今週の市場サマリー

<猛毒は蜜の香り>
新聞には、新聞社に不都合な記事は掲載されない。それにしても、最近の割引率は異常ではなかろうか?

2012/6/2より、規模を縮小してお送りしています。
2015/11/10より、土曜日のみ定期、その他は不定期に政治ネタをお届けします。

2017/06/15連載を終了させていただきました。ありがとうございました。

2009/09/30(水)   ドイツでも政権交代

今日の社説。

信濃毎日:長崎市長殺害事件・トキ放鳥

毎日:天下り問題・年金問題
読売:東アジア共同体・予算と税制
産経:長崎市長殺害事件・自民新執行部
朝日:予算編成・ドイツ総選挙
日経:混合医療・ドイツ総選挙

世界各国で政権交代が続いてきて、あの日本もついに政権交代した。
そしてドイツでもまた政界の枠組みが変わりそう。
大連立からメルケル派と自民党の連立政権になりそうである。

しかし不思議なのは、大連立でどうやって選挙の争点を見出すのか、ということ。
両党とも大連立の解消を前提に選挙を戦ったのだとしたら、それまでどうして連立が成立したのか不思議だよ。
日本人にはね。

(参考)商品相場
純金 994.40(△ 0.30)
原油  66.71(▼ 0.13)

2009/09/29(火)   自民党総裁に谷垣氏

今日の社説。

信濃毎日:自民総裁選・障害者支援法

毎日:自民総裁選・日航再建
読売:自民総裁選・ドイツ総選挙
産経:自民総裁選・ドイツ総選挙
朝日:自民総裁選・モラトリアム構想
日経:自民総裁選・円高対策

世の中の流れはチェンジだった。
国民は自民政権を見限り、民主に投じた。
自民党員はチェンジを拒んだ。

ほかにも前の衆院選で、鳩山や岡田の演説は、国民が主体となって新しい世を築こうと叫んでいた。
麻生や福田や石原慎太郎の演説は、自分たちが成長路線を描くから投票しろ、という演説だった。

黙って俺についてこい。って言われても、カッコイイ男の後ろ姿なら絵になるかもだけど、はっきり言ってただの思いあがりなんじゃ???

世間がそれぞれをどう感じたかは知らない。ただ、自分はそう感じた。
そして、傲慢な自民の面影は、惨敗を経た総裁選でも、全く変わっていなかったとしか思えなかった。
それを最も顕著に示していたものは、谷垣新総裁誕生の瞬間の森喜朗のVサインだろう。

(参考)商品相場
純金 994.10(△ 2.50)
原油  66.84(△ 0.82)

2009/09/28(月)   高速道路無料化は再考を強く求めたい

今日の社説。

信濃毎日:八ツ場ダム

毎日:鳩山外交・インフル対策
読売:暫定税率廃止・教員免許制度
産経:防衛問題・拉致問題
朝日:先端研究助成・水俣病検診
日経:歳入庁・次世代PHS

今日は読売から。

>  今年度から道路特定財源が一般財源化され、ガソリン税などの税収は、福祉や医療、教育などに回せるようになった。しかし、今年度予算では、税収の9割が相変わらず道路予算に使われ、一般財源化はかけ声倒れになっている。

福田首相(当時)の決断とはいえ、自民党内で骨抜きにされた末の再議決。
予想通りの結果です。

> 新政権は道路予算を洗い直し、一般財源化を名実ともに実現することにまず力を注ぐべきだ。
> 道路整備のために導入された一時的な上乗せ税率が35年も続いてきたのが問題というなら、暫定税率を本則として位置づけし直すことを検討すべきであろう。

これはその通りだと思う。
揮発油税という名目から環境対策税に変えるだけで、税収は変わらなくても道路に使える金額は減り、その分を文字通り環境対策のような今後必要となる分野に振り分けることができるから。

2009/09/27(日)   JR事故調がJR西元社長に情報漏洩

今日の社説。

信濃毎日:G20・JR事故調情報漏洩

毎日:G20・JR事故調情報漏洩
読売:G20・日航再建
産経:G20・JR事故調情報漏洩
朝日:G20・日航再建
日経:G20・ミャンマー情勢

いやぁ。やってくれるわぁ〜〜〜〜という印象。
こんな会社のどこを信じればいいのか、と詰問されてしかるべしだろう。

毎日から引用のみ。

>  国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(現・運輸安全委員会)の元委員が、在任中に担当したJR福知山線事故の最終報告書案をJR西日本の山崎正夫前社長に漏らし、山崎前社長が内容の修正を働きかけていたことが明らかになった。
> 事故調は刑事責任追及とは別に、当事者からあらゆる情報を集めて事故原因を究明し、再発防止や安全性向上に役立てるのが本来の目的だ。その公正さや中立性を損ない、国民からの信頼を著しく失墜させる行為である。不正を主導した山崎前社長の責任は極めて重い。

2009/09/26(土)   今週の市場サマリー

今日の社説。

信濃毎日:世界非核化・動植物違法採集

毎日:世界非核化
読売:世界非核化・JR事故調情報漏洩
産経:世界非核化・日航再建
朝日:世界非核化・JR事故調情報漏洩
日経:世界非核化・JR事故調情報漏洩

世界経済が二番底に向かいそうな雰囲気。
それを生んだのは藤井財務大臣の発言に一端があるのは間違いないこと。
あとはキング総裁(英イングランド銀行総裁)もそうかな。
ポンドの急落は異常としかいいようがなく、1か月で20%ほども実効レートが下がりそうな勢い。

ドルを売って新興国通貨が買われている感じもあるけど、いつまで続くか不安である。

(参考)商品相場
純金 991.60(▼ 7.30)
原油  66.02(△ 0.13)

(参考)商品相場=前週末比
純金 1010.30(△ 3.90)
原油   72.04(△ 2.75)

(参考)週末相場 週初相場 二週間前相場
対米ドル: 89.54  91.03  90.62
対ユーロ:131.53 134.26 132.09
対豪ドル: 77.54  78.32  78.20  
日経平均:10265.98 10370.54 10444.33
債券10年:1.32% 1.35% 1.31%
債券20年:2.03% 2.06% 2.06%


(先週のおもな出来事=主観による)
・ドルが急落、対円で89円台に突入

・巨人がセ・リーグ制覇し三連覇

・王座戦第三局、羽生が勝利し防衛、18連覇

2009/09/25(金)   JAL再建問題

今日の社説。

信濃毎日:鳩山外交・グランセローズ

毎日:鳩山外交・米朝対話
読売:鳩山外交・亀井発言
産経:日米外交・日露外交
朝日:鳩山外交・キトラ壁画
日経:鳩山外交・日航再建

年金負担の重さといい、OBの反対姿勢といい、ブッシュがてつけずにオバマに放り投げたように、JALの再建ってのはまさにGMのそれと重なるんだよなぁ。
JALの危機は突然降って沸いた出来事ではないものね。
どうして麻生時代、いやもっと前の政権のころから道筋をたててこなかったのか。
解決が困難なことを、自民党は嫌というほど知っているからに他ならない。

(参考)商品相場
純金 998.90(▼15.50)
原油  65.89(▼ 3.08)

2009/09/24(木)   住みよい日本へ

今日の社説。

信濃毎日:鳩山外交・金融サミット

毎日:気象変動サミット・米の中東介入
読売:気象変動サミット・八ツ場ダム中止
産経:気象変動サミット・財政健全化
朝日:気象変動サミット・長妻厚生労働大臣
日経:気象変動サミット・東アジア共同体構想

海外にいてしみじみ思ったことは、やはり日本の租税負担は軽いということ。

増税というのはいやでも今後の選択肢になってくるのだろうが、しかし、どこから税をとるのかという話は捨て置けない話である。
所得税の税率は確か最高が70%だったのが、いまや46%が最高。
物品税もなくなり代わりに消費税が導入され、高所得者に有利なように税制が変えられていったことは間違いのないこと。
今後はどこから取るのか。
富裕層からなのか貧困層からなのか。大企業からなのか中小企業からなのか。

税ではなくても、健康保険や年金といった社会保障も大きな問題である。
今のままでは立ち行かなくなることは明瞭である。
これらも今後、どういう層の負担を増やすことによって制度を賄っていくのか。
そういった根源的な議論というものをほとんど国会で見聞きすることがなかったことを恐ろしく感じる。


包括的な担税の議論、社会保障の議論というものがないままでただ消費税を上げる、年金負担額を上げる、ということでは、国民の理解は得られないだろう。
もっと本格的な議論を聞きたい。

(参考)商品相場
純金 1014.40(▼ 1.10)
原油   68.97(▼ 2.58)

2009/09/23(水)   高速無料化

今日の社説。

信濃毎日:高速無料化・CTBT発効

毎日:日中外交・八ツ場ダム中止
読売:日中外交・ネット新時代
産経:日中外交・日米外交
朝日:鳩山外交・地方分権
日経:成長戦略

はじめての秋の大型連休とあって、高速道では50〜60キロの渋滞が散見された。

信毎から。

>  この連休中、高速道を走った人が多いのではないか。一律千円の効果で、県内の高速道も遠方からの車が増えて、混雑している。
> 新政権が公約している原則無料化が実現したらどうなるか、考えるいい機会になる。
> 共同通信社の最近の全国世論調査では、無料化について「評価しない」は6割近い。反対に「評価する」は2割足らずだった。本紙の投書欄にも、無料化に疑問を投げかける声がしばしば載る。

いろいろと考えれば、やはり民主が指摘するようなメリットだけがもたらされるとは思えないんだよね。


くどいけど、費用対効果の概念が大切。
それは高速を作るという意味でもそうだけど、利用者が高速利用によってどれだけの金銭的メリットを受けられるのか、ということ。
一般道を利用するより早く安全に目的地に到達できる。
その受益は、利用者が負担するというのは経済学的には当然のこと。
税金でそれを補うというのでは、税の公平性の観点からも問題があるだろう。

この政策は再考を必要とするように思える。

(参考)商品相場
純金 1015.50(△10.60)
原油   71.55(△ 1.84)

2009/09/22(火)   堅調な純金

今日の社説。

信濃毎日:地方分権

毎日:気象変動サミット・暫定税率
読売:経済対策
産経:首相訪米・大阪府庁移転
朝日:日航再建・伊勢湾台風50年
日経:国際会計基準

純金価格が下がりそうでいてなかなか下がらない。
昔は「有事の金」と言われ、経済回復が見えてきたような局面では売られていたものだけどね。
とはいえドルが売られているのだから、円建てやユーロ建てでの金価格というのは思うほどは上昇していない。
ドル=紙、というのは有名ですが、その神話もついに崩壊しつつあるということなのだろうか。

(参考)商品相場
純金 1004.90(▼ 5.40)
原油   69.71(▼ 2.33)

2009/09/21(月)   誰が買ってるの?

今日の社説。

信濃毎日:高齢化社会

毎日:日米外交・敬老の日
読売:米露関係・敬老の日
産経:気象変動サミット・敬老の日
朝日:通信と放送・HTV成功
日経:鳩山訪米・米中の保護主義

ダウの騰勢が目立っている。
10000ドル回復も時間の問題だろう。

しかしその割に、ドルの軟調ぶりも目に付く。
今までは株が買われれば、ドルも買われていたものだから。

世界の投資家が米ドルを買って、その米ドルで米企業の株を買うという構図は、まだ当分先のことなのかな。
しかし、ではいったい誰が米株を大きく買い越しているのだろう。

2009/09/20(日)   自民総裁選

今日の社説。

信濃毎日:秋の山・補正予算見直し

毎日:亀井発言・米露関係
読売:鳩山訪米
産経:亀山発言・HTV成功
朝日:鳩山訪米・自民総裁選
日経:米露関係・為替不介入

すっかり裏番組になってしまった自民総裁選。
いままでのように首相になれるわけではない。一野党の党首である。
立候補の足並みが悪いのも頷ける。
谷垣、西村、河野と三人の立候補が予想されているけれど、誰が総裁になっても小沢の取り仕切る民主の選挙戦略に勝てそうに思えない。

民主は静岡、神奈川の参院補選を全力で取りに行って、来年の参院選で単独過半数を目指すつもりなのだろう。
社民の反対姿勢や亀井発言に振り回される政権の現状を考えれば、そのほうが国益にかなうのかもしれない、と思えてしまう。

2009/09/19(土)   今週の市場サマリー

今日の社説。

信濃毎日:自民総裁選・米露関係

毎日:自民総裁選・次官会見廃止
読売:自民総裁選・来年度予算
産経:自民総裁選・戦略局始動
朝日:米露関係・鈴木宗男起用
日経:自民総裁選・日航再建


(参考)商品相場
純金 1010.30(▼ 3.20)
原油   72.04(▼ 0.43)

(参考)商品相場=前週末比
純金 1010.30(△ 3.90)
原油   72.04(△ 2.75)

(参考)週末相場 週初相場 二週間前相場
対米ドル: 91.03  90.62  92.99
対ユーロ:134.26 132.09 132.50
対豪ドル: 78.32  78.20  79.10  
日経平均:10370.54 10444.33 10187.11
債券10年:1.35% 1.31% 1.31%
債券20年:2.06% 2.06% 2.04%


(先週のおもな出来事=主観による)
・麻生内閣が総辞職、鳩山新内閣が誕生

・王座戦第二局、羽生が勝利

2009/09/18(金)   まつもと空港はどうなる?

今日の社説。

信濃毎日:次官会見廃止・信州まつもと空港

毎日:核密約問題・予算編成
読売:次官会見廃止・地価下落
産経:次官会見廃止・核密約問題
朝日:八ツ場ダム・気象変動サミット
日経:亀井発言・住宅ローン減税

今日はいやでも信毎。

>  松本空港の定期便は、大阪(伊丹)、福岡、札幌(新千歳)の3路線すべてが含まれた。全面的な撤退である。

当然の話だとは思う。むしろ、出てくるのが遅すぎたぐらい。

> 定期便への対策と同時に、信州への観光客誘致に力を入れ、海外からのチャーター便を増やすなど新たな運航便の開拓にも、いままで以上に努力することが重要だ。

たまにチャーター便は運航しているものね。
もっとも、貨物便をあわせてもほとんどないのだけど。。

> 松本空港を取り巻く環境は、将来をみてもあまり明るくない。
> リニア中央新幹線ができれば、中南信と東京、名古屋の空港との時間距離が大幅に短縮される。北陸新幹線が延びれば、富山空港も競争相手になるだろう。

いまでもやっぱり、まつもと空港の競争相手ってのは「羽田空港」であり「成田空港」なのである。
普通に考えて、かなうわけがない。
実際、自身も九州や北海道に行くなどで飛行機に乗るときは羽田に行ってしまうものね。
九州に行くときは本当は中部のほうが近いはずなんだけど、飛行機の多さ、路線の多さ、アクセスしやすさなどの利便性で中部はとても太刀打ちできない。

かといって、今後も羽田偏重の航空行政が良いとも思えない。
滑走路を2本に増やした関空をはじめ、中核空港を国内・国際とももっと充実させないとね。
着陸料などの施設利用料を含め、包括的に考えた航空行政を期待したい。

(参考)商品相場
純金 1013.50(▼ 6.70)
原油   72.47(▼ 0.04)

2009/09/17(木)   日本の戦後史に貴重な一頁

今日の社説。

信濃毎日:鳩山新政権誕生

毎日:鳩山新政権誕生
読売:鳩山新政権誕生
産経:鳩山新政権誕生
朝日:鳩山新政権誕生
日経:鳩山新政権誕生

「ときには失敗することもあろうかと思います」

鳩山はそう語っていた。
そりゃそうだろう。政権が変わっただけでばら色の世界が待ち受けているわけではない。
とはいえ、まったく何も変わらないわけではない。
今のようなときこそ、日本人らしく忍耐強さをもって見守っていたいと思う。

(参考)商品相場
純金 1020.20(△13.90)
原油   72.51(△ 1.58)

2009/09/16(水)   鳩山新政権誕生へ

今日の社説。

信濃毎日:日航再建・宇宙補給機

毎日:日航再建・女性議員過去最多
読売:千葉県不正経理・新人議員
産経:ノモンハン70年・鳩山新政権
朝日:鳩山新政権
日経:亀井起用・鉄のカルテル

いよいよ歴史が開かれる。
それなのに、鳩山の就任会見では故人献金の話とか、シンガンスの話とか。
その質問をぶつけるべき場での質問なのか、質問した記者に聞いてみたいものだ。

(参考)商品相場
純金 1006.30(△ 5.20)
原油   70.93(△ 2.07)

2009/09/15(火)   麻生内閣、明日総辞職へ

今日の社説。

信濃毎日:国連総会・子ども手当

毎日:麻生内閣総辞職・介護施設整備
読売:リーマン破綻1年・イチロー記録
産経:リーマン破綻1年・自民総裁選
朝日:郵政見直し・イチロー記録
日経:次官会見廃止・金価格高騰

毎日。麻生内閣が明日総辞職する社説から。
いろいろといいたいことはあるけれど、とくにこの2点に尽きる。

> 政権の足元をみられたためか、外交も動かなかった。政治のたがが外れた1年だった。

これが本当に日本の国益を損ねたこと。
自民党の野放図な財政支出はいつものこととあきらめるにしても、外交の失政だけはどうにもならないからね。

> それでも最後の「麻生降ろし」に抵抗して衆院を解散し、政権を投げ出さなかった点は救いである。

逃げた安倍、辞めさせられた福田に比べると、あれだけ叩かれてよく投げださなかったものだとは思う。
一日でも長く首相の座にいたかっただけなのかもしれませんが。

(参考)商品相場
純金 1001.10(▼ 5.30)
原油   68.86(▼ 0.43)

2009/09/14(月)   リーマン破綻から1年

今日の社説。

信濃毎日:医療制度改革・村井県政3年

毎日:リーマン破綻1年・新司法試験
読売:政治主導・日米自動車業界再編
産経:教員免許更新制・自殺対策
朝日:リーマン破綻1年
日経:子ども手当・新興国の経済

衝撃のリーマン破綻から1年。
いや、予想通りの破綻だっただろうか。

1年を経て、どうなったのか。
金融機関は公的資金の返済に走り、非難され続けてきた高額報酬も再開の見込みである。

昨日の信毎から。

>  08年10−12月期の実質国内総生産(GDP)は、日米欧がそろって前期比マイナス。日本は年率換算で二けた台のマイナスとなる衝撃的な落ち込みとなった。

> 1年後の今、何とか踏みとどまっているのは、各国が足並みをそろえて対策に当たったことが大きい。マネーの流れを確保するとともに、大規模な財政出動によって実体経済を下支えした。中国の高成長にも助けられ、ようやく出口が見え始めたところである。

世界各国が保護主義に走っていたら、それこそ1930年代のようになって、戦争勃発のような様相さえ見えていただろうか。
日本の大臣は金融会議後に酩酊状態で会見を行い、非常識極まりないと世界の恥さらしになったっけ。

>  真っ先に挙げなければならないのは、市場原理主義とも言われる経済のあり方への反省である。市場原理主義とは、政府の規制・監督を排し、市場の自由な取引に任せておけば経済は成長する、といった考え方だ。
> こうした思想は、社会主義体制が崩壊して以降、とくに米国を中心に勢いを増していった。クリントン、ブッシュ政権は金融分野の規制緩和を推し進め、自由な金融取引を拡大させた。
> 低所得層にも住宅ローンを貸し付ける商売が広がり、これがまた住宅価格を引き上げる。高度な金融工学を使って住宅ローン債権などを基にした複雑な金融商品が次々とつくられ、世界中に販売される…。金融自由化は、かつてないマネーの循環を生み出した。

いままでの産業、事業分野が飽和したから、どこかに活路を求めないといけない。
それがサブプライムローン問題そのものであった。
好景気がリスクを覆い隠してしまった側面は否めないが、やはり本当はリスクが高い分、貸し出し幅は広がらないはずだったんだけどね。

金融の自由化や金融工学の高度化などとはもっと別次元で、根源的な人為ミス、いや恣意的な短期利益追求姿勢がサブプライムローン問題を生んだのでしょうね。
短期利益を追求するのは報酬が高額だからこそ。
となれば、やはりアメリカ流の報酬制度には問題があるのではないかと思わないではいられない。

2009/09/13(日)   日本の翼を守れ

今日の社説。

信濃毎日:リーマン破綻1年

毎日:郵政見直し・クロマグロ規制
読売:日航再建・対北制裁
産経:日航再建・国語世論調査
朝日:新政権の日本
日経:リーマン破綻1年

日航が資本不足に陥る恐れどころか、実質債務超過の可能性まであるようだ。
GM再建にあたりOBが年金や健康保険の縮小に反対したのは記憶に新しいけど、同じことがいよいよ日本でも繰り広げられるのか。

読売の冒頭。

>  経営再建中の日本航空が、米欧の大手航空会社2社と資本・業務提携交渉に入った。

世の中の流れではある。
KLMとエールフランスの連携なんて、考えられなかったことだしね。
ちなみに経営環境が厳しいのは日航のみならず、全日空もそうである。
まだ自力増資できるからいいとはいえ、今後の資本政策を考えると両社とも体質改善は欠かせない。

結局日本の空港というのは着陸料が高い。
それは、航空会社の負担が増えるという意味である。
ハブ空港となるべく関空や中部と相次いで開港したものの、国際線は貨物便、旅客便とも減る一方。
韓国のインチョンなどは数分の1なので、日本の国際長距離便利用者は成田や関空ではなくソウルを経由地に選んでしまう。
福岡のように韓国に近い地はもちろんのことだが、岡山、小松(金沢)、秋田など、ソウル便を持っている日本の地方空港はいっぱいあるからね。
こんなことで国内航空会社が利益をあげられるとは思えない。
路線の維持・拡大には、やはり着陸料の問題の解決が不可欠。

もうひとつは、小さい空港が増えすぎたということ。
信州まつもと空港は存続の危機にあるけれど、大物政治家の思惑だけで作られたような空港も少なくない。
そんな採算の取れない路線をいっぱい抱えさせられていては黒字を確保するどころではないだろう。
航空会社の経営を政治の圧力からいち早く開放する必要がある。

2009/09/12(土)   今週の市場サマリー

今日の社説。

信濃毎日:法科大学院・郵政民営化

毎日:人事院総裁辞任・宇宙開発
読売:社会保障番号・宇宙開発
産経:郵政民営化・宇宙開発
朝日:核軍縮・法科大学院
日経:予算刷新・宇宙開発

郵政民営化の見直しが伝えられている。
国民にとって、民営化が後退しようが、どうでもいいんだよね。
どちらが国のためになるのか。
その論点こそ必要ではないのか。
仮に国営に戻ったとしても、国益が増し、サービスが充実すればいいのだし。

産経。

>  3党は今後、郵政改革基本法案を国会に提出するという。民営化を後戻りさせ、官業体質の無駄と非効率が復活するようなことを許してはならない。

国営だ、だから無駄だ、非効率だ、じゃどうなのかと・・・
頭ごなしすぎる。

(参考)商品相場
純金 1006.40(△ 9.60)
原油   69.29(▼ 2.65)

(参考)商品相場=前週末比
純金 1006.40(△ 9.70)
原油   69.29(△ 1.27)

(参考)週末相場 週初相場 二週間前相場
対米ドル: 90.62  92.99  93.61
対ユーロ:132.09 132.50 133.88
対豪ドル: 78.20  79.10  78.68  
日経平均:10444.33 10187.11 10534.14
債券10年:1.31% 1.31% 1.32%
債券20年:2.06% 2.04% 2.08%


(先週のおもな出来事=主観による)
・一ドルが7ヶ月ぶりに90.0円台に
・H2Bの打ち上げ成功
・民国社が連立政権樹立で合意

・王位戦第六局、深浦が勝利

2009/09/11(金)   

今日の社説。

信濃毎日:温暖化と高山・惨敗自民党

毎日:同時テロ8年・千葉県不正経理
読売:同時テロ8年・郵政民営化
産経:同時テロ8年・千葉県不正経理
朝日:同時テロ8年・財界と与党
日経:証券業界再編・郵政民営化

じわじわと円高が進行中。
ねじれ国会が解消され、レイムダックの麻生退陣とともに日本がまともになるという期待感が世界では強い。
裏を返せば、それだけ日本が長い間異常だったということだけど。
まるで北朝鮮みたいな扱いでしたものね(苦笑)

円が対ドルで買われているのも新政権への期待のあらわれだとすれば、悪いことではない。

(参考)商品相場
純金 996.80(▼ 0.30)
原油  71.94(△ 0.63)

2009/09/10(木)   公教育のあり方

今日の社説。

信濃毎日:民国社連立政権・自殺対策

毎日:民国社連立政権・イチロー安打記録
読売:民国社連立政権・OECD教育調査
産経:民国社連立政権・OECD教育調査
朝日:民国社連立政権・混迷自民党
日経:民国社連立政権・貸し渋り対策

読売の見出しが「OECD調査」だったんだけど、それだけだったら経済指標に関する調査なのかな・・と思っていたら実は教育の記事。
自身も要約はうまいほうではないが、さすがにどうかという印象である。

同じネタを産経から。

> 【主張】教育予算調査 ダメ教師が増えては困る

何をもってダメ教師と論じているのか。
結論から言えばそれがなかなか分からないからこの社説は悪文。

産経の社是「不偏不党」が大嘘と分かっている人なら「ああ日教組を叩く社説なんだな。」って分かるだろうけど、教育問題に日ごろ興味を持っていない人がこの社説を読んだなら「はぁ?」という印象だろう。

強引な結論が待ち構えているのが目に見えるせいなのか、少しの論理の飛躍にもピーンと反応してしまう。
ある意味、病気だね(苦笑)

> 今回の調査でGDP比が高い北欧などは「大きな政府」で、その分、国民負担率も高い。一方で教員の給与をみると、日本は米国などと比べはるかに厚遇されている。限られた予算で優れた教員を育てて支援し、数よりもまず教育の質向上につなげるような施策を優先すべきではないか。

最初の文は教育全般の話。
二つ目の文は教員の(給与の)話。
でも、三つ目の文(最後の文)は教員の話じゃなくて、教育の話になっているんだよね。
教員を育てて支援することでもたらされるものは教員の質向上であって、教育の質向上とはすぐには結びつかないよね。
教育の質向上のためには実験費・教材費など予算の拡充、教員の増員なども施策のひとつになりえる。
政治の過剰介入に見られるように教育現場の環境が著しく悪化しているからこそ、教員の質が上がっても教育の質が上がらないのかもしれないし。
そもそもこの節の中で教員の給料がどれほどの意味をもつのか、分からない。
そもそも給与水準は米国よりは高いかもしれないけど、北欧よりは低い。
米国と北朝鮮より高ければ「米国などと比べはるかに厚遇されている」と書いても、間違いじゃないよね。

>  民主党は、支持母体の日教組が教職員の増員を強く求めてきた経緯もあり、マニフェスト(政権公約)で教員の質と数を充実させるとしている。文科省の増員要求には追い風が吹いている形だ。
> だが、いたずらに教師の数を増やすだけで、公教育の信頼回復が図れるとは思えない。
(略)
>  児童生徒数が減少する中で増員を続ける必要性も明確とはいえない。少子化にかかわらず、これまでも教員を増やしてきたが、ゆとり教育の中で逆に学力低下など批判が出ている。

教育愚策のひとつであるゆとり教育の結果として本当は日本の義務教育での学力低下がもっと進むはずだったものが、教員の増員で食い止められた結果として今があるのかもしれない。
あまりに事実と事実を短絡的に結び付けすぎです。
学力が低下した→日教組のせいだ。教員は厚遇されすぎだ→日教組のせいだ。。。うんぬん。
論説で感情論を展開しているようにしか見えず、寒い印象である。
論理も取材力も乏しいのにかかわらず見出しだけはやたらと扇動的で、もはや産経はタブロイド紙である。


ひとつ節を飛ばして結論。

>  教育投資の成果を適切に評価、検証し、教育の質を高める施策を進めねばならない。

この結論に異議はない。
しかし、限られた紙面を無駄としか言いようのない語句が埋め尽くしていて、論説としては物足りない感が強い。
もっとも、産経の社説はこんなのが多い。
見出しと結論を先に決めて、あとは自民や右派に都合の悪いものを叩くためにすべての枝葉を費やしている。
そのためか、結論部分がものすごく軽く感じられてしまう。
まあ、たまにものすごくいい社説が載ることも、あるんだけどね・・・


個人的な見解をいえば、義務教育なんて最小限の知識、多様な価値観、そして自立心を養うことができればそれでいいと思っている。
本当に勉強したいと思えば、年をとってからでも勉強し始めればいいわけなのだし。
○○を善、●●を悪というような頭ごなしの教育は、学童の思想や成長を歪めるだけだろう。

(参考)商品相場
純金 997.10(▼ 2.70)
原油  71.31(△ 0.21)

2009/09/09(水)   再び騰勢を強める純金

今日の社説。

信濃毎日:公明党新体制・イスラエル情勢

毎日:自民党総会・地球温暖化
読売:自民党総会・地球温暖化
産経:自民党総会・イチロー安打記録
朝日:公明党新体制・MSとグーグル
日経:低炭素社会

純金の価格が1年半ぶりに一時1000ドル/トロイオンス(約33g)を回復した。
円高もあって国内価格はそれほどあげているようには見えませんが、株価が持ち直しているように経済成長への期待が高まっている中にもかかわらず純金などの現物資産が値上がりするのは奇異に映る。
不相応な金価格の動きは、今後株価が二番底をつけるような動きを見越しているのだろうか。


自民とべったりの読売から。

>  読売新聞が選挙直後に実施した世論調査によれば、自民党が再び政権復帰できると答えた人は66%に上っている。

身内の読売の調査でも、自民党が凋落して解党したり二度と政権に復帰できないかもしれないと予測する人は34%にものぼるんですね。
3分の1以上。すごい数字だと思います。
とはいえ、昨日の自民党大会のマスコミ報道を見聞きする限り、その数字は低すぎやしないかという印象でもある。
朝日が同じ調査をしたら4〜5割前後になりそうだ。

(参考)商品相場
純金 999.80(△ 3.10)
原油  71.10(△ 3.08)

2009/09/08(火)   前途多難

今日の社説。

信濃毎日:新政権人事・イチロー米2000安打

毎日:新政権人事・公明党人事
読売:新政権人事・核燃サイクル
産経:新政権人事・CO2−25%削減
朝日:G20・CO2−25%削減
日経:新政権人事・ダムの無駄

福田ダム、じゃなかった八ツ場ダム。
民主は本当に工事を中止できるのだろうか。

鳩山論文の無断引用(しかも明らかに悪意を持った形での引用)なんかをはじめ、民主政権は発足前から大変な様相である。
産経新聞の報道などまさに「民主党さんの思うとおりにはさせないZE!」を地で行っている。
マスコミの報道の劣化をみるにつけ、この国の行く末が不安になる。

しかしそれでも、国民の選んだ政権である。
いろんな不安はあるけれど、少しでも暮らしなどがよくなるように見守っていくしかないだろう。

(参考)商品相場
勤労感謝の日のため休場

2009/09/07(月)   邦銀狙い撃ち?

今日の社説。

信濃毎日:温暖化対策・飲酒運転防止

毎日:G20・学生野球憲章
読売:税制改正・全国学力テスト
産経:G20・予算凍結
朝日:新政権動向・核燃サイクル
日経:出口戦略・リビア情勢

日経が金融危機の出口戦略について書いていた。

> 社説1 景気刺激の協調を緩めるのはまだ早い(9/7)

妥当な結論だろうか。
三つばかり気になったところ。
その1。

>  もちろん、政府や公的部門の支援策にあまり長く頼りすぎるのは良くない。日米を筆頭に度重なる景気対策で財政赤字が急速に膨らみ、長期金利の上昇を招く懸念がある。

日本の財政赤字って急速に膨らんだ・・・のかなぁ。
そういえばそうか。小渕政権といい、麻生政権といい、増え方はまさにうなぎのぼりだったから。
とはいえ小泉時代などでも財政赤字が膨らまなかったわけではない。
アメリカの財政赤字は減る時もあるけれど、日本の財政赤字は恒常的に増え続けている。

その2。

> G20は「協力的で調和した形」で景気刺激策を終えていく「出口戦略」を国際通貨基金(IMF)などと協力して作ると表明した。拙速は禁物だが、混乱なく経済を平時の姿に戻すよう、周到な備えが大切だ。

IMFが出しゃばる必要性を感じないのだけど、どうだろうか。

みっつめ。

> 景気回復の後に、銀行の自己資本を質と量の両面で強化する方針も示した。下旬にG20首脳会議(サミット)を主催する米国が熱心だ。

日本の銀行を狙い撃ちする変更だ、と指摘された。
そして、邦銀株は大きく下げた。
無理もない。日本の銀行の資本ってのは優先株と劣後債という二つのものがなければ成り立たないのだから。
どちらも議決権はないけれど、銀行側はかなり高い配当を支払わなければいけない。

資金は調達したい、でも、経営に関して口を出されるのはイヤ!
邦銀の思考っていうのは常にこうだからね。
竹中時代でもそうだった。公的資金など必要ないけど無理やり借りてやるのだ、というスタンスだった。
いまは当時よりはるかに銀行を取り巻く環境はよくなったけれど、それでもみずほなどを筆頭に追加増資が必要なのではないかと懸念される金融機関は少なくない。
そんな折に世界が協調して「資本の中枢を普通株にしよう!」などと言うのだもの。
当分は邦銀株は下がる一方かな・・と。

2009/09/06(日)   公明党惨敗

今日の社説。

信濃毎日:東京五輪・シンチャンウイグル情勢

毎日:国連軍縮会議・国語世論調査
読売:公明党惨敗・先端科学研究助成
産経:豚由来インフル・新ラウンド
朝日:新政権動向
日経:野党自民党・自由貿易

最近の読売と産経の社説はどうかしているので、引用するのは略。
今後の公明はどうなるのか。
自民と連立を組んだ社会、さきがけ、自由、保守と言ったあたりの政党はみんななくなっているんだよね。
公明もなくなるということだろうか。

自民と組むということは与党になれるということだけど、その見返りとして安保とか平和とか税制とかで譲らなければいけないところが出てくる。
党是よりも与党でいることのほうが大切だというのなら、そういう政党がなくなるのもいわずもがな、と言ったところでしょうか。

なにしろ自民党の党是なんて「与党でいること」だけなのだし(笑)

2009/09/05(土)   今週の市場サマリー

今日の社説。

信濃毎日:新政権動向・来年度予算

毎日:新政権動向・性犯罪審理
読売:新政権動向・来年度予算
産経:新政権動向・性犯罪審理
朝日:新政権動向・豚由来インフル
日経:新政権動向・上海株情勢

(参考)商品相場
純金 996.70(▼ 1.00)
原油  68.02(△ 0.06)

(参考)商品相場=前週末比
純金 996.70(△37.90)
原油  68.02(▼ 4.66)

(参考)週末相場 週初相場 二週間前相場
対米ドル: 92.99  93.61  94.34
対ユーロ:132.50 133.88 135.20
対豪ドル: 79.10  78.68  78.73  
日経平均:10187.11 10534.14 10238.20
債券10年:1.31% 1.32% 1.32%
債券20年:2.04% 2.08% 2.10%


(先週のおもな出来事=主観による)
・衆院選で民主党が大勝、衆参両院で第一党に

・王座戦第一局、羽生が勝利

2009/09/04(金)   産経の社是から押し紙について学ぶ

1日にも書いたことですが、産経のネットでの放言はいかなるものか。
謝罪?の全文を引用。

> 産経新聞は、保守系の「正論路線」を基調とする新聞です。発言は、新政権を担う民主党に対し、これまで自民党政権に対してもそうであったように、社会部として是々非々の立場でのぞみたいという意思表示のつもりでした。

おいらには「正論路線」という言葉がいまだに分からないのよね。
産経の社説は社説ではなく「主張」。産経のコラムは論説ではなく「正論」。
単なる名前なら気にする必要もないのだけど、自分たちの意見が正論だと思っているのだとすればどれほどの思いあがりだろう。
それはさておき、保守系ということは分かる。
要は自民と同じく、保守本流ということですよね。
しかし単なる極右とも言えるほど偏ったその主張は、中道〜左寄りの路線を完全に悪だと決めつけている。それを匂わせる社説など、月に20本は出てくる。
自分たちが極右だろうがなんだろうが結構。
でも、だからと言って他の思想を受け入れない、認めないのでは、他者の思想の自由を侵害することである。
どんなに自分たちと違う思想であろうが、それを受け入れるという器量は民主主義にとって最低限必要なことである。
産経にはそれすらない。

だいたい選挙中に産経は何度自民を応援するような社説を載せたことか。
自分なんかはさらっと「さすがに問題だと思ったんだけど・・」で流してしまったけど(笑)
ダブルスタンダードで民主党を攻撃して、自民党の疑惑は当然許されることである、なんて平然と書いている。
それまでの読者が読んでもこの産経の弁明が嘘だということは分かる。
発言がぶれることをなんとも思わないあたり、麻生の血でも引いているのだろう。


とはいえ、産経が何を書こうが、どうでもいいのよ(笑)
どうせ産経なんて全国紙で一番売れていないのだし。
新聞業界では売上水増しのために通称「押し紙」という、新聞販売店が印刷して捨てるだけの部数が各社とも35〜55%はある。
しかしそれで廃棄コストがかさんで決算を圧迫する産経は、「無代紙」と称される方法で読者にただで新聞を配っている。
その方法として系列スポーツ紙であるサンスポにくっつけたり、特定曜日のみお試し版と称して配り続けたりしている。
無代紙というのは全国紙では少なくブロック紙(地方紙)では多い。地域でも、東京ではほぼなく関西では多いなどの傾向がある。
最弱全国紙の産経の無代紙が増えるのは、当然の傾向とも言える。

産経新聞グループが売りだしていた日本工業新聞という新聞は、2004年にフジサンケイビジネスアイに変わった。
日本工業新聞時代に50万部を売り上げていたはずなのに、ビジネスアイへの変更直後の販売「目標」部数は日本工業新聞時代の半分以下である20万部。
実売部数は13〜16万部と言われている。
普通、読者数がこんなに激減するならリニューアル(改称)なんて、しないよねぇ。。


詳細は不明ですが産経は公称部数の4分の1が売れていればいいほうじゃないかな。
あんなに極右であんなに自民寄りの新聞がそんなに幅広い層に買われるとは信じがたい話だしね。
不偏不党を謳わなければ新聞の売り上げに大きな影響を及ぼすからそれを謳っているのだけど、もう時代が時代。
新聞社にはテレビ各局と違って支持政党を持ってはいけないという決まりはないのだし、自民党支持の極右新聞という触れ込みで売り出したほうが部数があがるんじゃないか?(笑)
お金をもらえずにただ配っているだけじゃなんだか聖教新聞みたいで、連立相手の影響を受けたのだろうか(爆笑)

今日の社説。

信濃毎日:新政権外交政策

毎日:マニフェスト
読売:対米外交・WTO交渉
産経:対米外交・東京五輪招致
朝日:歳出改革
日経:関空15年・消費者庁

(参考)商品相場
純金 997.70(△19.20)
原油  67.96(▼ 0.09)

2009/09/03(木)   性犯罪は裁判員制度になじまない

今日の社説。

信濃毎日:自民総裁選・性犯罪審理

毎日:インフル対策・消費者庁発足
読売:連立政権協議・消費者庁発足
産経:連立政権協議・国際会議
朝日:連立政権協議・消費者庁発足
日経:北イラン核問題・政権移行

性犯罪を裁判員制度にあてはめることに問題があると感じるのはおいらだけなのだろうか。
いや、性犯罪に限ったことではなく、ほかの多くの案件に関してもそう思うのだけど、性犯罪はとくにね。
原告側の不利益が大きすぎて、話にならない。

(参考)商品相場
純金 978.50(△22.00)
原油  68.05(±    0)

2009/09/02(水)   民主主義にはコストがかかるもの。

今日の社説。

信濃毎日:消費者庁発足・比例削減反対

毎日:政府発信・生活第一
読売:自民総裁選・八ツ場ダム
産経:自民総裁選・消費者庁発足
朝日:鳩山政権誕生へ
日経:対米政策

おいらは比例削減どころか議員数削減に反対です。
民主主義が健全に機能するためには480議員という人数が少ないと思うことはあるかもしれないけど、多いと思うことはない。
あとは得票率で考えれば、民主は勝ちすぎである。
投票制度の改変が二大政党制を促したのか、むしろその逆か。
なんともいえませんが。
信毎から。

> 比例代表の近畿、東海ブロックでは、候補者が足りないなどで、他の政党に4議席が移った。
> 有権者の意思をゆがめる、との指摘がある。不足分は欠員にするといった次善の策が考えられる。

結果として東海ブロックで1議席がみんな→民主。
近畿ブロックで1議席がみんな→民主→自民(民主が取れなかったため再配分)、1議席が民主→自民、1議席が民主→公明。
そもそも比例代表(ドント式)という制度自体、名簿搭載人が足りなくなるという事態を想定していませんからね。

>  もはや比例定数の削減は無用である。むしろ、多くの死に票が出て、正確に民意を反映できない弊害を真剣に考えるべきだ。

これはその通りだと思います。

前回の総選挙では、人件費削減を狙いとして投票時間を何時間も繰り上げる投票所が続出した。
選挙なんて、投票によって民意を問うためになされているのに、経費節減が民意の反映より大切というのはどうしたものかと思う。
比例の削減(あるいは議員の削減)もそうだけど、何が民主主義にとって最も大切なものなのかを理解できていないせいではないだろうか。


読売の社説は昔は官報と揶揄された(ちなみに産経は自民の機関紙と呼ばれた)ものだけど、いまや自民党報でしかない(笑)

>  八ッ場ダムは、1952年に構想が持ち上がった。最初は洪水防止が目的だったが、その後、関東一帯の水道用水確保などが加わった。総工費は4600億円と、国内最大級のダムである。
> 現在は、水没予定地から転居した住民のための環境整備事業や、国道の付け替え工事などが行われており、既に約3200億円が投入された。
> 問題は、事業費を国だけではなく、流域自治体などが負担することだ。総事業費のうち国分は約4割で、残りは自治体が出し合う仕組みである。
> 支出済みの3200億円についても、半分近くを自治体が負担した。国の都合で中止する場合、これを返還しなければならない。
> また、転居住民のための環境整備などは事業の途中で、仮に本体工事を中止しても継続する必要がある。つまり今後も、相当な出費を迫られることになる。

すでに3200億円をつぎ込んだから、もう引き返せない。
まるで道路行政そのものだよねぇ。
道路なんて最近のはとくにそうだけど赤字の道路ばかりだから、人件費の補填や維持費などを含めて毎年膨大な支出を積み重ねている。
ダムを作るのをやめても膨大な支出がかかるというのが読売(自民)の主張だけど、じゃダムそのものの運営コストはどうなのか。そもそも利水のためのダムが本当に必要なのか。
そのあたりのことを読売はまったく考えてないよね。

>  だが八ッ場ダムは、建設現場となる地元の町に加え、水の供給と治水の恩恵を受ける流域1都5県が推進の立場だ。

森田健作なんて知事選のときには建設に反対と取れる演説をしていたではないか。
当選した翌日には積極的に推進すると、支援を受けた自民県議の意向に沿う発言をしたけどね。
本当に推進派の知事(自治体)が民意に沿って選ばれているのかも定かではないというのに。

->  だが八ッ場ダムは、建設現場となる地元の町に加え、水の供給と治水の恩恵を受ける流域1都5県の知事が推進の立場だ。

ダムを作るから、群馬県や周辺地域には国から総事業費4600億円の約4割、2000億円のお金がなだれこんだ。
もしこれが、無条件で同地域に国から2000億円を与えられたとしたら、果たしてダムを建設するという話になっただろうか?
もしそうならば、建設するのは当たり前の話だと思う。

しかしながら、間違いなくそうではないと断言できる。
祖国香川や海水に頼る沖縄のようにウォーターショートの地域なら、話は別だろうけどね。

(参考)商品相場
純金 956.50(△ 3.00)
原油  68.05(▼ 1.91)

2009/09/01(火)   どこが不偏不党?

今日の社説。

信濃毎日:政権移行・選挙公約

毎日:脱官僚政治
読売:政権移行
産経:政権移行・防災の日
朝日:政権移行・自民党惨敗
日経:脱官僚政治

産経新聞の社会部のサイト(Twitter)に以下のようなことが書かれていた。

> 産経新聞が初めて下野なう
> でも、民主党さんの思うとおりにはさせないぜ。これからが、産経新聞の真価を発揮するところ

で、それに対するコメントが以下の通り。

> 同サイト上で「軽率な発言だったと反省しています」と謝罪した。
> 『不偏不党』を社是としており今後も方針に変わりはない。一部内容に誤解を招く表現があったので、社会部選挙班として説明と理解を求める趣旨の文を提示した。

馬鹿じゃないの?
今回の選挙で多くの国民が権利を行使して、麻生政権にNo!をつきつけた。
その結果に対してこういうコメントをするということは選挙結果や民主主義そのものを否定する発言であって、メディアおよび記者の異常な思い上がりの末の発言としか思えない。

(参考)商品相場
純金 953.50(▼ 5.30)
原油  69.96(▼ 2.78)

過去ログ 2000年01月 
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