農家に対するばら撒きのために指標が操作されているんじゃないか、とかね。

産経。

>  夫婦別姓制度が家族の一体感を損ない、子供に悪影響を及ぼすことは間違いない。法改正には到底、賛成できない。

主張の裏づけとなるものがほとんどなく、(いつかわからない)過去の小中学生への聞き取りの結果しかない。
もちろん統計的な妥当性があるのかどうかなど、触れられてもいない。

どちらの説を論じようと自由ですが、あまりにも論理という肉付けの乏しい説を展開されると犬の遠吠えにしか聞こえなくて困ってしまう。
産経はこんなのばかりだけどね。

(参考)商品相場
純金 1103.20(▼ 9.90)
原油   78.86(▼ 1.30)

2010/02/23(火)   

今日の社説。

信濃毎日:長崎知事選・最優秀女優賞

毎日:長崎知事選・仙石大臣
読売:もんじゅ再開・銀行資本規制
産経:長崎知事選・朝鮮学校
朝日:長崎知事選・日豪外交
日経:長崎知事選・イラン核疑惑

(参考)商品相場
純金 1113.10(▼ 9.00)
原油   80.16(△ 0.35)

2010/02/22(月)   

今日の社説。

信濃毎日:取り調べ録画・DV防止法

毎日:菅副総理・米宇宙計画変更
読売:長崎知事選・米中外交
産経:安保防衛懇・竹島の日
朝日:イラク戦争検証
日経:経済外交

2010/02/21(日)   国債受注合戦?

今日の社説。

信濃毎日:生物多様性・冬季五輪

毎日:普天間基地移設・ダライラマ訪米
読売:米利上げ・国際受注合戦
産経:イラン核問題・トヨタ米公聴会
朝日:学校週5日制・ウクライナ情勢
日経:港湾整備・公務員制度改革

読売の社説を読んで入力しようとすると「国債受注合戦」と出る。
本文はそうではなく、世界レベルで熾烈になる受注合戦について書いているんだけどね。
銀行が貸し渋りをして国債に資金を投入するさまが頭によぎって離れない。
IMEには困ったもんだ(笑)

2010/02/20(土)   今週の市場サマリー

今日の社説。

信濃毎日:公務員制度改革・トヨタ米公聴会

毎日:公務員制度改革・トヨタ米公聴会
読売:公務員制度改革・トヨタ米公聴会
産経:公務員制度改革・外国人参政権
朝日:公務員制度改革・五輪フィギュア
日経:米金利上げ・中国の人権

(参考)商品相場
純金 1122.10(△ 3.40)
原油   79.81(△ 0.75)

(参考)商品相場=前週末比
純金 1122.10(△32.10)
原油   79.81(△ 5.68)

(参考)週末相場 週初相場 二週間前相場
対米ドル: 91.62  90.00  89.37
対ユーロ:124.58 122.48 121.99
対豪ドル: 82.31  79.81  77.35
日経平均:10123.58 10092.19 10198.04
債券10年:1.34% 1.34% 1.37%
債券20年:2.18% 2.16% 2.16%

(先週のおもな出来事=主観による)
・米国で公定歩合が0.25%引き上げられ、年0.75%に
・GDPが1.1%成長、3四半期連続成長

・王将戦第四局、久保が勝利し奪取に王手

2010/02/19(金)   オスロ条約が批准され発効の見通し

今日の社説。

信濃毎日:オスロ条約・郵政法案

毎日:オスロ条約・学校週5日制
読売:外相訪豪・防衛大綱
産経:調査捕鯨・五輪と服装
朝日:オスロ条約・喫煙対策
日経:デフレ対策・トヨタリコール

クラスター爆弾の使用を禁止するオスロ条約が先日ブルキナファソなどの賛意があり発効することに決まった。
米中など大国の不参加の中での発効では実効性も疑問視されるだろう。
一刻も早く先進大国に使用を自重させるために働きかけるべきだと思う。

(参考)商品相場
純金 1118.70(▼ 1.40)
原油   79.06(△ 1.73)

2010/02/18(木)   鳩山政権下で初の党首討論

今日の社説。

信濃毎日:党首討論・ウクライナ情勢

毎日:党首討論・普天間基地移設
読売:党首討論・南欧経済危機
産経:党首討論・北教組献金疑惑
朝日:党首討論・親権見直し
日経:党首討論・インフル教訓

読売から。

>  党首討論の持ち時間は谷垣氏35分、山口氏10分間に過ぎない。時間の制約もあり、消費税率引き上げの議論も消化不良だった。

それだけの時間しかないのに大半どころか9割を政治とカネの問題につぎ込むなんて馬鹿げている。
与党に返り咲くことだけが自己目的化している。
でも仮に自民党が与党に返り咲いたところで、いまのような姿勢を見ていれば国民の生活なんてどうでもいいんだろうね。
そう国民に思われても政権が取れると考えているんだったら、どれほど愚かなことだろう。

毎日。

>  鳩山政権が発足して約5カ月。鳩山由紀夫首相と自民党の谷垣禎一総裁らとの党首討論が17日ようやく実現した。しかし、討論の中身は「消化不良」の一語に尽きた。やはり、50分そこそこの時間では短過ぎる。

自民は若手の質問枠もベテランがかっさらっていって、オリエント貿易から偽装献金を受けた政治家みたいなのを筆頭にゴミみたいな質問をしてるんでしょ。
はっきり言って批判のための存在でしかない。
3時間あれば3時間、5時間あれば5時間を同じ質問に使うだけ。
充実した討論ができるのであれば毎日の指摘するように時間延長は意味があるだろう。
しかし野党の現状では無駄である。

朝日。

>  しかし、国会、なかでも党首討論は本来、予算案審議をはじめとする幅広い政策論争を通じ、将来ビジョンを競い合う場である。
> 経済と雇用、財政をどう立て直すのか。日米同盟の「深化」や、台頭する中国、アジアとの関係は。難しいが、いよいよ待ったなしの課題はどこかへいってしまった。「いのちを守りたい」「新しい公共を」といった首相の政治哲学をめぐる応酬も聞きたかったが、取り上げられずじまいだった。

質問できないということは海外の政治答弁を見る限り、与党の姿勢を追認したってことになるんだけど、日本ではきっと違うんだろうね。

信毎。

>  そんな中で谷垣氏は、鳩山首相と小沢一郎民主党代表の「政治とカネ」の問題に時間を割いた。景気や財政をめぐるやりとりは、ごくあっさりしていた。

そりゃ、自民党にとっては自民が与党になるという目的に比べれば景気や財政なんてどうでもいい話なんだものね(笑)

(参考)商品相場
純金 1120.10(△ 0.30)
原油   77.33(△ 0.32)

2010/02/17(水)   長野県でメダル二人

今日の社説。

信濃毎日:税制論議・冬季五輪

毎日:公共事業配分・五輪スケート
読売:政治主導法案・五輪スケート
産経:税制論議・五輪スケート
朝日:税制論議・米中外交
日経:子ども手当・資源大手統合

下諏訪町の日本電産サンキョーの2選手が2・3位に入賞し、銀・銅メダルを獲得した。
人口3万人の町なのに、すごいもんだね。
快挙に敬意を表したい。

(参考)商品相場
純金 1119.80(△29.80)
原油   77.01(△ 2.88)

2010/02/16(火)   GDP成長

今日の社説。

信濃毎日:認知症対策・空転国会

毎日:税制改革・喫煙対策
読売:GDP速報値・税制改革
産経:政治資金
朝日:GDP速報値・宮城三人殺傷事件
日経:GDP速報値・税制年金改革

日本のGDPが四半期で1.1%、年率で4.7%成長。
名実逆転は相変わらずですが、少しはよくなってきたのだろうか。

(参考)商品相場
休場(プレジデントデー)

2010/02/15(月)   自衛隊幹部の認識の甘さを危惧する

今日の社説。

信濃毎日:財政問題・リコール多発

毎日:たまゆら火災・ウクライナ情勢
読売:時効撤廃・離島整備法案
産経:ハイチ地震・郵政改革素案
朝日:学術会議・米飯給食
日経:南欧経済危機

昨日の産経が相変わらず狂っている。
陸自の中沢剛1等陸佐が首相発言を批判した問題。

>  政策決定過程で幹部自衛官がもっと議論し、政策に生かすことの方が重要だ。米国では軍の責任者による議会証言が定着しており、軍事政策の決定過程でも一定の発言権を有しているといえる。

日本には軍はないからね。
アメリカの事情とは根本的に異なる。

自衛官が議論した結果として自衛官が焼け太りする政策しか出てこないことは給油隠蔽事件とかアメリカへの出兵要請依頼とか幾度となく続いた旗艦衝突などの不祥事でも明らかになっている。
自衛隊はあくまで、国防のための組織。

アメリカが国際貢献を求めてきました、だから海外に行ってきますだなんて言ってるけど、自衛隊幹部がアメリカに「日本に自衛隊の派遣要請をしてくれ」だなんて言ってたなんて、どんなマッチポンプなのかと。
いまの自衛隊はフリーダム過ぎる。もっと本来の組織の役割を認識させ自制させないといけない。

>  平成20年10月、「村山談話」を批判する論文を発表して更迭された田母神俊雄前航空幕僚長の問題についても、政府や国会は異なる意見を封じようとした。

異なる意見だから封じられたのではない。
職業上、意見を述べられない立場だということは法律に明快に書かれている。
今回だって訓示の席上での話。
到底許されるものではない。

土曜日の毎日。

>  10日に始まった陸上自衛隊と米陸軍の共同訓練の開始式で、陸自側を代表して訓示した陸自第6師団第44普通科連隊の中沢剛連隊長(1等陸佐)が、「同盟というものは、外交や政治的な美辞麗句で維持されるものではなく、ましてや『信頼してくれ』などという言葉だけで維持されるものではない」と発言した。
> 鳩山由紀夫首相は昨年11月の日米首脳会談で、米軍普天間飛行場の移設問題を巡りオバマ大統領に「トラスト・ミー(私を信じてほしい)」と伝えている。連隊長は訓示後、「首相の発言を引用したり批判したりしたわけではない」とコメントしたが、首相発言をやゆし、批判したものと受け取られても仕方がない。

本人の意図は別としても、そう指摘されても弁解の余地はないでしょう。

>  何より問題なのは、今回の事態が、「政」と「軍」の関係をわきまえず、政治を公然と批判する風潮が実力組織の内部、特に幹部クラスにまん延しているのではないか、という疑念を生みかねないことだ。「連隊長発言は氷山の一角」との認識が広がれば、長年にわたって築き上げてきた自衛隊に対する国民の信頼を突き崩すことになろう。

ライトな思想なら当たり前の発言かもしれませんが、センターレフトの人たちにとってはそうは思えないだろう。
国民が自衛隊に対する信頼を失えばどういう事態が想定されるのか。信頼を失墜させた自衛官は許される存在なのか。
そこのところを産経に聞いてみたいものだ。

2010/02/14(日)   診療報酬改定

今日の社説。

信濃毎日:南欧経済危機・耕作放棄地

毎日:南欧経済危機・宮城三人殺傷事件
読売:診療報酬改定・北問題
産経:診療報酬改定・自衛隊幹部の政権批判
朝日:高齢者拘束・アフガン支援
日経:時効廃止・日本企業の甘え

自民党支持団体である(あった?)日本医師会。
診療報酬改定のときにはいつも反対の大合唱で改革案を骨抜きにしてきた。

しかし今年は政権交代の成果で、大きな変化もあった。

読売。

> 今回の改定作業では長年の懸案も二つ、決着させた。
> 一つは再診料の統一である。現在は中小病院の600円に対して診療所は710円と大差があり、開業医優遇の象徴と長く批判されてきた。これを病院は90円上げ、開業医を20円下げることで690円にそろえた。
> 病院に手厚く報酬が配分されるため、過酷な勤務医の待遇改善が期待される。一方で、地域のかかりつけ医として時間を問わず対応する開業医にも、新たな報酬の仕組みを作った。

自身が病院に行くたびに「この差は何?」と思っていたものだけど、ついに解消されるのですね。
当然のことなのに、なんでこんなに実現が遠かったのだろう。

> 二つめは、受けた医療の費用細目が分かる「診療明細書」を、原則としてすべての患者に無料で発行するよう、医療機関に義務づけたことだ。

大昔にあったね。レインボープランってのが。
診療の明細をオンラインデータベース化して不正な請求がないことをチェックする仕組みを作ろうとしたことがあった。
1度しか撮影していないレントゲン写真を3回撮ったことにしたりなど、消耗品の不正請求が跡を絶たなくてね。
でも結局、日医の反対で実現しないまま何十年もの時が過ぎた。

自民党政権が終わったということをひしひしと感じる、診療報酬改定の決定であった。

2010/02/13(土)   今週の市場サマリー

今日の社説。

信濃毎日:診療報酬改定・イラン核問題

毎日:診療報酬改定・自衛隊幹部の政権批判
読売:国会集中審議・冬季五輪
産経:国会集中審議・宮城三人殺傷事件
朝日:診療報酬改定・暴落ユーロ
日経:小沢氏問題・暴落ユーロ

日経から。

>  まず小沢氏が国会の参考人招致に応じ、自らの責任問題などについて説明する必要がある。

国会は裁判所ではないし、小沢があれだけ資料をもって説明したこと自体が信じられないこと。
あれ以上の説明責任を求めるなら、検察側が証拠などを提示すればいいだけの話。
そういえば鈴木宗男だってムネオハウスだとかアフリカODAだとか三井物産とかいろんな噂が起こったけど、どれひとつ不起訴だよね。
噂で政治家の評判は暴落して、起訴は全然別のゴミ案件。
日本はなんであんなに別件逮捕が好きなのかね。
それだけ検察のレベルが低いということを暗示してはいるんだろうね。
嬉しくないことだけど。

(参考)商品相場
純金 1090.00(▼ 4.70)
原油   74.13(▼ 1.15)

(参考)商品相場=前週末比
純金 1090.00(△37.20)
原油   74.13(△ 2.97)

(参考)週末相場 週初相場 二週間前相場
対米ドル: 90.00  89.37  90.26
対ユーロ:122.48 121.99 125.17
対豪ドル: 79.81  77.35  79.92
日経平均:10092.19 10198.04 10590.55
債券10年:1.34% 1.37% 1.32%
債券20年:2.16% 2.16% 2.12%

(先週のおもな出来事=主観による)
・キリンとサントリーの統合交渉が破談に
・枝野氏が行政刷新大臣に
・起訴された石川議員が離党

・王将戦第三局、久保が勝利
・朝日杯、羽生が優勝

2010/02/12(金)   縮む新聞販売網

今日の社説。

信濃毎日:冬季五輪

毎日:石川議員離党・冬季五輪
読売:石川議員離党・ウクライナ情勢
産経:石川議員離党・冬季五輪
朝日:イラン核問題・冬季五輪
日経:診療報酬改定・日韓関係

朝日新聞が大分・佐賀両県で夕刊発行を取りやめると発表。

ネットの目覚しい発展もあるのだけど、新聞が2回配達されることに意味があるのか、分からなくなってきているね。
なによりも速報性が薄れているし、のみならず中身も薄れてきている。
質も量もダメとなれば、どうしようもないところだろうか。

ちなみに朝日新聞は4期連続の赤字。他の大手新聞社も3期連続赤字などのところもあり、業績は芳しくない。
製造業に黒字化努力を求めるのはいいことだけど、言ってる自分たちが赤字なんだったら偉そうな論調では物も言いづらくなるだろう。

(参考)商品相場
純金 1094.70(△18.40)
原油   75.28(△ 0.76)

2010/02/11(木)   枝野氏を行政刷新大臣に起用

今日の社説。

信濃毎日:米露核軍縮・石川議員離党

毎日:枝野大臣起用・メタボ検診
読売:枝野大臣起用・新型インフル
産経:枝野大臣起用・建国記念日
朝日:枝野大臣起用・郵政民営化
日経:枝野大臣起用・小糸工業不正

親小沢、反小沢。
能力本位で大臣を評価するならともかく、そんなつまらない座標軸で大臣を分類するなどばかげている。

結局、藤井財務大臣の辞任で菅大臣が横滑りして、そこに枝野氏が入った形。
根本的な問題は枝野氏の行政刷新大臣への起用ではなく、民主党に財務大臣をできる政治家がいないことなんだけどね。
なにかあれば小沢、小沢。つまらぬ論調にうんざりする。

(参考)商品相場
純金 1076.30(▼ 0.90)
原油   74.52(△ 0.77)

2010/02/10(水)   金融規制の勘違い

今日の社説。

信濃毎日:G7・キリンサントリー統合交渉

毎日:郵政改革案・小沢続投
読売:郵政改革案・キリンサントリー統合交渉
産経:小糸工業不正・小沢続投
朝日:パレスチナ情勢・キリンサントリー統合交渉
日経:世界金融規制・ウクライナ情勢

日本は相変わらず間接金融が主体の国。
個人投資家が銀行に預金を預け、銀行がそれをもとに企業に融資する。これが間接金融。
一方、個人投資家が直接企業に擬似融資する(社債購入など)。あるいは投資する(株式購入など)。これが直接金融。

いまやアメリカは金融業が主体産業になっていて、製造業の比率が低いという状態にある。GMなどの苦境はよく知られたことで、銀行が間接金融しようにも、手元資金に比して有効な融資先がない。
そのため、銀行がハイリスクな投資に走らざるを得ない。あるいはファンドを設立したり投資したりして、マネーゲームで儲けるしかない。
その失敗がここ最近、一挙に噴き出した。

アメリカの金融がうまく機能していないのは事実だが、それは銀行だけが悪いのではない。金融主体へと作り変えた米政府のここ10数年の構想がおかしかっただけのこと。

日経。

>  カナダで開かれた7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議でも金融規制が主要議題となった。オバマ米大統領が1月に入り新たな規制案を示したのを機に、米国が国際的な基準にするよう働きかけたのである。
> オバマ案は、預金を受け入れている銀行によるリスクの高い金融取引や、ファンドへの投資を禁じるのが柱。銀行の規模が巨大化し過ぎるのを防ぐため、M&A(合併・買収)についての制約もうたう。

なんでいつもアメリカの基準が国際的な基準になるのか分からない。
エゴを押し付けられる他国はたまったものじゃないだろう。
日本には良いか悪いかは別として株式の持合という慣習があった。
安定株主を確保して株主総会などでの発言権をヨソの会社に持たれるがの嫌なのもあるけれど、融資に対する信用の相互補完のようなところも大きい。
もちろんアメリカは銀行による過度のリスク投資を抑えるべきだけれど、だからと言って製造業が空洞化しているアメリカの事情から作られた制度が他国でも有効に機能するとは思えない。

日本は製造業が青色吐息ながらもいまだに中枢にあってよかったと思う。
製造業が倒れないうちに政府は有効策を講じるべきだ。

(参考)商品相場
純金 1077.20(△11.00)
原油   73.75(△ 1.86)


2010/02/09(火)   キリンとサントリーの統合交渉が破談に

今日の社説。

信濃毎日:長野県予算案

毎日:時効撤廃・キリンサントリー統合交渉
読売:横浜事件・G7
産経:トヨタリコール問題
朝日:朝青龍引退・G7
日経:ハーグ条約・キリンサントリー統合交渉

キリンとサントリーの統合交渉が破談に。
予想通りすぎてなんとも言えない。
ネスレやコカコーラなど、世界大手たちと戦っていくためには合併は必須という判断で両者トップは経営統合に動いたはずだけどね。。
キリンは加藤社長が会見し、統合後のビジョンが見えないと述べていたけれど、それはありえない。
ビジョンがなければ統合には移らなかったはずだから。
サントリーはと言えば佐治社長が会見し、ビジョンには曇りはない、統合比率に不満があったとしている。
キリン2:サントリー1という統合比率は到底受け入れられるものではないだろうし、サントリーもサントリーで協和発酵キリンなどの高利益率で数百億円も稼ぐ優良子会社を無価値扱いしていたことにキリンは激怒。
今後業界再編が進んだときに、両者はほかのパートナーを求めて規模の強化を図っていかざるを得なくなるだろうね。
アサヒ飲料とか伊藤園とかダイドードリンコとか大塚とかポッカとか、あるいはJTの飲料部門とか。
それで世界相手に互角(以上)に戦えるなら良いけれど、きっとそうはならないように思える。

日経の結論。

>  今回の破談は大企業の統合の難しさを改めて示した。しかし日本全体で再編の機運がしぼんでは、産業界にマイナスとなる。いたずらに萎縮せず、的確なM&Aに打って出ることが企業の成長には不可欠だ。

最近、的確なM&Aがどれほどあっただろうか。
イチジク浣腸とオカモトのぐらいしか、思い浮かばないのだが。

(参考)商品相場
純金 1066.20(△13.40)
原油   71.89(△ 0.70)


2010/02/08(月)   新聞休刊日

今日は新聞休刊日のためお休みさせていただきます。

2010/02/07(日)   不可解だらけの騒動

今日の社説。

信濃毎日:地域経済・地球温暖化

毎日:トヨタリコール・親権制限
読売:小沢不起訴・ハイチPKO
産経:高速無料実験・北方領土の日
朝日:横浜事件・老朽化ダム撤去
日経:世界財政悪化・郵政民営化

5日にこう書いた。
> 自作自演で証拠を大量に集めたふりをして自転車の逆走(自転車は必ず車道の左側を走行しなければいけない)並みに軽微な虚偽記載なんかで身柄を持っていって起訴なんてことをしていれば、いずれは治安の悪化という形でしっぺ返しが起きてこよう。
> ここでいう軽微というのは、あくまで「前例上」のことである。ヤミ献金が発覚した多くの自民党議員が記載の訂正で済んだように。念のため。

政治資金規正法というのがそもそもなぜ策定されたのかと考えると、政治家がヤミ献金を受け取って、それに対して政治家が特定の企業に対して便宜を図る行為をなくすために策定された。
政治家は収支報告書の提出を義務付けられているけれど、そこには個人からの献金は記載できる。政治家が作った政治団体は企業や団体からの献金を記載できる。
そもそも1年前に小沢事件が巻き起こったのは、西松建設が作った2団体からの献金を政治団体で受けたことが発端だった。
特捜部の主張は政治団体がダミーだから違法だというもの。
小沢の説明は的を得ていて、団体からのものだから団体で受けた、もしその献金が個人からのものだったら個人で受ければいいだけの話。偽装するメリットなどありえないというもの。
西松建設の当時の総務部長、岡崎彰文は今年1月13日午後の公判で、政治団体がダミーとは全く思っていなかった、事務所も会社とは別に借りて、資金も別だったと証言した(西日本新聞ほか)。有効な反証ができなかった検察が2日後、大久保を再逮捕したのは記憶に新しい。

前振りが長くなったけれど、多くの自民党議員は日歯の1億円ヤミ献金を含め、数千万円もの記載ミス・記載漏れを訂正という形だけで済ませてきた一方、小沢秘書に関しては即逮捕した。
訂正だけで済むのかと思って調べたところ、立法の背景にそうあった。
政治家がポケットマネーや家族の金融資産を立て替えて、支出に充てることはよくあることで、ほとんどすべての政治家がそうだといわれている。
政治活動にはかくも大金が必要なんだね。
でもいちいち自分がいくら出した、それをまた返してもらった、ということを書いているとキリがないので、そういう資金繰り情報に関しては書かなくてもよいことになっている。
あくまで公表分に関しては書かなくてよいだけであって、総務省宛てに出している非公表の書類では書いていないといけない。
総務省はその2通の報告書を見比べて、おかしくないかをチェックしておかしければ訂正の命令を出す。
訂正が公表前に間に合えばそれでよく、まかり間違って総務省が見逃しても後日修正・訂正することも認められている。
だから、多くの自民党議員は過去の政治資金報告書を修正だけで済ませてきた。それは慣例として、そして法成立の背景を踏まえれば許されていることだった。
どんなにありえなさそうな金額に思えてもね。

小沢が過去に16億円もの「巨額」「悪質」な虚偽記載をしたと東京地検特捜部の佐久間特捜部長・谷川恒太次席検事は記者会見で述べていたけど、内訳は4億円を小沢が出した、返したなのだから、立法の原点から言えばなにも問題ではない。
ここにたとえば収支報告書に記載されていない献金(いわゆる水谷建設からの献金)が含まれていれば話は別だけど、小沢も三人の秘書も否定しているし、特捜部も証拠はみつけられなかった。
日歯連のときのように、実はヤミで1億円をもらっていて歯科医師連合のために都合のよい法改正をして、それが明るみに出るやあわてて献金収入に記載したほうが圧倒的に悪質だと思うのですが、東京地検特捜部の観点は違うようです。

法律がなぜできたか、それさえ知らない特捜部。
司法つるみで検察とは馴れ合いで逮捕状を出した裁判所。
なぜか慣例に則って処理した石川容疑者の説明責任を求める新聞社。
日本は病んでるね。

2010/02/06(土)   今週の市場サマリー

今日の社説。

信濃毎日:プリウス不具合・朝青龍引退

毎日:横浜事件・読書感想文
読売:プリウス不具合・朝青龍引退
産経:橋下府政三年・朝青龍引退
朝日:プリウス不具合・予算委員会
日経:プリウス不具合・ハイチPKO

株と債券が同時に下落するなんて珍しいね。
もっとも危機の裏返しでもあるので、ありがたい話ではないんですが。

(参考)商品相場
純金 1052.80(▼10.20)
原油   71.19(▼ 1.95)

(参考)商品相場=前週末比
純金 1052.80(▼31.00)
原油   71.19(▼ 1.70)

(参考)週末相場 週初相場 二週間前相場
対米ドル: 89.37  90.26  89.83
対ユーロ:121.99 125.17 127.00
対豪ドル: 77.35  79.92  80.92
日経平均:10198.04 10590.55
債券10年:1.37% 1.32% 1.33%
債券20年:2.16% 2.12% 2.13%

(先週のおもな出来事=主観による)
・小沢氏が不起訴処分に
・朝青龍が引退表明
・棋王戦第一局、佐藤が先勝

2010/02/05(金)   新聞も自浄能力を

今日の社説。

信濃毎日:小沢不起訴・横浜事件

毎日:小沢不起訴・朝青龍引退
読売:小沢不起訴
産経:小沢不起訴
朝日:小沢不起訴
日経:小沢不起訴・検察検証

新聞が何を書こうが、新聞よりも明らかに情報を持っている検察が起訴できなかったことは事実。
こういう論調になるのは分かり切っていたけれど、検察を責める声はほぼゼロ。
メディアの自浄能力のなさのほうが深刻である。

産経。

>  ≪期待を裏切った検察≫
> 検察当局が小沢氏の違法行為を立証できず、「秘書の犯罪」を問うにとどまったのはきわめて残念である。

なんで立証できなかった行為が違法だと決めつけられているのか理解不能です。

朝日。

> 疑いがあれば捜査を尽くすのは当然だし、公判維持を考えれば、詳細を明らかにできない事情も理解できる。
> ただ、政権交代時代を迎え、世論が政界捜査に公平性や透明性を求めるようになっていることも軽んじてはいけない。法務・検察当局にも、節目節目で可能な範囲で国民に説明を試みる努力が必要なのではないか。

なにか説明したっけ?
新聞記者に対しては情報リークもしたし記者会見も開いたけれど、国民相手に何のメッセージも発していない。
むしろそれどころか会見場への立ち入りを拒否し、フリーの記者らの質問など完全にシャットアウトしていた。
こんな部署のために毎年1000億円超の税金がつぎ込まれていることが恐ろしすぎる。

佐久間特捜部長が担当してきた事件と言えば長銀事件、2件の小沢事件、福島汚職事件などなど・・・
このままでは佐久間案件は無理筋案件だとか世論誘導案件とか呼ばれてしまうよ。

検察に必要なのは証拠を集めて、法に則って罰すること。
さらに言えば「重大」とか「悪質」とか「多額」とかそんな自己弁護の言葉じゃなくて、集めた証拠の妥当性やそれらの事件との関連に関する説明である。
自作自演で証拠を大量に集めたふりをして自転車の逆走(自転車は必ず車道の左側を走行しなければいけない)並みに軽微な虚偽記載なんかで身柄を持っていって起訴なんてことをしていれば、いずれは治安の悪化という形でしっぺ返しが起きてこよう。
ここでいう軽微というのは、あくまで「前例上」のことである。ヤミ献金が発覚した多くの自民党議員が記載の訂正で済んだように。念のため。


日経。

>  今回の「陸山会」の土地購入にまつわる収支報告書への虚偽記入も、西松事件と同様の「悪質なカネを隠す重大な違反」だった疑いをもって小沢氏本人に共犯の嫌疑をかけ、事情聴取をしたとみられる。
> 普通の国民の感覚では、秘書が政治家本人の関与なしに、そんな重大・悪質な違法行為という危ない橋を渡るとは考えられない。検察が収集した証拠はどんなもので、それらをどう価値判断して嫌疑をかけ、結局証拠不十分との結論に達したのか。ぜひとも知りたいところだ。

嫌疑をかけた理由は半世紀にも渡って自民党と癒着して築いてきた自分たちの権力を守りたかっただけでしょ。

>  1年近く続いた小沢氏側への捜査が、小沢氏本人には問うべき刑事責任はなかったとの結果になったことで、検察は、さまざまな方向から疑念を抱かれよう。

米紙も独紙も英紙も豪紙も日本の検察は選挙という民主主義をつぶそうとしていると書いていてそのとおりなだけに恥ずかしすぎることです。
日本の政治は未成熟過ぎるね。

>  国民の信頼の源泉である「厳正公平」「不偏不党」の姿勢を示すためにも、そうした疑念をはらす努力が検察には要る。
> ところが、西松事件でも小沢氏側の悪質さを言うだけで、献金を受けた他の政治家関係者を正式起訴しなかった判断根拠は明かしていない。

自民党側に50人余りいて民主には2人しかいないのになぜかそのうちの1人がクローズアップされる不思議。
どこが不偏不党?(笑)

(参考)商品相場
純金 1063.00(▼49.00)
原油   73.14(▼ 3.84)

2010/02/04(木)   小沢氏不起訴処分

今日の社説。

信濃毎日:死因の究明・高速無料実験

毎日:幼保一元化・高速無料実験
読売:国会代表質問・高速無料実験
産経:小沢不起訴方針・相撲協会理事選
朝日:新幹線トラブル・高速無料実験
日経:米国防戦略・高速無料実験

東京地検特捜部の佐久間が例によって1時間以上もの長丁場にわたって記者会見を開いた。
記者会見ってのとは違うね。記者クラブにいる記者しか立ち入れないのだから。
たった60人ほどの記者が相手の、慣れ合いの場である。
自由な質問すらできず、唯一「(小沢の)狙いうちでは?」という質問がなされた程度。
そのとたんに佐久間の形相が変わり睨みつけられ、「多くの案件を同時処理してる。狙いうちなどではない」と回答されてそれ以上は聞けなかったとか(笑)


不起訴処分ということは裁判の結果で無罪になったのと同じなんだよね。
有罪にできるだけの証拠がない、というのは結局誤認逮捕と同じである。
なんでそれなのに説明責任とか役職辞職、ひどい新聞などになると議員辞職などまで求めているのか理解不能である。
起訴できなかった反省を踏まえて同様のことがないように詫びるのが検察のあるべき姿だと思うし、検察の言い分ばかり正しいとばかり大々的に喧伝し推定無罪の人間を有罪であるかのように情報を流し続けたマスメディアの責任も問われないのが不思議である。
普通のマスコミであれば当然これまでの検察の一連の暴挙を検証するだろうし、報道のあり方についても紙面と時間を割いて行うだろうね。
なにせ、自社の信用というメディアにとって最も必要なものが失われかねない深刻な事態なのだから。

論拠も根拠もなく「悪質」、金額が多大と喧伝するミスリード、政治資金で不動産を買ったのは陸山会だけだという確信犯的な誤報、「小沢容疑者」を直せないある全国紙校閲の致命的ミスなど、ほんとどうかしていると思う。

今年の夏の検事総長の人事をどうしても民主党から守りたいんだろうなぁ。
組織防衛のために民主主義をつぶそうとする日本の検察の姿勢は世界の新聞社からも叩かれているのだけど、政治家に自浄能力を求めるぐらいならば検察にもメディアにも同等以上の自浄能力が必要ではないか。

(参考)商品相場
純金 1112.00(▼ 6.00)
原油   76.98(▼ 0.25)

2010/02/03(水)   愚かな高速無料社会実験

今日の社説。

信濃毎日:米国防戦略・新幹線トラブル

毎日:米国防戦略・日中歴史共同研究
読売:米国防戦略・新幹線トラブル
産経:米国防戦略・トヨタリコール
朝日:米国防戦略・裁判員制度
日経:バーナンキ再任・幼保一元化

高速道路の無料化実験が全延長の18%でなされると発表された。
二酸化炭素25%削減の宣言とどう辻褄があうのか理解できないし、受益負担の観点からもおかしいと思う。
無料になる区間の道路をまったく使わない人たちが、無料の恩恵を受ける人たちのために納税する。
CO2の観点、税の公平性の観点などあらゆる意味で納得できない政策である。


(参考)商品相場
純金 1118.00(△13.00)
原油   77.23(△ 2.80)

2010/02/02(火)   日本漁船が領海侵犯

今日の社説。

信濃毎日:日中歴史共同研究・大相撲理事選

毎日:国会代表質問・大相撲理事選
読売:日中歴史共同研究・大相撲理事選
産経:漁船銃撃事件・政治とカネ
朝日:日中歴史共同研究・大相撲理事選
日経:中国の軍拡・政治とカネ

北海道は羅臼の漁船がロシアに銃撃された。
昨年秋に導入された位置把握システムの電源が4時間半も切られていることが判明したのみならず、同様の操業を過去に幾度となく繰り返していたことも明らかになった。

産経。
>  2隻は日露両国が合意して平成10年に始まった「安全操業」の枠組みで漁をしていた。もともと今回のような事態が起きないように設定された海域である。しかも日本側はロシア側に協力金を支払い、日本漁船は所属や船名まで事前通報した上で指定区域に入っているのである。

指定区域じゃないところに入っているんですが。

>  ロシア側は、2隻がロシア領海に入り、停船を求めたが逃走したため警告射撃を行ったと主張している。これに対し、2隻が所属する北海道・羅臼漁協は、漁船の位置を把握するシステムで航跡を確認し、指定区域からの逸脱はなかったと反論している。

指定区域から逸脱していないのにわざわざ電源を切るほうが不自然だと思う。
電源を切り領海侵犯し密漁していたと考えられてもやむを得ない。
実際、ロシア側は録画しているわけだしね。

> 「安全操業」に違反した操業であったかどうかは、きちんと解明されるべきだ。だが、警告射撃なら船体を狙うことはない。照明弾などで済むことだ。ましてや非武装の漁船に対する船体射撃は人命を無視した非道な行為である。絶対に容認できない。

銃撃「被害」に遭った漁船は照明弾で穴があいた箇所をご丁寧にふさいだり、積み荷を置いて隠したりしているんだよね。
なんのためにこんな工作をする必要があったのかと。不自然極まりない。
過去にも何度もこの近辺で捕まってる。密漁の漁獲をばらまいて逃走したりとかね。
照明弾の弾痕を消すようなものまで船に常備しているのだから、照明弾では威嚇の効果がないということ。


産経は北の「漁船」が不自然な積荷を積んで大挙して押し寄せてきても銃撃など論外という視点なんだろうね。
平和ボケっていうか、なんていうか理解不能です。

結論。

>  国会では1日、自民党の谷垣禎一総裁が質問に立ったが、この問題に一言も触れなかった。自民党はなぜロシアの人命無視の姿勢を糾弾しないのか。

自民党の麻生前首相とか、北方領土を放棄すると受け取られかねない発言をしていたと思いますが。
だいたい雇用や賃金など経済の問題とか、普天間とか対米対中対ロなどの外交問題も山積している中で贈与税がどうとか虚偽記載がどうとかばかり国会で追及する自民党が日本のことを考えているなどとは到底思えない。
国のために建設的な議論もできない政党が野党第一党だなんて、寒気がします。

(参考)商品相場
純金 1105.00(△21.20)
原油   74.43(△ 1.54)

2010/02/01(月)   

今日の社説。

信濃毎日:経団連新会長・アフガン情勢

毎日:FRB議長人事・政治とカネ
読売:外国人参政権・少子化対策
産経:日中歴史共同研究・北問題
朝日:リニア輸出・貧困ビジネス
日経:低炭素社会

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