今週の市場サマリー

<猛毒は蜜の香り>
新聞には、新聞社に不都合な記事は掲載されない。それにしても、最近の割引率は異常ではなかろうか?

2012/6/2より、規模を縮小してお送りしています。
2015/11/10より、土曜日のみ定期、その他は不定期に政治ネタをお届けします。

2017/06/15連載を終了させていただきました。ありがとうございました。

2007/02/28(水)   

28日の社説。

毎日:君が代判決・日本版NSC
読売:君が代判決・日本版NSC
産経:君が代判決・日本版NSC
朝日:君が代判決・日本版NSC
日経:君が代判決・日本版NSC

個人的には君が代も日本版NSCもどうでもいいので、今日はお休み。
とはいえ、なんで全国紙全紙がこれを取り上げるの???とちょっと思ったりした。
これじゃ突っ込みどころがない(笑)

2007/02/27(火)   ガス中毒死

27日の社説。

毎日:日本映画・嫡出認定
読売:イノベーション25・ガス中毒死
産経:教育再生法案・新聞記者の倫理
朝日:衛藤氏自民復党・人権メタボ発言
日経:イノベーション25・教育再生法案

読売に絡んでちょっと書いてみます。

CO中毒で死ぬと一酸化炭素中毒と言われるのに、CO2で死ぬと窒息死になるんだよね。
なんでだろう?
最近は二酸化炭素に関する科学研究が盛んです。
もっともそれは、グリーンガス効果とか京都プロトコルとか排出権取引などに負うところが大きいのだけどね。

で、特に超臨界のCO2を使った研究の論文を読むと、「CO2は無害だ」と書かれていたりする。
いや無害って、それはどうかな・・・と思うわけです。
窒素という空気中の8割を占める元素はみなさんご存知だと思います。
何の役にも立たないようですが、窒素しかないと死んでしまう。
いわゆる「窒息」ですね。
窒素だって毒だって言えば毒なのだから、二酸化炭素なんてもっと毒なんじゃない?と思ったりする。
実際、一酸化炭素の比ではないとは言え、窒素よりはるかに低い空気中濃度で人間は意識を失ったり死んだりしてしまうのだから。

2007/02/26(月)   ヤマハ不正輸出

26日の社説。

毎日:安倍内閣支持率低下・アーミテージ報告
読売:ヤマハ不正輸出・三洋粉飾決算疑惑
産経:ヤマハ不正輸出・病気腎移植
朝日:米軍再編法案・看護新基準
日経:中進国視点の地球温暖化

無人ヘリを輸出していたとしてヤマハに取調べが入った模様。
日本には軍需産業が全くないのか?という単刀直入な問いはタブーなので答えるのはやめるけど(笑)、さすがに輸出してはいかんだろうに・・・
もっとも、ヤマハ側がやりきれない気持ちになるのも分かる。
だって、今回はリスト外の無許可輸出だから捕まったけれど、なんだかんだ言ってあらかじめ許可を求めようとしたところで、結局はなんだかんだで当局にうやむやにされそうな気がするもの。
それが日本政府クオリティ!
まさにSJQ!って感じでしょうか?(意味不明)

2007/02/25(日)   文法が変だよ?(笑)

25日の社説。

毎日:新聞記者の倫理・東京都知事選
読売:情報収集衛星・新聞記者の倫理
産経:情報収集衛星・拉致問題
朝日:夕張市再建・新型インフルエンザ
日経:情報収集衛星・イラン核疑惑

読売のこの部分。英語のほうは何もなかったのに、日本語のほうは・・・

>  機密の塊ともいえる衛星だけに、外国のロケットに打ち上げを依頼することはできない。

正しい・・・のだろうか。
大筋では正しいけど、厳密に言えば違うよね?
言ってる意味が分かりにくい。
単純に「外国に衛星の打ち上げを依頼することはできない」って書けばよかったんじゃないの?

とは言え、英語版も誤りはあるのですけれど(笑)

2007/02/24(土)   赤ちゃんは物なのか?

24日の社説。

毎日:イラン核問題・赤ちゃんポスト
読売:イラン核疑惑・鹿児島談合裁判
産経:赤ちゃんポスト・鹿児島談合裁判
朝日:ガス中毒死・鹿児島談合裁判
日経:日米会談・地球温暖化

産経の一番最後。

> なお、「赤ちゃんポスト」という呼び方には疑問も感じる。赤ちゃんは物ではないのだから。

子供の面倒を見ることは親として最低限の責任だと思うのですが、今の日本ってそうとも言い切れなかったりするんだよね。
悲しい世の中だと思います。

2007/02/23(金)   日米首脳会談

今日の社説。

毎日:監査法人解散・チェイニー来日
読売:防衛機密事項・チェイニー来日
産経:監査法人解散・少子化問題
朝日:統一地方選・アドテックス事件
日経:製鉄業界TOB否決・少子化問題

読売。英語版を読んでいたらちょっと吹いてしまったので。

>  来日したチェイニー米副大統領と会談した安倍首相は、「かけがえのない、揺るぎない、世界とアジアのための日米同盟」と表現した。副大統領は、「同盟に対する米国の揺るぎないコミットメント」を確認した。

コミットメントと言ったって具体的に何をしてくれるかってのはいつも明言してもらえないわけで。
その割りに日本側がしなければいけないことはちゃんといつも言わされていて、時には書面まで取られている。
そして当然のこと、履行をほぼ強制されている。
日本は敗戦国だからある程度米軍に主導権を握られることは仕方のないこととはいえ、あまりにも日本のトップは米国に対して腰が引けすぎていると思います。

毎日のここも気になった箇所。

>  副大統領訪日の主要テーマは安全保障問題だった。それにもかかわらず担当大臣の久間章生防衛相との会談が実現しなかったのは懸念せざるを得ない。

> 久間氏は米国のイラク開戦は誤りだったと批判。沖縄の普天間飛行場移設について、名護市のキャンプ・シュワブ沿岸部にV字形滑走路を造る日米合意案について、一部修正にも言及した。さらに修正には応じない米国の姿勢について「偉そうなことを言うな」と発言した。

実は知人に指摘されるまで、久間さんってのを「くま」って読んでました。
えーっそうなんだ・・・って感じ。
テレビを全く見ないの丸わかりだね(笑)。
英語版で記事を読んでて、「あ、やっぱりKyumaなんだ」って思ってちょっと感動。
って当たり前だけど(笑)

それはともかくとして、久間氏も総理だったら田中角栄のごとく失脚させられているのかな・・・と思ったよ。

2007/02/22(木)   日銀追加利上げ

諸般の事情ってやつで当分更新できません。
しばらく電話線のない環境に移るためです。
復帰は3月15日ごろになる見込みです。

明日のテーマは書かなくても分かるので、今日(21日)のうちに書いておきます。

今日の社説。

毎日:日銀金利上げ・自治体の裏金
読売:日銀金利上げ・放送局不祥事
産経:日銀金利上げ・チェイニー来日
朝日:日銀金利上げ・チェイニー来日
日経:日銀金利上げ

未明では毎日しか出ない。
比較しやすいようにテーマを絞ります。

・金利上げは妥当か?上げ幅は妥当か?

ともに妥当だと思います。
むしろ前回(1月)上げておいてもよかったぐらいじゃないかな?
なぜここまで延ばされたのか、理解できない。

・経済への影響は?

限定的でしょう。
ファンダメンタルズ(経済の基本情勢)は充分、利上げに対応できる姿勢になっている。
企業だってあれだけの低金利時代が続いたにもかかわらず借入金減らしに走っていたので、金利負担が増えるといっても吸収できる範囲だろう。
ただ、個人の住宅ローンだけは別問題。
個人的な話をすると、まずローンで住宅を買うということがありえない。
なぜなら、それはポートフォリオのど真ん中に流動性のない、しかも年々減価していく資産を持ってくる行為だからです。
さらに言うと、変動金利でお金を借りる理由が分からない。
家を買うことの心理的メリットまでおいらは否定しないけれど(金銭的には家購入後60年以上生きる人でなければだいたい損をするのは理論的に証明できる)、それでも固定金利ローンの利率でやりくりできないような家計なのであれば、そもそも家を買うという選択肢が無謀である。
もっと頭金を溜め、月々の返済に余裕が持てるよう、高給取りになっていないといけない。

残念ながら巷には変動金利で住宅ローンを組んでいる人たちもいっぱいいるので、そういう人たちの家計に影響が出ることが予想されます。
どれほどの影響になるかはわかりませんけど。

・更なる利上げはありえるか?

少なくとも参議院総選挙まではないでしょう。
今回も、政府要人の発言は「日銀が勝手にやったこと。失敗しても俺は関係ない。」みたいなスタンスの発言ばかりであった。
本当ならばドイツでコール首相が再選したときみたいに、あるいはオーストラリアでハワードが再選したみたいに、金利を上げられたということは政権への信任にあたると思うのですが、日本ではそうではないからです。
今後、自民・民主とも選挙対策に走ることはみえみえで、景気が減衰する恐れのあるトリガーは引かないでしょう。
首脳陣にとっては橋龍の失敗がオーバーラップしているのかな?

・預金金利は上がるか?

あがります。
大手銀行の普通預金金利は0.1%から0.2%(住友信託は0.2%から0.25%)になります。
定期預金の金利も年0.1〜0.25%ほどあがると思われます。
で、景気情勢を考えるとここ数ヶ月は金利は横ばいだろうけれど、その後はあがるんじゃないかなぁ?というのが個人的な見解。
金利の上昇局面では、長期投資は不利です。
自由満期型定期預金(定額貯金)はともかくとして、ワイドだとか5年以上の定期預金だとかは避けたほうが無難でしょうね。
普通預金で我慢するのがいやなのであれば1ヶ月定期にして様子をみるか、半年定期にするか、あるいは1ヶ月複利の中国ファンド、MMFなどに投資しておいて今後の情勢を見極めるのがよいと思います。

久々にFPっぽい視点から書きましたね。
なんで岩田(副総裁)だけ反対したの?という印象ですが、次の総裁の椅子でも狙っているのかな?(笑)

(私見ですので念のため!個々人の運用成果に対する責任は一切負いません。)
(2月21日記)

2007/02/21(水)   大手監査法人、解散へ

今日の社説。

毎日:山梨日日新聞・小沢氏会見
読売:弁理士改革・小沢氏会見
産経:慰安婦決議案・小沢氏会見
朝日:みすず解散・小沢氏会見
日経:みすず解散・小沢氏会見

小沢氏の会見も評価したいのですが、今日はこのテーマをはずすわけにはいかない。

朝日から。
> 業界4位のみすず(旧中央青山)監査法人は、業務の大半を他の監査法人に移管する。実質的な解体である。カネボウや日興コーディアルグループの不正決算に関与していたからだ。

くるべきときがついにきた・・・・という印象ですね。

中段は一般論がくりひろげられています。
結論に近い部分から。

>  会計士が株主代表訴訟の対象に加えられ、偽った内容の有価証券報告書を出した企業への課徴金も導入された。ようやく制度が整ってきたところだ。

制度が整ってきたと書かれていますが、粉飾決算を発表した企業への課徴金の金額が妥当でないと思います。
それに加えて言うと、会計士が株主代表訴訟の対象に加えられても、監査法人そのものは賠償責任を負うのか否か。
監査法人に支払い余力のない賠償を請求したところで、払えないに決まっているのです。
いくら会計士個人への罰を厳しくしたところで、その罪を覚悟の上であらゆる小監査法人はいんちきを繰り返していて、市場(とくに新興市場)を荒らし続けているのです。
現在までの制度改変ではこの流れに歯止めをかけることにはつながらないと思います。

この手の事件はやっぱり日経のほうが面白いし、視点も優れている。

>  政府は公認会計士法の改正で会計士の独立性や責任の強化を検討しているが、それで十分とはいえない。現実の変化に即応した会計・監査基準の設定、内部統制や企業統治など企業経営者の規律付け、公認会計士協会などの自主規制を背後で支える行政の実力などがそろって初めて、会計・監査の質が向上する。

明らかに朝日より一枚も二枚も上。

結論はもっとすごい。

> 米国は大手会計事務所が消滅したエンロン事件を受け、連邦会社法といえる企業改革法を制定し、企業統治と会計・監査の規律を高めた。安倍内閣は金融・資本市場改革を一歩進めようとしている。大手監査法人の消滅を受け、日本も上場会社を対象にした公開会社法を制定し、資本市場の番人をつくるときである。

日本の場合は、詐欺上場企業(上場企業に限らないが)がかき集めた資金は、自○党の懐に流れていくようにできていますからね。
言わば国のお墨付きなわけだ。
そんな流れを作ろうとしても与党の議員は大幅に反発するに決まっているし、なによりも一番困るのは○倍さんだろう。
小泉時代は政府と与党の指すものが違うから困る、などと愚痴ったものですが、あまりに一体になっているのもどうかな?と思わされます(笑)

2007/02/20(火)   エネルギー危機と食糧危機はリンクする

今日の社説。

毎日:サッポロTOB・病気腎移植
読売:内閣支持率・穀物価格高騰
産経:チェイニー来日・東京マラソン
朝日:内閣支持率・自転車問題
日経:アーミテージ報告・病気腎移植

昨日の補足になるけど毎日。

>  提案時点で790円程度だったサッポロ株に対して825円というTOB価格を提示しているが、安すぎないか。市場のサッポロ株はとっくに提案価格を超えている。このままではTOBに応じる株主は現れないだろう。

> つまり、スティールが本気で3分の2のサッポロ株取得を目指しているのか判然としないのだ。

まあ、焼き直し(即日でないという意味)にしてはよく書けていると思います。

今日も読売がすごいなぁ。
穀物市場が異常な高値を続けていることに関する社説です。

> 原油価格の高騰で、代替エネルギーの開発が叫ばれ、植物から合成するバイオエタノールが脚光を浴びている。
(略)
> このため、従来は飼料や輸出に回されていたトウモロコシが、エタノール生産に向け大量に使われるようになった。

ブッシュのイラク戦争を日本は支持したんだから、穀物相場の上昇に対して責任を負うべきは日本政府である。
といわれても、説得力を感じるなぁ。

もうひとつの視点を述べておくと、日本にはバイオマスなどを変換できる技術はあるにせよ、諸外国(途上国を含む)との技術力の差がほとんどないことが問題なんですよね。
もし日本の技術力(エネルギー変換効率)が飛躍的に高いのならば、日本に輸入してから変換するか、あるいは日本企業が生産国でプラントを作るかのどちらかに決まっていますから。
現状はどちらでもないもの。
日本は太陽エネルギーばっかりに気をとられていて、あまりにも他の代替エネルギー開発がおろそかになっていると思います。

結論。

>  安い価格で大量の穀物を輸入できた時代は終わりつつある。日本も飼料用作物の増産などを真剣に検討すべきだ。

生産的なすばらしい提言。
いつまでも輸入し続けることができるなんてことは、この人口増世界(日本ではない)を考える限り、ありえないことです。
まさにその通りだと思います。

2007/02/19(月)   中国資源外交

今日の社説。

毎日:クラスター爆弾・飲酒運転問題
読売:成長力底上げ・中国資源外交
産経:マニフェスト・中教審
朝日:東京マラソン・超新星発見
日経:地球温暖化

毎日の飲酒運転の社説から。

>  法定刑の引き上げには、故意犯と過失犯とのバランスを考慮する必要もある。確かに、飲酒運転の恐ろしさが周知されているはずの今もなお、酒を飲んでハンドルを握る運転者らには許しがたいものがある。過失犯とするには異論もあるが、だからといって明確な犯意を抱いて犯行に及ぶ故意犯より重い刑に処することには問題なしとしない。とすると、交通事件での厳罰化が進めば、刑事裁判の判決が全体的に引き上げられる結果を招きかねない。現に兆候も認められるが、長期的な視野に立ち、厳罰が受刑者の社会復帰を困難にすることなどを勘案すれば、治安などに不都合も生じる。社会に害を及ぼす人は隔離すればいい、という発想にも危うさが伴う。

へぇ。
こういう視点を持っていなかったので、参考になります。
産経なんかは特にそうだけど、こういう視点を指摘する向きってほとんどないですからね。

今日の白眉は読売の資源外交の社説。
最初のほうから。

>  アフリカ8か国歴訪を終えたばかりの胡錦濤国家主席自ら、そうした変化を外遊先で体感できたことだろう。中国は自国の利益を最優先してきた資源外交の修正を迫られようとしている。

今までどういう姿勢であったのか、そしてそこからどう向かいつつあるのか。
バランスよくまとめているいい社説だと思います。
英語版をお奨めしておきます。

2007/02/18(日)   小売業界まで再編?

今日の社説。

毎日:成長力底上げ・日中関係
読売:百貨店再編・介護放棄死
産経:成長力底上げ・鳥インフルエンザ
朝日:格差社会・女性の台頭
日経:邦画復活・リンナイガス器事故

読売。最近、合併ネタが多い気がします。
日経の牙城を侵略するつもりなのだろうか(笑)

> ともに老舗として知られる大丸と松坂屋が経営統合に向け、交渉を始めた。実現すれば、売上高が1兆2000億円近い最大の百貨店グループが誕生する。

これは知らなかったですね。
三越、伊勢丹、高島屋といった大手もいろいろな策を取るべく、苦慮していますからね。
消費スタイルが変わったことが百貨店低迷の一因でしょうか。
しかし、好調といわれ続けていたコンビニ業界も一進一退の情勢になってきていますから、こちらのほうも再編の動きが出るかもしれないですね。

今日の結論は無難だし、その通りだと思います。

>  大丸と松坂屋の統合交渉は、流通業界全体を巻き込んだ大再編に発展していく可能性もある。

2007/02/17(土)   TOBの成算は?

今日の社説。

毎日:三菱UFJ処分・潜水事故報道
読売:三菱UFJ処分・サッポロビールTOB
産経:東京マラソン・麻原の弁護人
朝日:防衛情報流出・ブッシュ政権
日経:格差社会・防衛情報流出

サッポロビールの筆頭株主であるスティールが66%超の株式取得を目指している。
でも、こんなのをまともな動きだと捉える向きがどこにあるのだろう。
言わずと知れたポジショントークでしかなく、要は「今もっている19%の株をできるだけ高く売りたい」というのが本音ではなかろうか。

理由その1.
>  スティールは、やはり大量の株式を保有していた明星食品に対してもTOBを仕掛けた。明星が日清食品に支援を求めた結果、日清による明星株のTOBに応じる形で、高値で売り抜けた。

そうそう、このときに36億円の利益をあげたんですよね。
二番煎じを狙っているとしか思えない。

理由その2.
>  提示された買い付け価格は、サッポロ株の過去1か月の平均終値より約12%高い825円だ。証券界には「この程度の割り増しで、どれだけの株主が買い付けに応じるか疑問」との声が多い。

1ヶ月平均終値は12%高いものの、昨営業日と比べるとたったの4%ほどしか高くない。
本気で買い付ける気ならば、もっと高い値段を指示するはず。
なぜそうしないか?
本当に買えてしまうと困るからだろう。
明星のときと同じように、どこかの企業が割って入っていって欲しいんだろうね。
スティールに日本のビール企業を経営できる手腕があるとも思えないし、日本市場の利益率で満足できるとも思えないし。

結論。どうもずれている気がする。

>  だが、野村証券金融経済研究所によると、買収防衛策を導入した上場企業は190社、全体の5%しかない。買収劇が頻発する中で、あまりにも無防備だ。

まっとうな経営をしている企業が少ないということを暗示していると思うのですが。
株価のために必要なのは奇策でも買収防衛策でも決してなく、まっとうな経営。
ただそれだけなのです。
個人的には買収防衛策を検討するぐらいなら、まっとうな経営のために時間を割いてもらいたいものだと思います。

2007/02/16(金)   実感なき4%成長

今日の社説。

毎日:月探索計画・GDP速報
読売:宇宙実験・GDP速報
産経:八甲田雪崩・GDP速報
朝日:国際刑事裁判・災害と高齢者
日経:飛鳥会事件・GDP速報

GDP速報値が発表されて、予想外の数字だと捉える人たちが多かったものの、なぜか先月よりも利上げを支持する人が減っている・・・というのがなんともね。
あるストラテジストは「自民党があげさせないだろう」と言っていた。
悲しいなぁ。

今度の日銀会合は20・21日に行われるのかな?
普通に考えれば利上げされるはずですが、はたまたどうなりますやら?

2007/02/15(木)   ため息がとまらない。

今日の社説。

毎日:パート労働法・教研集会
読売:合併基準緩和・マニフェスト
産経:宇宙実験・リンナイ器事故
朝日:放送行政・春闘
日経:米露関係・春闘

読売のげんなりする社説から。
中身が悪いんじゃなくて、施行される法案が悪いんです。


>  5月には、外国企業が日本の子会社を通じて日本企業を買収する「三角合併」も解禁される。

なぜこんな愚かな法案が施行されることになるのか心底理解できないね。

> 外資の買収攻勢に対抗するには、それなりの規模が必要だ。国内企業にとって現行基準は足かせだっただけに、改正は大型合併を後押ししそうだ。

改正が後押しするのは大型の対等合併ではない。
大型の被吸収合併である。
そんなこと、火を見るより明らかだもの。
で、そんなことが相次いだらどうなるか。
日本人の国富は海外に流出し、労働者は日本人、利益は海外・・・・
このありえないスキームが整うことになるんだよね。
そんなものを国主導で行うなんて本当に理解できないわ。

2007/02/14(水)   六カ国協議

14日の社説。

毎日:格差社会・六カ国協議
読売:国会答弁・六カ国協議
産経:巡査部長殉職・六カ国協議
朝日:国会答弁・六カ国協議
日経:政策金融改革・六カ国協議

六カ国協議の結果、北朝鮮が核開発を停止、あるいは縮減する見返りに5ヶ国が重油を供給するという結果になった。
しかし、核縮減の対象になるのは、あくまで北朝鮮が自ら認めたものだけなんだよね。
こんな尻切れ条約で満足させられていては、先もおぼつかない。
だいたい同じようなことを何度されているのだろう・・・という印象である。

重油にしても食料にしてもそうだけど、底辺にあたる北朝鮮国民には到底行き渡らないし恩恵も蒙れないのだ。
そろそろ北朝鮮という国家を支援することを考えるのではなくて、北朝鮮国民を支援することを考えてはどうだろうか。

え?なになに?そんなこと言ったらイラク戦争と同じだろ!って?
いや違います。
イラクには資源がある。
でも、北朝鮮には資源がないからね。

2007/02/13(火)   新聞休刊日

お休みをいただきます。
ご海容願いたい。

2007/02/12(月)   G7為替水準共同声明

今日の社説。

毎日:国外代理処罰・日本航空再建
読売:G7・京都の景観
産経:携帯新時代・異常気象
朝日:G7・郵政民営化
日経:G7・日本のパソコン業界

この記事については、産経が9日、毎日が10日に取り上げています。
9日、10日の両日に開かれたG7(先進7ヶ国、財務大臣・中央銀行総裁会議)において、円が名指しこそされなかったものの、安すぎるとして批判を浴びた問題です。

開催前に取り上げた産経(9日)の結論から。

>  選挙を控え、政府・与党は「景気を冷やす」と利上げに強い拒否反応をみせているが、こうした問題にも目を向けるべきだ。実際にG7が円安是正を打ち出したり、日銀の金融政策に注文をつけたりする可能性は低い。しかし、G7での議論は、居心地の良い円安、超低金利の抱えるリスクを洗い出す好機である。

どうだろう・・・・
名指しこそされなかった、という意味では正しいが、実際には円安是正を求められたに等しい。
それこそ次回の日銀会議では金利上げを迫る動きがさらに強まろう。
前回でさえ3−6であった。総裁、副総裁を除けば3−3であった。
もう利上げの時期に来ていると思いますね。

それよりも、産経のこの部分。
金融業界の人には周知の事実ですが、巷でどれほど認識されているのだろう、と疑念も抱くので、あえて引用します。

>  円安の背景には日銀の超低金利政策がある。景気回復を受けて連続利上げした欧米との金利差が広がった。低利の円で資金調達し、ユーロやドル建ての資産で運用して金利差をかせぐ「円キャリー取引」が増えたのだ。

1日遅れた毎日。

>  また、リスクに対する感覚を磨く必要があるのは、個人についても言えることだ。円安の原因とされる円資金を外貨に換えて運用する「円キャリートレード」の主役は個人に移っている。超低金利を嫌い投資信託などを通じ、巨額の個人資金が高利回りをうたう外貨での運用に向かっている。外国為替証拠金取引も活発だ。

さらに読売から。

> 一方、G7声明が、巨額資金を運用するヘッジファンドの監視強化の必要性を指摘した点を評価したい。
> ヘッジファンドが低金利の円資金を調達し、高金利の外貨建て資産に投資して稼ぐ「円キャリートレード」が増えている。円安の要因でもある。

朝日は載っていなかったが日経。

>  G7会議では、最近のユーロ高で輸出競争力の低下に苦しむ欧州勢が、特に円安に懸念を表明した。米欧に比べ低い日本の金利で円を借りて金利の高い他国の金融資産などに投資する円借り(円キャリー)取引も、円安を助長していると問題視する声も出た。

基本的に金利が安いということは、通貨が安くなる、ということを意味しますからね。
しかし経済は生き物だから、あれだけ低金利で張り付いていても1ドル80円だなんてとんでもない水準にまで落ちたりした。
それでもやっぱり長期で見れば落ち着くものです。
現在の円安は自然現象でなったのではない。
政府の政策の結果、また日銀の金利政策の結果として、なりうるべくしてなったものなのです。

この円キャリー取引の話をなぜ4紙からわざわざ引用したかというと、日本で低金利政策が実行されていることをもとに調達された巨額の資金が世界の金融市場を荒らしていて大問題になっているということを知っておく必要があるからです。
それこそ、バブル時代を思い出す。
あのころ、自己資本比率などを気にする必要がなかった邦銀は高い金利で資金を集めまくり諸外国で激しいシェア争いを繰り広げ、圧倒的な資金力を元に優位に立っていた。
その動きが目に余った海外勢から健全性を疑われバブルは崩壊し、邦銀は凋落の一途を辿った。
再編に次ぐ再編を迫られた13の都銀はたったの3つになった。

今回だって同じ。
主役が銀行でなくて、ヘッジファンドや富裕層の個人に代わっただけで、日本発の資金が世界の市場を混乱させているということには疑いの余地はないのです。
こんな状況が延々と続くとは考えにくい。
そのツケはいずれ、誰かが払わされる羽目になるのだ。

2007/02/11(日)   新エネルギー開発

今日の社説。

毎日:番組捏造問題・リンナイ事故
読売:新エネ発電・少子化対策
産経:大相撲問題・少子化対策
朝日:リンナイ事故・マニフェスト
日経:新エネルギー開発

筆者が理系なので、それを踏まえて新エネルギーに関して。

太陽光発電は、現状ではコストが相当高く、普及には至っておりません。
そのあたりのことは読売ではこう書かれている。

> 例えば太陽光の発電コストは1キロ・ワット時当たり約46円とされ、6円程度の原子力や石炭火力の8倍に上る。

日経ではこう。

> 日本では風力発電は設備大型化、性能向上で、1キロワット時あたりの発電コストが10円近くと石油火力より安い水準まで低下してきたが、発電が風任せである状況は変わらない。太陽光発電は晴天時には安定して発電できるものの、曇天時には稼働は落ち、夜間は動かない。発電コストも40円以上と割高だ。

高いということは、全体における太陽光の占める割合が低くなるということを示唆します。
ちょっと古いデータしか手元にないのですが、2000年現在、日本の総発電量は100GW。太陽光発電量は20MW。
計算すれば分かりますが、全体のわずか0.02%に過ぎません。
その太陽光に風力、地熱、波力、バイオマスなどすべて合わせても1%ほどにしかならない。

その自然エネルギーのうち、どれがもっとも伸びしろがあるのか。
それは国によって異なりますね。
オランダやドイツならば風力発電が有利。
しかし日本の場合はヨーロッパほど風力は有利ではないため、どうしても視点が太陽光に偏ってしまう。
日本は太陽光発電パネルの過半のシェアを持っているのですが、現状では期待薄なんですよねぇ。

> だが、太陽光発電は日照時間にも恵まれた日本では拡大余地が大きい。技術面でも原料であるシリコンの使用を大幅に減らしコストを削減したパネルや集光、太陽追尾の設備と組み合わせたパネルの開発が進み、新たな可能性が広がっている。補助金漬けにしてはいけないが、家庭や事業所への太陽光発電の導入の背中を押すような公的支援を考える必要がある。

日本で日照時間が長いというのは分かるんです。
しかしどれだけコストを減らしても、費用対効果は未来永劫、割に合わないのではないか。
こういう可能性という言葉は曲者で、本当に国のお金(補助金)を騙し取るためだけに使われているのではないか、と思わされますから、ちょっと費用対効果について検討しよう。

太陽光発電のパネルの寿命は、だいたい10年〜20年と言われる。
発電効率は20%程度。
でもこれもやっかいな数字なんですよね。
なぜなら、初期は40%を越えるから。
太陽光発電の現時点でのネックの1つに、稼動するとすぐに効率が半分ほどに低下する、というものが挙げられます。
初期に46%あっても、1ヶ月もして安定稼動の域に入りだすと22%しかない。
それはともかく、太陽光発電パネルを作るのに必要となるエネルギーの量と、その太陽光発電パネルが生涯に生み出すことのできるエネルギーの量を見比べて、エネルギー生産量のほうが高ければ割に合うということができますね。
換言すれば、遠隔地に設置された太陽光発電パネルが、なにもすることなく増殖できる。
利息がついたみたいにね。
しかし現状でそんなことができるわけもない。
所詮は夢物語です。

太陽光発電が割に合う(生産>製造)時代がもし来るのなら、もう現在の世界のエネルギー問題は解決したも同然ですね。
生産エネルギー>製造エネルギー、を実現できるかどうかは専門家でもまちまちで、永遠にそんな時代はこない、という人もいる。
しかしもしできたとしても、今度は別の問題が生じる。
全世界の消費エネルギーを賄えるだけの設置場所が確保できるかという問題と、原材料が足りるかどうかという問題である。
原材料は基本的にシリコンなど安価で、地球には大量に含まれているものだけど、用地の問題は無視できないからね。
例えば日本で消費するエネルギー総量を太陽光だけで賄うためには、四国より広く九州よりやや狭いぐらいの土地が必要になる。
日本のような海洋国家なら海上に作ればいいじゃないか、というかもしれませんが、イスラエルのような国だと無理ですね。

(1)生産エネルギー>製造エネルギー が成し遂げられるか
(2)設置場所を確保できるか
(3)原材料が賄えるか

個人的には3つとも疑問。
しかし、太陽光発電が持続的な発展を担保するためには、すべて解決されなければならない。
それが可能かどうかは現時点では分からないが、問題は山積みである。
ブレークスルーが必要とされるのは間違いない。

太陽光発電の費用対効果の話はこれで終わり。

それに比べて、前述のように風力発電のほうはコストも安く済む(それでも火力より高いですが)。
しかし風力のほうは設置場所が厄介である。
あと、風が吹かない日はどうにもならないため、発電量が一定しないという欠点もある(太陽光は夜間は駄目ですが雨の日でもそこそこ変換できる)。

地熱発電は風力と違い熱源が安定しているのは利点ですが、いかんせん大規模なものはないため、どうしてもコストが高くなってしまう。


というように、新エネルギーも一長一短。
将来的にどうすればいいのか、といえば、やはり主軸は火力や原子力などで賄い、風力や地熱などはそれらを補完する存在としかなりえないのかもしれませんね。
太陽光発電はブレークスルーがあれば火力や原子力に取って代われる主軸になりえる。
しかしそれが成し遂げられるまでは、風力や地熱などと同様、火力や原子力の補完として局地的な利用のための存在にとどまるでしょうね。
例えば離島だとか山頂だとか、はたまた電卓や時計だとかね。
今後のエネルギー戦略としては、太陽光を主軸に持ってくる研究も結構なことだけど、風力発電のデメリットをうまく低減する研究も必須だと思いますね。

2007/02/10(土)   パロマに続きリンナイ製給湯器でも死亡事故

今日の社説。

毎日:予算審議・G7
読売:米軍再編特措法法案・衆院予算委員会
産経:米軍再編特措法法案・日教組教研集会
朝日:在外被爆者・ポルノ教師
日経:番組捏造問題・夕張市破綻再生

社説に出ていないのですが、リンナイ製の給湯器で一酸化炭素中毒事件が起こっていた問題について。
給湯器と言えばパロマ製のものでもガス中毒事件が相次いで起こって、問題になっています。
ともに名古屋市、というのは関係があるのだろうか?

毎日の記事を引用します。
www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070210dde001040060000c.html

> リンナイ湯沸かし器事故:不具合、99年に把握 CO中毒、公表せず OEM販売の東京ガス指摘後も

> ガス機器メーカー「リンナイ」(名古屋市)製のガス小型湯沸かし器を巡る一酸化炭素(CO)中毒事故で、最初の中毒事故が発生した00年1月以前の99年に、同社は事故機種の不完全燃焼防止装置が作動しないケースがあることを把握していたことが10日、分かった。
> 問題を解決した新型機種を99年12月に発売したが、「新型が普及すれば、同じ問題は起きない」と判断したため、公表や事故機種の点検・回収は行わなかったという。

把握していても回収しない。
それどころか公表もせず、その上点検すらしなかった・・・とはにわかに信じられない事態です。
新型が普及すれば旧型はどうでもいい、というのは恐ろしい考えだね。
各製品の保証期限というものは考えられてないのか・・・

7年前のことですからね。
方や20年以上前から、ということらしいのですが、年月だけの問題じゃないですからね。
やはり、すぐにリコールしなければいけないだろうに。

2007/02/09(金)   夕張市の破綻再生

今日の社説。

毎日:六カ国協議・読書感想文
読売:国外代理処罰・夕張市再建
産経:G7・年金試算
朝日:西村議員有罪・原発データ捏造
日経:地球温暖化・WTO

読売の国外代理処罰の社説を英語で最初読んだとき、何の話なのかちんぷんかんぷん分からなかった。
重要度としてどれぐらいのものなのかなぁ。

それにしても、全国紙五紙の社説が10本全部違うテーマというのがなんともね・・・
西村真悟は有罪判決。それも当然か?

あまり記事に触れる気はなかったけどいつまでもそうなのもアレなので、読売の社説についてちょっと触れます。
夕張市破綻の社説。

>  財政をいかに立て直すか。財政悪化にあえぐ他の多くの自治体が、夕張市を注目している。基本は、夕張市が、借金を自助努力で返済することでなければならない。

そうそう。
ここで国や道が肩代わりする、なんてことをやろうものなら、自治体の財政再建のための自助努力する意欲をそぐ結果になるのは目に見えているからね。
その部分は読売にもこう書かれている。

>  自治体が自ら招いた財政破綻の後始末を国や都道府県が安易に手助けすることになっては、自治体の財政規律が緩み、財政悪化を助長しかねない。

結論が読売のものとは思えなかった。

> 夕張市の財政破綻の要因には、ルールを逸脱する会計処理で財政悪化を隠ぺいし、それを議会も住民もチェックできなかったことがある。
(略)
>  現行の制度では、夕張市のような深刻な事態になるまで、国は手を打つことはできない。自治体の破綻を未然に防ぐ手だてを早急に講じるべきだ。

財政状況のよろしくない自治体もけっこうあると思いますからね。
ザルから水が漏れるような行為は未然に防いでおかないといけませんよね。

2007/02/08(木)   

今日の社説。

毎日:年金試算・マニフェスト
読売:日航の再生・六カ国協議
産経:国会正常化・六カ国協議
朝日:少子化問題・六カ国協議
日経:年金試算・六カ国協議

六カ国協議というものが全く進展が見られない。
見られないというか、見られそうに思えない。
北朝鮮にとっての時間稼ぎのためのツールになっているだけのような気がするのが残念ですね。

2007/02/07(水)   社説盗用事件

今日の社説。

毎日:在外被爆者訴訟・国会正常化
読売:在外被爆者訴訟・日興粉飾決算疑惑・社説盗用事件
産経:北方領土の日・労働基準法改正
朝日:大臣の米国批判・日航の再生
日経:マニフェスト・日航の再生

本当は英語版の読売の社説を引用しようと思ったのですが、日本語記事にしておきます。

ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070206i114.htm

> 山梨日日新聞の社説でも盗用発覚…神戸新聞などから

> 小林論説委員長は社内調査に対し、これまでも他の新聞社などの論調を参考にしてきたとしたうえで、「考えが甘かった」と話しているという。会見した山梨日日新聞の西川勝仁常務は「地方の新聞だから目にとまることがないと思ったのではないか」と話した。

さすがに、全紙をカバーするのは不可能ですね。
ここでも地方紙特集をすることがあるけど、1年に1度ぐらいのものだからね。
徳島新聞、神戸新聞、北国新聞あたりの社説は好きですけど、やっぱりどうしても地域密着の記事が多くなるから、社説だけで主要事件を分かりやすくまとめてしまおうという自分の野望は実現できないね。

それにしても甘い考え。
盗用してもばれないと思っているのが信じられなかったりします。

2007/02/06(火)   著作権の問題

今日の社説。

毎日:EU拡大・水産業再生
読売:東証業務提携・製薬業界再編
産経:教育再生会議・中国調査船
朝日:日興粉飾決算疑惑・昆虫の科学
日経:コソボ独立・二県知事選

ここしばらくは気合を入れてニュースを書いていたのだけど、どうみても盗作としか思えない文章に出くわす。
そんなわけで、最近はまともに書いていない。
で、その動きが止まったらまた書き始める。
いまは、その動きをとめるために更新を故意に怠っています。

掲示板だって同じ。
盛り上がる時期と盛り上がらない時期が繰り返されるという意味でね。
昔は、本当に山ほど投稿されていて盛り上がっていた。
でも自分の目的は盛り上がらせることじゃないからね。
WEBページそのものもそうですが、掲示板だって閲覧数・投稿数が少ないほうが幸せです。
理由は長くなりますから過去ログでもご覧ください。


にしても、以前書きましたけど三国志の文章とかだと別にどうみても盗作だろうが気にはならない。
金銭的な価値に換算したってほとんど0だもの。
でもね、フリーターフリーライターやジャーナリストにまじめな文章を盗作されるのはちょっとなぁ。

ちょっと、無断リンクの話をします。
各サイトにはサイトポリシーがある。
例えばうちは無断リンクとかを全然制限していない。
でも、それはこちらから無断リンクをしまくっている、という意味ではない。
もちろん全然していないけれど(笑)。

さて、世の中には無断リンクを禁止するというサイトも少なからずあります。
個人的には「日本語、おかしくない?」と思うのだけど。
なぜなら無断リンクを禁止するというポリシーは、自分のサイトのポリシーでは決して無くて、他人のサイトのポリシーを制限するものだからです。
別に個人がなにを書こうが勝手だとは思いますが、でもそのことは赤の他人に自分の主義主張を押し付ける権利を持つ、ということではありません。
「無断リンクをしません」というポリシーなら理解できますが、「無断リンクをお断りします」という書き方は、あまりにも傍若無人だと思います。
無断リンクがそんなにいやなら閉鎖系でやるとか、少なくともインターネット以外の場所ですべきです。
(もちろん、世の中にはリンクの下手な人間もいっぱいいるので、リンクに付随する行為が悪質である、ということも多いのですが。例えばフレーム内にリンクをしたり、著作権表示が適切に表示されないようになっていたりなど)


別においらは無断リンクを制限していない。
ほかの人が文章を書く上でうちの文章が役に立つんならどんどんとしてもらったほうがいいと思う。
古い文章だけど東風荘のRの計算とか、本当にそうだからね。
もう表からたどり着く人なんてほとんどいないけど、アクセス数はかなりある。
ほとんど直リンで見ているんだよね。
別にそれは構わない。相手も「せっきーの●●という文章によると・・・」と書いてくれているし。
リンクは勝手にしたらいいと思うけど、文章は著作権物だからね。
WEBで文章を見られるということと、著作権を無視するということは全くの別物。
ごみのような文章ばっかりだけど、残念ながら著作権は放棄していません
そのため、紙媒体や磁気メディア、とりわけ一般誌への転載は違法行為です
また、リンクは自由ですが、リンクの方法によっては著作権を侵害することもありえます
そこのところ、よろしくご理解くださいますよう、ご注意申し上げます。

2007/02/05(月)   二県知事選

5日の社説。

毎日:団体賃金交渉・二県知事選
読売:愛知県知事選・淀川流域委員会
産経:自爆テロ対策・二県知事選
朝日:NHK受信料・二県知事選
日経:地球温暖化(シリーズもの)

与党の1勝1敗。
しかし、与党の勝利で終わった愛知県知事選も結果は相当肉薄しており、柳沢発言の波紋は大きかったと思わせるものだった。
今後は夏の選挙に向けてリップサービス合戦になるんだろうけど、冷静に政策を見極めて投票したいものです。

2007/02/04(日)   

4日の社説。

毎日:無資格助産・東京大気汚染訴訟
読売:地球温暖化・番組捏造問題
産経:対日投資・反ドーピング
朝日:円相場動向・無資格助産
日経:金融市場改革・IT競争力強化

2007/02/03(土)   

3日の社説。

毎日:マネーローンダリング・地球温暖化
読売:被害者参加裁判制度・車輸出加速
産経:WTO交渉・国会論争
朝日:地球温暖化・衛星破壊実験
日経:M&Aと公取委・敬語の使い方

2007/02/02(金)   

今日の社説。

毎日:原子力発電データ改竄・柳沢不適切発言
読売:無資格助産・野党審議拒否
産経:原子力発電データ改竄・プロ野球キャンプ
朝日:野党審議拒否・被害者参加裁判
日経:原子力発電データ改竄・マグロ会議

毎日の社説に賛成。
その部分を引用するのみで終わらせていただきます。

>  しかし、双方の政治的思惑は別として、改めて考えないといけないことがある。果たして柳沢氏は厚労相として適任かどうかという問題である。

> 既に指摘した通り、発言は女性蔑視(べっし)観を思わず露呈したものであり、女性の尊厳を傷つけた。配慮を著しく欠いただけではない。「(女性という)産む機械、装置の数は決まっている。あとはひとり頭でがんばってもらうしかない」という発言の根底には、戦前の「産めよ、殖やせよ」、つまり国のために女性はみな子供を産むのが当然だという考え方があるのではなかろうか。

大臣としての資質に著しく欠けていると思います。

2007/02/01(木)   「にっこう」は消えてしまうのか?

今日の社説。

毎日:看護婦不足問題・被害者参加裁判制度
読売:中国残留孤児・原子力発電データ改竄
産経:中国残留孤児・被害者参加裁判制度
朝日:中国残留孤児・テレビ番組捏造問題
日経:日興粉飾決算疑惑・被害者参加裁判制度

日経の社説。

> 日興コーディアルグループの不正会計問題は粉飾決算の疑いが濃厚になった。日興が社内に設けた特別調査委員会の報告書は、特別目的会社を使った利益の水増しは意図的で組織的だったと断定、問題の会計処理に関与した当時の経営陣の責任も免れないと明言しているからだ。

日本のニュースはNHKの朝のニュース(こちらでも朝5:25から30分間、前日のものが放送される@28ch、火曜〜金曜のみ)と社説以外は全くみていないので助かりますね。
粉飾の疑いが濃厚になった・・・と。
山一の末期と同じでいくつもいくつも問題が次々に沸いていただけに、いよいよ本丸炎上か?と思わされます。

ただ、ちょっと引っかかったのは次の部分。

> 大手証券の日興は証券市場の担い手として上場会社を指導する立場にあり、米国流の取締役会改革などで企業統治への積極的な姿勢をアピールしていただけに、経営責任は重大だ。

大手証券の、という形容詞は日興という言葉を修飾している。
米国流云々という句も同じである。
単純化して言えば「日興の経営責任は重大だ」ということですよね。

別に大手でなくても・・・例えばKOBE証券とかライブドア証券とか楽天証券とか、と具体名を3つあげながら実は数え切れないほど例があるのだけど(笑)、大手じゃない証券だったら上場企業を指導する立場にないのかな?あるいは経営責任は重大じゃないのかな?
そうじゃないよね。
どの証券会社だろうが、もっと言えばどの企業だろうが粉飾決算は重大な事件。

-> 証券会社は上場企業を指導する立場にあり、一連の粉飾決算の疑惑にかかる経営責任は重大である。
-> 日興は大手だから尚更である。

どうだろう。元の文のほうが分かりやすいだろうか。

結論も、ちょっとずれている気がする。

>  日興の粉飾疑惑は一つ一つを取り出せば会計基準があいまいな点を突いたグレーな行為だが、全体をみれば悪質な操作という点で、ライブドアが行った市場の乱用に似ている。

ライブドアの行為はグレーな行為も多かったけれど、それらは裁判などで白と判断されましたよね。
ライブドアは明らかに違法行為を繰り返していた。黒だった。
しかもそれは、会計が分かる人なら誰もが容易に知ることが出来た。

それに比べると、日興の今回の疑惑は違うよね。
会計に精通している上にEDINET(有価証券関連の報告書)などを毎回のように精査すれば分からなくもないかもしれない。
でも、基本的に分からないもの。
ライブドアと違って関連会社が膨大にある上に、証券会社特有の会計処理方法がまた厄介な代物だからです。


なにはともあれ、この日経の社説を読んで「はぁ?」と思ったのが第一感。
なぜなら、グレーな行為ということと悪質な操作ということにどれだけの差異があるのか、分からないからです。
グレーだから悪質な操作なんでしょ。もし黒なんだったら悪質じゃ済まない、「違法な操作」になってしかるべきだもの。
この日経の社説の結論部をシンプリファイすると、「日興の行為は部分的にグレーだが全体的にもグレーで、ライブドアに似ている。」になる。
意味がわからないね。

あまり日経はこういう朝日みたいな文章(特に結論)になることが少ないだけに残念ですね。
見出しをみてものすごく期待したのですが。

「彼は背が高い。だが、彼はお金持ちだ。」

小学生の文でも読んでいるのだろうか・・・というか、そのままTOEICの問題にできそうだ(笑)

He is tall, _______, he is rich.

(A)because (B)however (C) moreover (D) due to

ここでBを選ぶ人がいったいどれだけいるんだろう?

---

それはともかく、もう一つのにっこう、日本航空はどうなるんでしょうね。
公的融資が入るだとかぽつぽつとは情報は聞いてはいても、いまどうなっているのかなどは全然知りません。
こちらも存続の岐路に立っていることは間違いないのですけど。

過去ログ 2000年01月 
2007年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2008年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2009年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2010年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2011年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2012年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2013年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2014年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2015年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2016年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2017年01月 02月 03月 04月 05月 06月