今週の市場サマリー

<猛毒は蜜の香り>
新聞には、新聞社に不都合な記事は掲載されない。それにしても、最近の割引率は異常ではなかろうか?

2012/6/2より、規模を縮小してお送りしています。
2015/11/10より、土曜日のみ定期、その他は不定期に政治ネタをお届けします。

2017/06/15連載を終了させていただきました。ありがとうございました。

2008/12/31(水)   円高株安という一年でしたね。

今日の社説。

信濃毎日:08年回顧

毎日:08年回顧
読売:中国経済・普天間基地移設
産経:中国憲章・時効論議
朝日:公益法人改革・チベット問題
日経:年金政策・株安の一年

皆様、よいお年をお迎えくださいませ。

(参考)商品相場
純金 870.00(▼ 5.30)
原油  39.03(▼ 0.99)

2008/12/30(火)   原油価格、40ドル台を回復

今日の社説。

信濃毎日:限界集落・スキー集客

毎日:厚生労働省の大罪・財政中期展望
読売:公的資金注入・ガザ空爆
産経:2008年回顧
朝日:国会図書館・反ドーピング
日経:2008年回顧

(参考)商品相場
純金 875.30(△ 4.10)
原油  40.02(△ 2.31)

2008/12/29(月)   

今日の社説。

信濃毎日:介護報酬引き上げ・信州まつもと空港

毎日:ガザ空爆・自動車産業壊滅
読売:不景気とスポーツ・介護報酬引き上げ
産経:ガザ空爆・浜岡原発
朝日:ガザ空爆・雇用情勢
日経:ガザ空爆・リニア新幹線

2008/12/28(日)   今週の市場サマリー

今日の社説。

信濃毎日:県内雇用悪化・パレスチナ情勢

毎日:田母神論文・非正規雇用
読売:世界同時不況
産経:新銀行東京・介護報酬引き上げ
朝日:人権勧告・宇宙基本計画
日経:規制改革・高校教育

金利の低下が著しい。
原油価格は底入れしたような動きになりつつある。
クリスマスに年末に、閑散とした市場で値動きは例年荒くなるけれど、ある程度の方向性は見えてきたんじゃないのかな。
長期金利が1.10%に近づいたころが株式市場の底値だろうか。

※上記はあくまで筆者の個人的予想であり、帰結に対して一切の責任を負いません。

(参考)週末相場 週初相場 二週間前相場
対米ドル: 90.60  89.12  90.00
対ユーロ:127.45 123.76 120.80
対豪ドル: 62.20  60.80  59.40
日経平均: 8739.52 8588.52 8235.87
債券10年:1.210% 1.240% 1.400%
債券20年:1.760% 1.920% 2.200%

(参考)商品相場=前週末比
純金 871.20(△33.80)
原油  37.71(△ 3.84)

2008/12/27(土)   ソマリア沖の海賊対策として海自派遣を検討中

今日の社説。

信濃毎日:海賊対策・リニア新幹線

毎日:介護報酬引き上げ・海賊対策
読売:雇用対策・海賊対策
産経:学力テスト・海賊対策
朝日:学力テスト・海賊対策
日経:介護報酬引き上げ・雇用対策

海賊が多発しているソマリア沖に自衛隊を派遣する問題について。
読売から。
>  新法制定が当面、間に合わない場合、現行法に基づいて海上自衛隊を派遣することもやむを得ないのではないか。

日本は法治国家なのだから、法制定を放置して現行法でごまかす、というのは好ましくないことだと考えます。
国際貢献だから、緊急だから、とか言ってみたところで、文民統制が利かなくなることのデメリットのほうが多いように思えるし。
田母神事件を我々は忘れない。

信毎。

>  海賊の問題が深刻化した背景には、ソマリアが無政府状態に陥っている事情がある。海賊を抑え込むには、ソマリアの治安を回復させるのが先決だ。自衛艦の派遣は慎重に考えたい。
(略)
>  数年前まで日本のタンカーなどを悩ませたマラッカ海峡の海賊被害は、沿岸国インドネシアの政治が安定し、海と陸での取り締まりを強化してから大きく減った。ソマリアの問題でも参考になる。

これはすばらしい視点。
派遣するにしても、海自ではなくて陸自なのではないか。
ソマリアの現状を見ているとそう思えるんですよね。

(参考)商品相場
純金 871.20(△23.20)
原油  37.71(△ 2.36)

2008/12/26(金)   介護報酬3%引き上げ

今日の社説。

信濃毎日:生活保護訴訟・臨時国会閉幕

毎日:もみじマーク・学力試験結果公開
読売:浜岡原発・雇用機構廃止
産経:下山判事罷免・ガス輸出国フォーラム
朝日:裁判員制度・こどもと携帯
日経:タクシー再規制・二次補正予算

介護報酬の引き上げが決まったことを歓迎したい。
たかが3%、されど3%。
労働者の低賃金が雇用を定着させなかったり、現場の介護レベルを低いままにしてきたのだから。
報酬引き上げにそって受益者負担は増すわけだけど、相応する分だけ受けられるサービスの質があがれば受益者にとっても好ましいことだろう。

(参考)商品相場
クリスマスのため休場

2008/12/25(木)   猛毒は蜜の香り

今日の社説。

信濃毎日:消費税問題・高校学習指導要領

毎日:渡辺造反・予算案
読売:国会閉幕・中期プログラム
産経:国会閉幕・学士力
朝日:予算案・日系外国人失業
日経:経済政策

衆院で野党が出した雇用安定法案などが否決された。
参院での強行採決の上に政府の対策のコピーだ、だから反対なのだ、とは言うけれど、政府から二次補正もそれらの法案も出されていないのになぜコピーなのか。
まだ出されていないもののコピーだ、なんて論理が通用するなんて恐ろしい世の中だね。
無意味に膨らんだ予算案、8%減にとどまった道路支出、返済のめどの立たない赤字国債の金額。。。
定額給付金などを配っている場合なのか。
政権や政党が選挙のために国民に迎合的になろうとすればするほど、国力が蝕まれていってしまう。
自民公明が手放せない政権という蜜の味は、たいそう甘いものなんだろうね。

(参考)商品相場
純金 848.00(△ 9.90)
原油  35.35(▼ 3.63)

2008/12/24(水)   回顧する時期

今日の社説。

信濃毎日:互助社会

毎日:里海創生・みぞうゆう2008(政権投げ出し)
読売:2008年回顧
産経:佐藤首相発言・インフルエンザ対策
朝日:佐藤首相発言・NHK人事
日経:新卒採用・海賊対策

毎日のみぞうゆうシリーズをはじめとして(本当は未曾有シリーズ)、2008年回顧の社説が増えた。
そのたびに思うのは、2008年は解雇の年だったなぁ。ということ。
減産、減配、減給。。。
これらがひどくなれば倒産、無配、解雇になるのか。
響きの悪いことばに追い討ちを掛けたのは、二代続いた政権投げ出し辞任。
今年は実に鬱憤のたまる一年だった。

来年は、いい一年にしたいものですね。

(参考)商品相場
純金 838.10(▼ 9.10)
原油  38.98(▼ 0.93)

2008/12/23(火)   高校の位置付けはどうなってくるのだろう。

今日の社説。

信濃毎日:新型インフルエンザ・WBC

毎日:浜岡原発・高校学習指導要領
読売:経済月例報告・高校学習指導要領
産経:天皇誕生日・高校学習指導要領
朝日:浜岡原発・高校学習指導要領
日経:浜岡原発・保育所設置基準

高校で英語は英語で教えることになるのだろうか。
そういう一節が新指導要領の中に入っている。

はっきり言えば、自身の体験からも、英語で英語を教えることは可能であるし、そのほうがはるかに成長すると思う。
しかし、日本の教員にそれに耐える能力があるとはとても思えないし、それに報いるだけの待遇をしているとも思えない。

毎日。
>  だが、高校の教育課程を考える時、大学入試の現状を看過できない。入試改革とセットでなければ、高校教育の状況を大きく改善するのは難しい。

結局これがすべてなんだよなぁ。
高校教育は大学受験のためのものになってしまっているから、国などの上層部が教育政策をどう変えようとしても現場は大学入試に迎合的になってしまう。
昨年には未履修問題なども明らかになったりした。
英語は大学入試試験においてかなりの割合で必須になっていると思うけど、だからと言って入試のときに聞けて話せる必要があるのか。
正直言って、ないね。
理由としては採点上の公平性が保てないことが大きいのだけど(とくにスピーチに関しては)。
ということは、いくら指導要領を変えても効果が出ないことは目に見えている。

じゃ、どうすればいいのか。
高校教育と大学教育を完全に別のものと考えられればいいのだけど、なかなかそうもいかない。
でも、指導要領を変えるということは、それぞれが別離したものだと仮定されているということでもある。
確かに理想はそうだけど・・・・
高校教育は大学入試のためにあるという悲しい現状を踏まえて、現実的な方向に見直すのもひとつの施策なのかなぁ・・・
情けない結論だなぁ。

(参考)商品相場
純金 847.20(△ 9.80)
原油  39.91(△ 6.04)

2008/12/22(月)   放鳥されたトキ1羽が他の鳥獣類に襲われ死亡

今日の社説。

信濃毎日:ビッグスリー支援・インフルエンザ対策

毎日:自治体財政・みぞうゆう2008
読売:ビッグスリー支援・全国学力テスト
産経:大学の資産運用・とき放鳥失敗
朝日:増税への道筋・DV
日経:ビッグスリー支援・WTO交渉

産経のとき放鳥はいい社説だと思うけど、論調が強いのが気にかかるね。
もう少しソフトな書き口にはならないものなのかなぁ。

読売の全国学力テストの結果公表に関する社説。

>  平均正答率などは学力の現状を映し出す貴重なデータだ。都道府県教委が責任を持って対策とともに公表してこそ、意味を持つ。

データなんて生かしようは山ほどあるわけで、なぜそれを分析できるのが教委のみなのか、分からないですね。
余計な分析や対策とセットになる必要など、微塵も感じない。

2008/12/21(日)   今週の市場サマリー

今日の社説。

信濃毎日:予算原案

毎日:予算原案・みぞうゆう2008
読売:予算原案
産経:予算原案・ビッグスリー救済
朝日:予算原案
日経:予算原案

朝日から。
> 埋蔵金は2兆円の定額給付金の元手にも流用されており、増税を嫌う政治家にせっつかれて、官僚たちが次から次に繰り出した。一体どれだけ隠れた財源があるのか、その「へそくり」の多さに国民はあきれている。
> これだけあっけなく献上されるのを見ると、準備しておくことが本当に必要なのか、納得がいかなくなってくる。こうした剰余金はなくし、一般会計へ戻すべきではないのか。それなくして負担増などは言い出せない。

一般会計に戻すどころか、そもそもそういう別口会計の必要性がないのでは?

---

利下げさせられた米FRBと日銀。
それがすべてかな。
利下げを受けて銀行間金利が恐ろしいペースで下がっており、ほんの二か月前までは考えなかった事態がそこにある。
なにせ、日銀は前回の利下げで「過度の利下げは短期金融システムに変調を来たす」と言っていたのだもの。
今回もゼロにしなかったのは短期市場に配慮したからだと言っている。

> 来週の予想も日経平均は6800±250、米ドルは85±2、ユーロは109±2、豪ドルは55±2。
> 債券は買われる(利回りは下がる)で。

うーん。
利下げの影響でドルはもっと売られると思ったが。
実際、待ち構えていたように米銀からの大量のドル売りが出たからね。

来週からはクリスマス休暇にお正月休暇で、予想もお休み。
方向性のない相場で論じても、意味がないものね。

※上記はあくまで筆者の個人的予想であり、帰結に対して一切の責任を負いません。


(参考)週末相場 週初相場 二週間前相場
対米ドル: 89.12  90.00  91.87
対ユーロ:123.76 120.80 115.90
対豪ドル: 60.80  59.40  58.50
日経平均: 8588.52 8235.87 7917.51
債券10年:1.240% 1.400% 1.380%
債券20年:1.920% 2.200% 2.040%


(参考)商品相場=前週末比
純金 837.40(△16.90)
原油  33.87(▼12.41)

(先週のおもな出来事=主観による)
・日銀が基準金利を0.20%下げ、0.10%に
・米がゼロ金利政策、日米金利が逆転
・円ドル相場が87円台

・竜王戦第七局、渡辺が勝利、永世竜王に

2008/12/20(土)   

今日の社説。

信濃毎日:日銀利下げ・地域の品

毎日:日銀利下げ・みぞうゆう2008
読売:日銀利下げ・相撲リンチ事件
産経:日銀利下げ・雇用危機
朝日:日銀利下げ・雇用危機
日経:日銀利下げ・教育再生懇

産経。

>  雇用情勢の悪化は深刻な問題となっている。国民の利益のため、国会が党派を超えて取り組むべきことが政局の材料となり、不毛な対立が生じているのはきわめて残念である。

 より責めを負うべきは、政府の対応の遅れを浮き彫りにするねらいで法案を提出した民主党などだ。思惑を優先させ、話し合いを無視する民主党の対応は、共産党ですら批判している。

この書きかたはないんじゃないのかと思うけども‥

(参考)商品相場
純金 837.40(▼23.20)
原油  33.87(▼ 2.35)

2008/12/19(金)   非正規雇用に関する基本的論理の矛盾を感じる日々

今日の社説。

信濃毎日:中国開放30年・地上波デジタル

毎日:児童ポルノ規制・雇用崩壊
読売:日豪関係・教育政策
産経:医師不足・歴史認識
朝日:空自撤収・中国開放30年
日経:雇用対策・原油減産

何度も書いていることだけど、定期より不定期のもののほうが値段が高くなるのが普通。
それはバルチック指数もそうだし、鉄道運賃などもそうだし、なにをとってもそうである。
雇用も当然、定期雇用より不定期雇用のほうが、待遇はよくなければいけない。
ところが派遣切りの相次ぐ現状を見ると、派遣は企業にとって雇用の調整弁という役割を立派果たしているにもかかわらず、一方では理論上、正規社員よりはるかに高いはずの賃金は相変わらず格段に低いままに抑えられたままである。
それまでの待遇のよさで、氷河期を食いつないでいくものだからね。

現状を見ていると派遣というのは企業側のメリットしか発揮されていないんだよね。
派遣切りということを簡単に実行するのであれば、賃金は正規社員じゃないから割安、という論理はおかしいということに気づかないといけない。
経団連会長の「苦情の決断」という言葉には耳を疑ったよ。
大分での派遣打ち切りのときのコメントだけど、期限前の契約打ち切りはやってはいけないことで、やむをえない場合でもその有効期間内は別の企業を紹介しなければいけないんだよね。
大企業が、法令、通達を無視している現状がそこにある。献金して、そういうことを合法にするよう、法改悪を求めている。
株主や従業員などのステークホルダーに顔向けのできない経営者が高額の報酬を受け取っているのはアメリカだけではなかったんだね。

政治のふがいなさも相変わらず。
上述の派遣の待遇改悪を行ったのは自民公明である。
大企業は自民公明に献金をしてくれても、労働者は献金してくれないからね。
加えて言えば・・・
非正規社員の雇用を継続したり正社員に登用すれば企業に100万円を支給、という総合経済政策がどうしても理解できない。
本来であれば、正社員に登用するほうが短期的な支出は下がるはずだし、現場にスキルも集積する。優秀な社員が退くことによる穴埋めもできる。
政府は雇用保険のプール金で無駄な事業をまた起こすつもりのようだけど、そんなことをするよりもたとえば、失業保険受給者を登用した場合、雇用保険は労使とも1〜2年は無料にする、とかすればいいんだよ。
そうすれば雇用保険の財政に穴が開くこともなくなり、労使とも負担が当初は少ないから見入りもある。
地味な政策に映るかも知れないけど、政策なんて本来地味なもの。
大味な25兆円の経済対策、真水はいくら、なんて、いらないんだよ。
国債に依存した日本の過去の公共事業がほぼすべて失敗に終わったことは、国民はよく学んでいるはずだから。
政策もしっかりしてもらいたいものです。

(参考)商品相場
純金 860.60(▼ 7.90)
原油  36.22(▼ 3.84)

2008/12/18(木)   利下げの意味するところ

今日の社説。

信濃毎日:米利下げ・春闘

毎日:米利下げ・春闘
読売:米利下げ・空自撤収
産経:米利下げ・税制論議
朝日:米利下げ・春闘
日経:米利下げ・タイ情勢

利下げというのは、現金の価値を今までより低くすること。

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この1年、ものすごいペースで円高、株安が進んだ。
それらの意味することは簡単に言えば、株や外貨を持っているより「円という現金」を持っていることのほうがはるかに価値が高いものだった、ということである。
去年売れば16000円だった株が、いまや8000円前後なのだもの。
同時に、去年売れば167円だったユーロが、いまや120円前後なのだもの。
日経平均100株と10000ユーロを1年前に売って、定期預金にしていたらどうなっていたか。
160万円+167万円=327万円になっていた。
そこに、1年間の利息(0.5%)がついて、329万円ぐらいになっている。
ところが同じだけのものを今年売った人はどうなっているか。
株の配当を1%(約2万円)、ユーロの利率が3%だとすれば10300ユーロになっているから、合計では82万円+124万円=206万円にしかならない。
去年売るのと今売るのとで、実に123万円、1.5倍以上の開きが出る。

でも、これは、今までの話。
去年と今年を比べれば、去年のうちにすべての資産を円に変えておくのが最善だった。
そう判断し成功した人もいるだろうし、逆の判断をして失敗した人もいるだろう。

じゃ、1年後はどうか。
誰にも分からない。だからこそ、資産運用というのは難しいわけだし、その道のプロもいっぱいいるわけだ。
簡単に言えば、1年後にさらに株安、円高が進むと考えているのであれば、やっぱりいま手持ちの株や外貨はすべて円に換えたほうがいい。
もし、株高、円安が進むと考えているのなら、逆にいま株と外貨をしこたま買っておけばいい。

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金利を下げるということは、現金のまま持っておくことの価値が下がるということ。
そう考えれば、今後、現金の価値が上がっていくのか、下がっていくのか。
株や外貨を買ったほうがいいのか、そうではないのか、よく分かるだろう。
投資は自己責任で。

(参考)商品相場
純金 868.50(△25.80)
原油  40.06(▼ 3.54)

2008/12/17(水)   不在のお知らせ

すみませんが県外に出てきます。
帰還は土曜日朝か、下手すれば土曜日夜かと。

今日は・・・APのこの記事に尽きるね。

> Goldman Sachs posts first loss since going public
> NEW YORK (AP) -- Goldman Sachs Group Inc. on Tuesday reported its first quarterly loss since it went public in 1999, losing $2.29 billion during its fiscal fourth quarter.
(以下略)

三洋株が1株250円で売れれば黒字だったんだろうけど(笑)
GSは11月決算なんだよね。アメリカでは12月決算が多いだけに珍しいと思う。

新規公開も少なく手数料収入が減り、投資資産も値下がりし・・・とは言うものの、現金ばかり集めて銀行に貯めている層が圧倒的に多い日本は、一番回復力も強いはずなんだけどな。
日本の株式の低迷は、投資教養の不足によるものだとしか思えないんですよね。


今日の社説。

信濃毎日:タイ情勢・空自撤退

毎日:産科保障制度・税制改正
読売:春闘・18歳成人論議
産経:教育再生・春闘
朝日:雇用対策法案・WTO交渉
日経:雇用対策・18歳成人論議

(参考)商品相場
純金 842.70(△ 6.20)
原油  43.60(▼ 0.91)

2008/12/16(火)   ブッシュはすばやくみをかわした!

今日の社説。

信濃毎日:日銀短観・少年審判傍聴

毎日:日銀短観・地球温暖化
読売:日銀短観・新テロ対策法
産経:WTO交渉・地球温暖化
朝日:タイ情勢・地球温暖化
日経:日銀短観・地球温暖化

今日は簡単に。

信毎。少年法が改正され、被害者や遺族が裁判を傍聴できるようになった問題。

>  少年審判が非公開とされているのは、少年のプライバシーに踏み込んで成育歴や環境を明らかにした上で、立ち直るための教育的な方策を探るためだ。

でも、立ち直る=更正する、なんだから、この論理は青少年だけでなくて誰に対しても通用する論理のはずだよね。
裁判の目的は裁きと更正の二つ。
知る権利への対応が遅れているのは事実だけど、全体でどういうグランドデザインがあってその改正がなされたのか分からないのが残念である。

もうひとつの信毎のテーマ、日銀短観から。

> こうしたときだからこそ、経営陣には企業の社会的責任の大きさを踏まえてもらいたい。過度に悲観的にならず、先を見通した戦略を練り直すよう求めたい。雇用の確保は最優先で取り組むべき課題である。

雇用を減らせば消費が減り、自社商品も売れなくなる。
それは当たり前の論理じゃなかったのかなぁ。

ソニーなんて前回から1年以内となる大幅リストラで、従業員の士気も懸念される。
リストラでやめるのは優秀な社員のほうが圧倒的に多いからね。

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それと、世界的な話題となったイラク人記者のブッシュへの靴投げについて。

出来事そのものはイラクをはじめとする中東での反ブッシュ反アメリカの現れだと思うし、世界史上最悪の大統領として名を残すブッシュを物語るエピソードとして、長らくあのシーンは使われ続けていくのだろう。
でもやっぱり、どういう感情を持っているにしても、あれはジャーナリストとしてやってはいけない行動だったと思っている。
ジャーナリストが戦うための武器はペンであって、少なくとも凶器でも靴でもないはずだから。


(参考)商品相場
純金 836.50(△16.00)
原油  44.51(▼ 1.77)

2008/12/15(月)   新聞休刊日

お休みさせていただきます。

2008/12/14(日)   ビッグスリー支援

今日の社説。

信濃毎日:日中韓首脳会談・地球温暖化

毎日:日中韓首脳会談・ビッグスリー救済
読売:日中韓首脳会談・地球温暖化
産経:日中韓首脳会談・給油法案
朝日:日中韓首脳会談・給油法案
日経:日中韓首脳会談・ビッグスリー救済

日経。

>  平時ならともかく、今の世界経済はGM破綻の衝撃を難なく吸収できるほど強固ではない。予期せぬリスクを防ぐためには公的支援もやむを得まい。

衝撃の大きさを認めているのだから、GMの破綻そのものが非常時なんじゃないのかなぁ??
いつつぶれても非常時だから、いつでも公的支援が必要というふうにも読める。

>  米議会が政府融資にあたり「労務コストをトヨタ自動車など在米外資なみに下げる」のを条件にしようとしたところ全米自動車労組が拒否したと伝えられるが、理解に苦しむ。もはや組織エゴを振りかざしている段階ではない。労使が痛みを分かち合って再建に取り組むときだ。

これは本当に理解に苦しむね。
金融全盛のアメリカでは自動車業界なんて末端なんだけど、それでも年俸で言えば20万ドルぐらいにはなるわけで。
日本の自動車業界って言えば11万ドルぐらいかな。
それでも十分すぎるぐらいもらっていると思うけど、気のせいなのだろうか。

2008/12/13(土)   今週の市場サマリー――ビッグスリーの11条処理を

今日の社説。

信濃毎日:与党税調・政治空白

毎日:緊急経済対策・六カ国協議
読売:ビッグスリー支援・与党税調
産経:与党税調・六カ国協議
朝日:ビッグスリー支援・緊急経済対策
日経:給油法案・与党税調

(参考)商品相場
純金 820.50(▼ 6.10)
原油  46.28(▼ 1.70)

> 来週は日経平均は6800±250、米ドルは85±2、ユーロは109±2、豪ドルは55±2。
> 債券は買われる(利回りは下がる)で。

株も売られ債券も売られ・・・
企業はよほど資金難なんだろうな・・・・

ビッグスリー救済法案なんて、もっと早く廃案になって市場は大惨事になると思っていた。
円が急激に買われ、トヨタや日産やソニーなんてどうみても下期は大赤字に決まり切っている。

それはともかくビッグスリーのことを書くと、あれだけ賃金水準が高いのみならず、退職者の年金だけでなく医療費やいろんな面倒まで・・・
そりゃつぶれるに決まってるよ。
破綻は環境対応車を作れなかったせい、なんて論調もあるけど、高すぎる従業員の待遇が引き金になったのに間違いないだろうに。
日本メーカーが育てた幹部候補生は札束で鼻っつらをひっぱたいて相次いで奪っていく。
人を育てる能力もない。金さえあればなんとかなると思っている。
今回も賃下げ案がUAW(労組)の反対で廃案に。

オバマになったらUAWの支援を受けているだけに、つぶせなくなるだろう。
ブッシュの最後の置き土産として、綺麗に破綻させて片付けてほしい。
それだけでブッシュの支持率も少しは回復しそうだ。

各紙も取り上げているけど、特定の破綻企業に税金をつぎ込むことがおかしいとおもわないと。
住専のときの論調はどこに吹き飛んでしまったのだろうか。


来週の予想も日経平均は6800±250、米ドルは85±2、ユーロは109±2、豪ドルは55±2。
債券は買われる(利回りは下がる)で。
‥でも、下振れもあるかもね。

※上記はあくまで筆者の個人的予想であり、帰結に対して一切の責任を負いません。

(参考)週末相場 週初相場 二週間前相場
対米ドル: 90.00  91.87  95.57
対ユーロ:120.80 115.90 121.40
対豪ドル: 59.40  58.50  62.50
日経平均: 8235.87 7917.51 8512.27
債券10年:1.400% 1.380% 1.400%
債券20年:2.200% 2.040% 2.090%



(参考)商品相場=前週末比
純金 820.50(△ 1.50)
原油  46.28(▼ 8.15)

(先週のおもな出来事=主観による)
・韓国中銀が基準金利を1.00%下げ、過去最低の3.00%に
・ビッグスリー支援法案が廃案
・円ドル相場が13年ぶりの88円台

・給油法案が再議決で成立
・竜王戦第六局、渡辺が勝利

2008/12/12(金)   なんでもかんでも先送りの時代

今日の社説。

信濃毎日:六カ国協議・世界学力調査

毎日:給油延長・たばこ増税見送り
読売:六カ国協議・社会保障予算
産経:金融機能強化法・雇用開発機構
朝日:金融機能強化法・書記官事件
日経:金融機能強化法・中国の30年

毎日。

>  たばこ増税の議論が社会保障の財源論に矮小化(わいしょうか)されてしまったのが、そもそも誤りだった。「増税でたばこ消費が減れば税収は増えない」という反対論だけでは、喫煙が健康に与える悪影響を食い止める方向に議論は広がらない。

これは本当にそう思うね。
道路とか年金とかのほかの話にしてもそうだけど、国全体の利益とか、まったく考えてないもの。
今だけしのげばいい、族議員が儲かればいい、みたいなね。

(参考)商品相場
純金 826.60(△17.80)
原油  47.98(△ 4.46)

2008/12/11(木)   不況を実感する原油続落

今日の社説。

信濃毎日:広島女児殺害事件・佐久総合病院

毎日:広島女児殺害事件・ソニーリストラ
読売:広島女児殺害事件・年金記録改ざん
産経:広島女児殺害事件・ソニーリストラ
朝日:ソニーリストラ・福祉財源
日経:道路特定財源・世界学力調査

8前後にまで落ちた純金/原油で表される指数が、下記のとおりいまや19ほどにまで上昇。
原油需要というのは景気の動向をモロに受け、金価格というのは金融恐慌のときには上昇傾向にあるからなぁ。。。
やはり、今までが異常だっただけということ?それとも、今が正常?
なにがなんだか、わからない・・・

広島女児殺害事件は下級審に差し戻しされた。
自分が裁判員制度でかり出された裁判員だったら、これでまた判決を・・・と思えば、げんなりするだろうね。
行政コストを市民が理解する、という意味ではいい試みだとは思いますが、山積する問題は依然、解決されないままで。。。

(参考)商品相場
純金 808.80(△34.60)
原油  43.52(△ 1.45)

2008/12/10(水)   新聞を買いたいと思った日

今日の社説。

信濃毎日:印パ情勢・国の出先機関

毎日:世界学力調査・無保険の子
読売:世界学力調査・倒産急増
産経:世界学力調査・中国潜水艦領海侵犯
朝日:世界学力調査・地方分権
日経:ニューディール政策・ソニーリストラ

日経の社説が二本とも日経らしいテーマ選択で、しかも味のある社説だった。
こういう社説を見ると紙面を購入したくなるし、実際にしてしまう。
実際、とてもよいと思った社説をみたときはここで紹介もせず、紙面を買ってください、と書くのですが(笑)

米大手新聞社のトリビューンが11条(破産法)申請を申し出たり、月刊誌や週刊誌の休刊が相次いだり、出版・印刷をめぐる情勢はとても悪い。
ネットの台頭が主因なのかどうかは分からないが、日本の新聞社も対岸の火事ではいられないだろう。
トリビューンの破綻が社説として取り上げられないのが不思議なぐらい。
それでも、日経の今日のような日経らしいすばらしい社説をみたりしていると、内容のあるものは相応に評価されていいと思う。
新聞文化がなくなるのは惜しい、と思えば100円でも140円でも、500円でも払う気になるよね。
中身がなければ、そうは思えないけれども。
新聞各紙は紙面の充実に努めることで、出版印刷不況を克服して、新時代でも生き残っていて欲しい。

(参考)商品相場
純金 774.20(△ 4.90)
原油  42.07(▼ 1.64)

2008/12/09(火)   見えるものは見えなく、見えないものは見える。

今日の社説。

信濃毎日:内閣支持率急落・子どもと携帯

毎日:国の出先機関・六カ国協議
読売:国の出先機関・内閣支持率急落
産経:国の出先機関・女児遺体事件
朝日:内閣支持率急落・六カ国協議
日経:国の出先機関・内閣支持率急落

内閣支持率、六カ国協議、地方分権(国の出先機関)の3つは書かないテーマだと決めているから。。。
そうすると、書くことがないんだよね(苦笑)
無理に書くなということか。

それでも敢えてネタを探すと、信毎の小学生の携帯電話の社説になるのかな。

>  橋下知事のアピールは、学校現場にとっては今さらの感が強い。大阪府内の小中学校は、約9割が持ち込みを禁止している。長野県内の小中学校は持ち込まないことが不文律の原則だ。

おいらが小中学生のときはPHSや携帯電話なんてなかったわけで、そんな心配をする必要もなかったのだけど、持ち込まないことは不文律なんだね。
防犯のためにわが子に持たせる気持ちは分かるので、禁止を押し付けるのもどうかと思う。

じゃ、外国ではどうなのか。
おもちゃ自体、日本の子どものように買ってもらえない。
就寝時間も、親に厳しく決められる。
働いていないから、ものを買えない。働いていないから、夜は寝ないといけない。
そういう論理なんだね。
携帯電話を買うことそのものにもお金がかかるし、メールや通話、パケット通信にはもちろんお金がかかる。
その分は個人で負担しなさい、という論理は至極まっとうなものだと思う。

夜だって、宿題でもやらない限り、早く眠らされる。
夜は大人の時間だ、というのがコンセンサスだからね。


セールスや勧誘などの電話がかかってきたときに日本人は「いいです」とか言って取り合おうともせずに切る。
でも、海外の人たちは、「自分はこれこれこう思ってる。だからそんなサービスはいらない」という風に、論理立てて断る。
なんでもかんでも面倒くさい、で片付ける日本人には論理力も説得力も極めて薄いよね。
そして、なんでもかんでも締め付ければ解決する、というのも日本人ならではの思考だと思う。
もっと問題の根が深いところにあることを知るべきだ。
一番の問題は、保護者の教育がなっていないことにあるのではないのだろうか。

> 橋下知事の方針には、閣僚から賛同する意見が相次いだ。携帯電話を“悪者”にするのは分かりやすい。けれど、安易な排除や規制は解決にはならないことを、肝に銘じてもらいたい。

(参考)商品相場
純金 769.30(△17.10)
原油  43.71(△ 2.90)

2008/12/08(月)   建前と本音

今日の社説。

信濃毎日:真珠湾の日

毎日:内閣支持率急落・高校喫煙室
読売:タクシー再規制・高校入試
産経:年金改ざん・小中学生の携帯
朝日:郵政民営化・水俣病救済
日経:年金改革

毎日の社説。

> 嫌煙が世界の潮流となっている折、指導が手ぬるいと批判されてもおかしくない。一方で、教職員が生徒の事情をくんだ指導法ならば、相応に尊重されねばなるまい。

生徒の事情を汲んだ指導法だから、それを尊重するというのは違うように思う。
本当は、たばこなどに関する教育をもっと徹底させることが必要なのではないのかな。

> 大切なのは、建前では割り切れない問題があると知ることではないか。一筋縄でいくはずのない正邪、勝敗、損得などを二者択一式に判断する風潮が広がる。多数派の価値観に合わないと、規格外として排除する傾向も強まる。情理の理が強調され、情の影は薄れる。世の中がぎくしゃくしていると嘆く人が目立つのも、無理からぬ話だ。

建前と現実がある。
それを如実に語るのは政治なのだけどね。
理念は崇高でなければいけなくても、実際には泥臭いことが大多数を占めている。
でも今回の問題は、建前と現実とか、そういう問題ではないように思う。

似たような建前と現実を扱っているのが読売。

>  神奈川県立神田高が2005、06、08年度の入試で、服装や態度の乱れを理由に、合格圏内だった22人を不合格にした。
> 問題は、服装や態度という要素が選考基準になかったことだ。
> 県教委は、「選考基準にこの点を明示しておくべきだった」として、校長を更迭した。
> この“処分”に対し、県教委には約1400件、読売新聞にも約300件の反響が寄せられたが、9割が前校長を支持している。「入試にきちんとした格好で行くのは常識だ」という意見も多い。

不文律って、あるじゃない?
猫を電子レンジで暖めたら死んだとか、アメリカじゃあるまいし。
PL法(製造物責任法)ができたのはこの事件・裁判が契機だけど、電子レンジはどういうものに使われるものかなんて、明らかじゃない?
同じように、入試のときに威儀を正してはっきりと受け答えするのは当然のこと。

でも、それを明示しなければいけないというのは分からない部分が多い。
入試要綱が不文律を書くだけでいっぱいになってしまうよ。不毛すぎる。
義務教育ではないのだから、ある程度の裁量を高校や校長側に与えるのは当然のことだと思うのだけどね。

もうひとつの毎日の社説。
コメントは略しますが、言いたいところは分かってもらえるはず。

>  今回の結果により麻生首相はますます衆院選を遠ざけようとするのだろうか。一方、自民党には再度、総裁選を行い首相交代でしのごうという動きが出てくるのだろうか。いずれにせよ政権与党は混乱し、思い切った経済対策どころではなくなる可能性が大きい。

> だが、これまで「選挙より景気対策」との首相の姿勢に一定の理解を示していた世論に変化が出ている点を重く受け止めた方がいい。衆院選の時期について今回は「直ちに解散」と答えた人が最も多く、遅くとも来春までにとの声が大半だった。

2008/12/07(日)   巨匠逝く

加藤周一さんが死去。
惜しい人をなくした。日本の損失だよ・・・

言わずと知れた日本文化の第一人者。
日本だけではない。その博識は世界においてもまれな存在だったと思う。
よく読み、よく勉強し、終始一貫した姿勢を持っていた氏の姿勢が自分に与えた影響はとても大きい。
日本文化は雑種文化、と論じられたのも若くして世界へ行き、鬼畜米英というような思想にもならず欧米かぶれに支配されることもなかったからだろう。
自身も海外で過ごした時期はそれなりにあるわけで、氏ほどの知性も知識もなくてもいろいろな価値観を知っていることを誇りに思っているよ。

文章は難解で知られ、高校時代などにはよく泣かされたものだった。
筆致も講演も難解さなどが一緒なのも氏らしかったところ。
簡単に書いてください、簡単に講演してください、とよく新聞関係者や出版関係者、講演関係者に注文をつけられていたけど、そんな注文どこ吹く風。
読者・聴衆のレベルを誰よりも知っていたのは氏だし、それよりもなによりも、専門的なことは単純に平易なことで言いかえられるものではない、ということを分からせてくれたのも氏であった。
読者や聴衆に理解してもらうのも仕事だけど、それらに迎合して話の本質が変わってはおかしいものね。

よい読者でありたい、よい聴衆でありたい。
氏の文章に触れ、氏の講演を聞くたびにそう思い、自己向上心をたき続けられてきたものだった。
本当に残念でならない。合掌。

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今日の社説。

信濃毎日:ビッグスリー救済・国籍法改正

毎日:教科書検定・田沢投手
読売:教科書検定・常用漢字
産経:内閣人事局・飲酒運転
朝日:温暖化会議・雇用危機
日経:北の核問題・代引き規制

2008/12/06(土)   今週の市場サマリー

今日の社説。

信濃毎日:出版不況・北の核問題

毎日:地上波デジタル・リストラ横行
読売:新雇用対策・欧州利下げ
産経:教科書検定・ビッグスリー救済
朝日:印パ関係・年金国庫負担
日経:新雇用対策・米中首脳会談

産経のビッグスリーに関する社説の結論。
>  大事なのはいたずらにこの問題を先送りしないことである。米議会と政府には、規律ある合理的な救済策の選択を期待したい。

本文を読んでもどうして救済すべきなのかわからないし、結論が唐突に出てきた感じ。

朝日。
>  2兆円の定額給付金にはばらまき批判が強く、世論調査で6割以上の人が「不要」としている。財源がないというなら、これをやめて基礎年金の国庫負担引き上げにあてたらどうか。
> 目先のばらまきのために、国民が最も求めている社会保障を犠牲にするのでは、本末転倒も甚だしい。
> 大事な年金制度をもてあそばないでもらいたい。

麻生首相が小沢民主代表のことを「信用できない」と言っていたのを思い出したよ。
どんなに逃げ回ってもあと9か月以内で選挙があることは、絶対に変わりようのないこと。
まさか衆院議員の任期を延長する法案とか、出すわけあるまいし(笑)

(参考)商品相場
純金 752.20(▼13.30)
原油  40.81(▼ 2.86)

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> 来週は日経平均は7500±250、米ドルは89±2、ユーロは114±2、豪ドルは56±2。
> 債券は横ばいで。

債券が買われすぎ。銀行貸出残高も過去最高水準の伸び率を記録。
銀行と縁のなかった優良企業が銀行借り入れを増やしたものの、中小企業への貸出残高は減少傾向。
銀行としては、大手向き融資は利ざやにこそ満足できなくても不良債権を増やさないためには仕方ない措置なんでしょうな。
そして、剰余資金は中小に貸すよりは国債を買い集めると。

日経平均は強かったね。
下げたけど、もっと下げると思ったから。
主力株扱いされている輸出依存の企業の株価はさっぱりだけど、輸入依存の小売業などが買われている模様。
アメリカでは雇用が60万人近い減少。
ビッグスリーの資金繰りは目に見えて悪いわけで、融資がなければ来年早々、下手すれば年内にも倒産するかもしれない。
個人的には11条(破産法)にファイルして、強すぎる経営陣と従業員の権力を一度はぎとるほうが再生にはいいと思う。

為替は想定内。
豪ドルに関しては3%程度までの公定歩合下げをすでに織り込んでいるとは思うけど、他の通貨に関してはなんとも言えないんだよね。
豪ドルが利下げを発表しても豪ドル相場は全く振れなくなったけど、ユーロやポンドが利下げを発表したら、やっぱり円は買われる。
ドルは0.25〜0.50%、ユーロ・ポンドも1.00%ぐらいまでは下がるんだろうね。
今後の金利差の縮小は円高につながるかどうかは、前述のとおり不明です。
来週は日経平均は6800±250、米ドルは85±2、ユーロは109±2、豪ドルは55±2。
債券は買われる(利回りは下がる)で。

常識的にいえば15日までは株価は上がらんだろうね。
16日から年末にかけてはお化粧買いで上がるかもしれないけど。
資金繰りが無事に解決して、年越しを迎えられるのがはっきりするまでは買いづらい。
来週は本当に修羅場で、日経平均は一時的にでも7000円を割って終値をつける可能性が高いんじゃないかな。
いよいよ政府の本領を求められる時が来るだろう。
世界各国に比べて、日本のねじれ国会のデメリットが最大限に発揮されそうな気がするので、ポジションを減らしましたよ(苦笑)
売り注文って何年ぶりだろ?って思いながら。

※上記はあくまで筆者の個人的予想であり、帰結に対して一切の責任を負いません。

(参考)週末相場 週初相場 二週間前相場
対米ドル: 91.87  95.57  94.95
対ユーロ:115.90 121.40 118.91
対豪ドル: 58.50  62.50  59.15
日経平均: 7917.51 8512.27 7910.79
債券10年:1.380% 1.400% 1.410%
債券20年:2.040% 2.090% 2.080%

(参考)商品相場=前週末比
純金 752.20(▼66.80)
原油  40.81(▼13.62)

(先週のおもな出来事=主観による)
・オーストラリア中央銀が公定歩合を1.00%下げ、4.25%に
・欧州中銀が公定歩合を0.75%下げ、2.50%に
・英中銀が公定歩合を1.00%下げ、2.00%に
・スゥェーデン中央銀が公定歩合を1.75%下げ、年2.00%に
・ビッグスリー再建策を論議

・自動車各社の販売低迷、相次いで減産へ
・派遣の契約打ち切り、期間中解除が相次ぐ
・道路特定財源の一般財源化を先送り
・タクシー過剰で減車が法制化
・竜王戦第五局、渡辺が勝って2勝3敗に

2008/12/05(金)   二本立て

今日の社説。

信濃毎日:予算編成・タイ混迷

毎日:石油再編・雇用保険
読売:内定取り消し・道路特定財源
産経:厚生労働次官連続殺傷・クラスター爆弾
朝日:道路特定財源・教科書検定
日経:石油再編・欧州利下げ

○石油再編
新日本石油と新日鉱HDが統合と報道され、両社から発表もあったけれども、新日石系統のスタンド、ENEOSは赤字だし、新日鉱系のJOMOだって目だった利益が出てるわけでもない。
結局石油産業ったって川下では儲からないのだから、川上の利益に頼ることになる。
統合の結果スタンドの過当競争が減って、川下で利益が上がるようになるなら別だけど、日本の景気情勢と可処分所得の低さをみる限り、そうはならない気がする。
じゃあ、建設会社と一緒で、何で合併するの?って話になるよね。
建設会社が一向に減らないのは、統合したら入札機会が半減し、統合メリットがほとんどないから。
両社の発表を聞いていても統合による経営効率化がどこでなされるのか、不透明な気がしました。
第一の目標は油田の開発で原油調達の安定化、第二に地球温暖化防止のビジネスの強化だというけど、その二つは統合しなくてもできることではないのか。
正直言ってそう思う。
どちらにしても、川下の大量の赤字を放置して川上で対策を練っても無意味なわけで、赤字の部分がどのように改善していくつもりなのか知りたい。

○道路特定財源
福田時代、2009年度から一般財源化することを閣議決定し、自民の中の反発分子も納得したんじゃなかったかな。
しかしそのための閣議決定も、どこかにすっ飛んでしまった。
閣議決定は重い、なんて言われていても道路族にはそんなことより自身の利権のほうが大切なわけで。
年金に社会保障に雇用対策に、大量の資金不足が見込まれていても、余剰は道路財源からは絶対に出ないというのもおかしい気がする。
道路需要は当初見積もりより13%も下方修正されたばかり。
なにも道路整備が不要と言っているのではない。
道路整備が過剰すぎるのだ。

朝日。
>  だが自民党は、使途の縛りをなくせば人件費や借金返済に使われ、経済対策にならないと攻勢に出て、ひっくり返してしまった。結局、経済危機を口実に骨抜きにし、特定財源の仕組みを温存したということだ。

閣議決定してもだめとなったら、与野党合意なんてもっと簡単に反故にされるわけで、これ以上の拘束となればやはり法制化するしかないのかな。
道路財源の一般財源化と暫定税率の恒久税率化をセットで進めることで、あのときは手をうたなければいけなかったようだ。

(参考)商品相場
純金 765.50(▼ 5.00)
原油  43.67(▼ 3.12)

2008/12/04(木)   心理の底はいつ現れる?

今日の社説。

信濃毎日:県内大学連携・地方分権

毎日:予算編成・道路特定財源
読売:予算編成・タイ混迷
産経:予算編成・地方分権
朝日:予算編成
日経:予算編成・ビッグスリー再建

(参考)商品相場
純金 770.50(▼12.80)
原油  46.79(▼ 0.17)

株価の底が見えない。
しかし相次ぐ下方修正で、日経平均は7000円ぐらいが妥当なのかな?とも思えてくる。
日経採用銘柄のEPSを指数のそれに合わせたら、600円ぐらいなわけで。
PER(株価利益率)10倍が6000円。12倍で7200円。20倍なら12000円。
強気なときは20倍ぐらいで、実際前回の株価下落時は20倍なんてはるかに超えていたんだよね。
株価を指標面から論じることに意味がないことはよく分かっているけど、日経平均が6000円になったって全くおかしいと思っていません。


それはともかく。
前回の金融危機のとき、株価底割れの危機を救うのはM&Aだと書いた。
実際、買収やバリュー株ファンドの登場(村上某も含む)で、株価は底割れを回避した。
いまだって余剰資金は有り余っているはず。
それはいったい、どこに消えたのか。
どうすれば、市場に戻ってくるのか。
長期投資減税や配当減税、株式保有規制の緩和、商法の改正など、政策が一役担うところも大きいだろう。
やはり政権がしっかりしていなければ対策も出しようがないわけで、日本の株価の低迷を見ていると政治空白というのを身にしみて感じる年の瀬だね。

2008/12/03(水)   クリントン国務長官

今日の社説。

信濃毎日:米外交政策・地球温暖化会議

毎日:米外交政策・クラスター爆弾
読売:米外交政策・資金繰り支援
産経:米外交政策・景気悪化
朝日:景気悪化・タイ混迷
日経:米外交政策・金融悪化

バラク次期大統領と予備選であれだけ派手に戦ったクリントンを国務長官に据えることに対して疑義があがっているのだろうか。

日経から。

> 米国政治史を見ると、ホワイトハウス・国家安全保障会議(NSC)、国務省、国防総省のそれぞれが望ましいと考える政策を実現するために権力闘争めいた動きがしばしば起こっている。それが少ないのは、大統領と国務長官との信頼関係が強い場合とされる。

誹謗合戦になったのは記憶に新しい。
過去のことは水に流して、よき新時代を作れるように力を合わせてほしいものだね。

(参考)商品相場
純金 783.30(△ 6.50)
原油  46.96(▼ 2.32)

2008/12/02(火)   消えた年金、消された年金・・・

今日の社説。

信濃毎日:派遣契約打ち切り・タイ混迷

毎日:地球温暖化会議・内閣人事局
読売:被害者参加裁判・雇用保険
産経:内閣支持率急落・タイ混迷
朝日:年金改ざん・新型インフルエンザ
日経:地球温暖化会議・朝鮮半島情勢

厚生年金記録が国によって改ざんされていた問題。
もう目も当てられない悲惨さというか、なんと言うか。

今日の紙面にとらわれる必要はないのだろうけど、今日の朝日から。

> 責任の追及は当然として、この問題で最優先に行うべきなのは、記録を元に戻し、正しい金額の年金を支払うことである。

その趣旨はよく分かるが、冒頭にこう書いてある。

> 三文判を買ってきて偽造したり、証拠が残らぬよう書類をシュレッダーで破棄したりした、といった証言まである。

どこまで記録が回復できるのか。
給与明細など、すべての記録をとっている人なんて稀有だろうしね。
記録を回復できないのは自己責任、では生きるのもつらい世の中だろう。

>  これらは不正の「一類型に過ぎない」と調査委も指摘している。埋もれている改ざんを掘り起こして被害を救済するのには膨大な作業が必要だが、放置するわけにはいかない。

幸か不幸か自身の記録は改ざんされていなかったので、どういう例があるのかを知りたいし、明るみに出た改ざんが氷山の一角というのは実に恐ろしくも感じる。

でも、年金もらっている人でもそうでない人でも、自身の記録が正しいということを把握している人って、どれぐらいいるんだろうね?
正直言って、国なんて頼りにならないと思っている。
自身を頼みにやっていくしかないわけで。

(参考)商品相場
純金 776.80(▼42.20)
原油  49.28(▼ 5.15)

2008/12/01(月)   オペラハウス

grp1201011204.jpg 600×450 38K
やっぱり綺麗な画像のほうがいいな。
でも快晴だとまばゆいばかり反射して、フレアは綺麗だけどオペラハウスそのものはよくわからなくなっちゃうんだよね〜〜

これぐらいがいいのかな?
(2008年3月2日 筆者撮影。場所はハーバーブリッジとオペラハウスの中間から。)


今日の社説。

信濃毎日:世界エイズデー・年金改ざん

毎日:政府税調答申・内定取り消し
読売:道路整備計画・産科医療補償
産経:道路整備計画・内定取り消し
朝日:米軍撤退・柔道改革
日経:ネット配信とTV・需要喚起政策

毎日。

> 採用内定は企業と学生との労働契約に当たり、取り消しは合理的理由があると認められる場合に限られるとの最高裁判例がある。地裁レベルでは、企業が経営上の理由で内定を取り消すには、正社員の整理解雇と同様▽どうしても人員削減が必要▽努力しても他に方法がない−−などの厳格な要件が必要だとの判断も示されている。要は、よほどのケースでない限り、取り消しは認められないことを企業は肝に銘じるべきだ。

いまはまさに、そのよほどのケースなんだろうね。
その内情を見せると経営がさらに悪化する場合、致し方ないとも言える。
「破綻の危機にある」という日銀の内部データが流出して、取引中止や即日現金決済を相次いで迫られて倒産した企業があった。これも完全な風評被害。
民間の景況感の悪さを身にしみて分かっている新聞社らしくない論調と思ったが、どうだろう?
今回でも表では学生の肩を持っていながら、裏では中小企業や一部業種の景況感悪化は深刻なもの、と書いているのだから。
正義の味方顔していればいいのだろうか。

産経の結論。

>  忘れてならないのは労働者は景気回復のカギを握る消費者でもあるという視点だ。政府は緊急雇用対策本部を設置し、失業者らの早期再就職支援を始めた。企業も安易な雇用調整は結局、自らの首を絞めると思いを致すべきだ。そうなっては元も子もなかろう。

結局新聞社ってのは、倒産や破産などという目に見える形で結果が出ない限り、断定的なことは書けないのだろうか。
それとも、分かっていて知らぬふりをしているだけなのだろうか。


私見ですが、新卒採用時期がどんどん前倒しされ、2年前に決まったりする事例もあるということがおかしいと思わない?
採用枠が早期にはっきりすることや、優秀な人材を青田買いできることなどから企業側にはいいことのように映るけど、内定が早く決まった学生はたるんでしまう傾向にある。
それは企業にとってはよくないことだし、今回のように急速に景況感が悪化するおそれもある。
新卒採用に関する協定を見直して、違反に厳罰を科して就職活動時期をもう半年ぐらい遅らせることが日本全体の利益につながると思うのだが、気のせいだろうか?

‥‥っていうか、もっとはっきり言えば2年前に進路を決める学生なんて、優秀でもなんでもないわな(笑)
世の中を知らなさすぎだと思う。
いつの時代も無知は自信を祟るというのに。


余談だけど読売の社説の見出し。

> Road plan must reflect new traffic forecast

reflect a new traffic forecastか、あるいはnew traffic forecasts。
常識的には前者。a forecastという言い方は定番だからね。
information, furnitureやequipment並みに冠詞にうるさい単語なのに・・・・(笑)

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